ここ最近、多くのところでこのオーストラリアの語学学校や専門学校のクローズに伴う記事が散見されます。それは、ご存じの方も多いと思いますが、ある語学学校と専門学校が先日、急にクローズしたためです。ジャパセンにも学校のスタッフの方から当日に連絡があり、スタッフの人たちも急遽発表されたようで、彼らにとっても突然の事だったと話がありました。
昨年5月ころにも大きな専門学校が急遽クローズしました。その時も、多くの学生が影響を受けいろいろと大変だったと思いますし、今回についても同様だと思います。
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学生ビザにて滞在中にこういった事象に出くわすと、ビザ上はまだ滞在ができる状態であるので、不法滞在などの心配はする必要はないです。ただ、代わりの機関に速やかに移行していかないといけません。また、それに伴い、迷惑をこうむってしまう事柄もでてきます。今日は、従って、万が一ご自身の通っている学校がクローズした場合、どのような点を認識しておけばいいのか、そもそもそういった事象をできるだけリスクヘッジができる方法はないのかなどお伝えできればと思います。
人が国を跨って行きかう事で成り立つ留学業界は、旅行業界と同様に、コロナ禍の関係でとても大変な状況です。それは、語学学校や専門学校などの教育機関の運営も大変だし、留学エージェントも然りです。また、オーストラリアで学生ビザやワーホリでいらっしゃる皆さんもアルバイト資金が減っていることもあるでしょうから大変なところもきっとあるのだと思います。
それぞれが何とか生き延びていくために、努力しながら対応をしている状況かと思いますが、外国人である日本人が海外で暮らしていくにあたって、この環境下、同時にリスクヘッジをしていかなければいけない環境でもあると思います。ジョブキーパーなどオーストラリア政府からのサポートが受けられなくなったこの4月から、ますますどこも厳しくなることも考えられます。従って、どんな時でもオーストラリアに来ている留学生の皆さんが、リスクをヘッジし、少しでも前向きに過ごせるように、自己防衛の仕方など今日はお話をしてみたいと思います。
真っ先にご自身の留学エージェントに連絡をして対応を仰いでください。基本的にご自身の留学エージェントがどういったケースでも対応してくれますし、しなければいけません。
ただ、日本の留学エージェントなどでお申込されオーストラリアに来てからのサポートがない場合などは、別途他のエージェントにお願いをして対応をしていくしかありません。学校に直接に対応をする事とも考えられますが、恐らくそれは難しと思います。とにかくできるだけ早めに行動を起こしてみて下さい。厳密にはいろいろなケースがあるので画一的には言いきれませんが、お持ちのビザによって対応が異なります。
ワーホリビザの場合:
オーストラリアの該当機関が介入して残りに授業料分を他の機関(語学学校など)で対応ができる様に動ける場合もありますが、難しい場合もあります。従って、状況によっては残りの授業料等の回収をできるだけ行って下さい。なお、学生ビザの方でも語学学校での学生ビザのケースは、こちらと同様です。ただ、学生ビザの方の場合は、ご自身の学生ビザの期限まで何もしないという事はいけませんので、やはり代わりの機関に速やかに移行しなければなりません。その場合、どこまで払った授業料の回収ができるかという問題が出てくる可能性があります。
学生ビザ(専門学校)の場合:
速やかに他の機関(専門学校)に移行する手続きを踏みます。ご自身の留学エージェントが、代替え案など提示してくれるはずですので、そちらから選択するようになると思います。基本的に通っていた同じコースのある他の機関に移行するようになります。なお、移行する際に気を付けることがいくつかあります。
〇勉強をしてきた内容(Unit)が次の学校に移行できるかどうか
その時までに勉強した内容が新しい学校に移行した時にクレジットの移行ができる様に対応ができます。その際には、例えば、元の学校から、STATEMENT OF ATTAINMENTなどの資料を発行してもらい、新しい学校に提出することで新しい学校で同様のUnitの免除を受けることが可能となります。よって、そういった関連する資料の受け取りが必要です。
〇学生ビザの有効期限の延長が必要になるかどうか
タイミングよく新しい学校でスタートできればいいのですが、各学校によりコーススタートの時期が異なり、従って、しばらく待たなければいけない場合なども発生します。その場合、コースの修了時期が、学ビザの有効滞在期間を超えている場合があります。その場合は、超えている分の学生ビザを改めて発行していかなければならず、当然、学生ビザ申請費用なども別途かかります。よって、できるだけ現在の学生ビザの有効期限までに終わるように学校選びをしていく必要がありますが、仕方のないケースもあり得ます。
因みに、基本的には、既に持っている学生ビザにてそのまま滞在を継続します。そしてそのビザ期限の範疇でコースが終了するのであればそれでいいのですが、そうではない場合は、上記の様に別途超えている分を補うための学生ビザの申請が必要です。
〇新しい学校の費用は別途かかる
新しい学校では、その学校の提示内容、つまり、入学金、教材費、授業料等はかかり、また、上記のクレジットトランスファーをする際にはその手数料がかかります。もちろん緊急事態となるので、多くの新しい学校がその辺の免除や軽減を試みてくれることはありますが、必ずそうとも言い切れません。その場合はどこも責任を取れるところではないので仕方のない事なのですが、新しい学校の選択の際にはそういった情報もしっかり留学エージェントからもらってご判断してみて下さい。
教育機関のクローズは、突然やってくることが多いので、だれにも予測することは難しいところがあります。従って、それが起こってしまったら、簡単に言えることではないのですが、気持ちをなるべく切り替えて落ち着いて、上記の手続きなど、少しでもリスクがないように行動できるように努めるしかないところもあります。
一方で、そのリスクを事前に少しでもヘッジする自己防衛をすることもとても大事になると思います。特に、現在の様なコロナ禍の環境においては、学校のクローズなど十分にあり得る環境だからです。以下に関連するリスクヘッジを紹介してみたいと思います。
授業料の支払い方について
専門学校の授業料の支払い方は、通常各学期ごとに支払をします。従って、万が一その学期の途中で学校がクローズしてもそれ以降の学期の授業料は払っていないことが多いので、それ以降の支払いに関するリスクヘッジはできるはずです。従って、支払い方は、この学期ごとにする方が良いはずです。
実は、この授業料ですが、極論するとお申込時に一括で支払ったりすることも可能です。それはその方がトータルで安い授業料額になることもあったり、早く払っておきたいと思う方もいらっしゃる事もあるからです。もちろんそれを利用することは問題ないのですが、この様に先に払ってしまう事で、万が一クローズとなると、払った分の回収ができない可能性もあります。よって、今のコロナ禍の環境下では、1学期間ごとまたは更なる分割で支払った方が良いかなとは思います。
なお、今回の授業料支払いは、専門学校の場合でお話をしていますが、IELTSコースなど英語学校の授業料は通常は最初に一括となりますが、学校によってはこのコロナ禍の環境下、分割の支払いを許可してくれる時もあるので、その場合は利用してもいいかもしれません。
また、例えば現在のワーホリから学生ビザに切り替えて滞在を延長する場合、当然学生ビザの申請が必要でそのためには、学校からCoEの発行をしてもらわなければなりません。そしてそのCoE発行のためには、事前に授業料の支払いが必要です。学生ビザ申請のタイミングは、最大、今のビザが切れる2週間前程度までには行えればいいです(状況によるのでベストなタイミングはそれぞれ)。よって、CoEの発行のタイミング、つまり学校への支払いについては、それくらいまでのタイミングでギリギリまで待ってもらってもいいはずです。学校によっては、授業料の支払いの期日がある場合があるので、その場合は、予め学校に交渉するように留学エージェントに話してみるといいと思います。
コース開講状況
専門学校のコースは開講が継続されているケースが多いと思います。現在も継続して学習している学生がいらっしゃり、だんだんと学生数が少なくなってきている英語学校とはその点の違いがあるからです。ただ、それでも人気で学生数の多いビジネス系以外のコースでは、どうなるかわからにこともあり得るかもしれません。
また、学生ビザでもワーホリでも英語学校で延長をしたりする場合は、上記の通りにそのご希望されるコースが開講しない可能性もあります。それは、英語学校のコースは、通常は、日本からなど海外から来る留学生が主体で開講されていることが多く、コロナ禍になって1年以上たちますが、当然、多くのワーホリや留学生は帰国をしていますし、また新たにオーストラリアに入国していないので、英語学校の生徒数はだんだん少なくなってきているのが現状です。ボーダーが開けばいいのですが、それまではこのような状況が続くことから、英語学校のコースは、専門学校のコースよりも開講しづらい環境下にだんだんなってきている可能性もあります。
よって、その開講状況もしっかりと確認しながら対応をしていく事もとても大事かと思います。
そもそもの学校選びの見極め
特にワーキングホリデービザから学生ビザに切り替える時ですが、どの学校にするかをしっかりと見極めた方が良いです。どうしても、現在はコロナ禍でもあるので、英語学校でも専門学校でも安い費用の設定をしてオファーをしてくれています。ある意味、良い様にその費用を利用して、通常期では味わえないような授業料で就学することは、悪くないことですので大いに利用をするべきかと思いますが、あまりに安過ぎるオファーを出しているところや、更に割引しますなどしているところは、それこそ何かあるのかもしれないと考えてもいいかもしれません。
今回、クローズした学校はそういったことをしていたわけではないのですが、留学エージェントには多くの英語学校や専門学校から、キャンペーン価格が届きます。そのコースでは通常あり得ないような金額が来ることもあります。そしてその学校があまり知名度がなかったり、学生数が少ない環境下であったりすると、純粋にそのオファーを皆さんに紹介をしていいかどうか悩む気持ちになることもあります。
つまり、安すぎる場合は、問題が起こる可能性も無きにしも非ずなので、そういったことはきちんと見極めて、または分かった上で判断をして対応をしていくことが必要です。
一般的に、一つの目安として、オーストラリア人などローカルの学生が多く通っている学校や、またはインターナショナルの生徒さんを多く抱えている学校は、簡単にはクローズすることにはなりにくいのではと考えることができます。ただ、学生数が多くてもキャンパス数が多かったり、家賃などが多くかかる場合などは、学生数が多くても鵜呑みにはできなところもあります。
留学エージェントでは、それまでの経験から、また密に学校担当の連絡から、”匂い”を感じていることもあり、安いだけで、お勧めせず、慎重に案内をしているケースもあったりしますが、皆さんからもきちんとその辺どうなのかを留学エージェントに確認したりしながら学校決定をしていけるといいのではと思います。
もちろんいろいろとリスクヘッジしたところで、起こるときは起こるので何とも言いようがない事はあるのですが、それでも上記を気を付けながら少しでもリスクヘッジして臨むことが、このコロナ禍の中では必要なアイデアではないかと思います。
いかがだったでしょうか。このコロナ禍の環境ですので、ジャパセンも安い費用のキャンペーン含めて、できるだけいい形で皆さんに案内ができればと思っています。これは純粋には、このコロナ環境下なので、各語学学校や専門学校は、皆さんに少しでも安く授業に参加して頂くために学生サポートの観点からそのようにもしていますが、他の見方をすると、少しでも費用(授業料)が入ってくることでの学校運営を維持する観点から、安い費用設定で対応をしているところもあります。
賢く利用をしていければいいのですが、費用に限らず、多くのところを見ながら選択されるように、是非皆さんも心掛けて対応をされてみて下さい。早くボーダーが開くことを願いつつ、それまではこういったことにも気を付けて、是非いい留学生活に少しでもなれるようにみんなで頑張っていきましょう。尚、今回の学校のクローズにより、どうにも対応ができない方がいらっしゃったらお気軽にお声をおかけください。情報提供含めてできるだけサポートさせて頂ければと思います。
ジャパセンでは、常に英語学校や専門学校との連絡を取りながら、また彼らから来るキャンペーン費用などの情報も吟味しながら対応を心がけています。この学校に行きたいが、実際どうなんだろうなどの疑問点な含めて何かあればお気軽にお尋ねください。
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ジャパセンは、長年、留学エージェントとして運営してきています。上記の様な必要な情報を多く兼ね備えていますし、その情報を基に皆さんのご希望に沿った適した学校の案内を得意としています。
一般英語、J-shineなどの英語教師の資格、ケンブリッジ検定試験、IELTS、ワーキングホリデーの方用のお得なコースなどの英語学校の紹介はもとより、その先の進学、専門学校も対応をしています。ビジネス系の学校に行きたい、手に職系の学校に行きたい、永住権につながるコースの選択など、皆さんの現状と目的に沿った学校紹介をしています。
また、ジャパセンは、オーストラリアのTOEIC公式テストセンターに認定されており、TOEIC公式テストの運営や点数アップのためのTOEIC集中講座、オーストラリアでも加入ができる留学生保険・OSHC学生保険の代理店、帰国後の就職に向けての各種インターンシップ、日本の人材紹介会社、ホームステイの独自手配など留学に必要な多くの事を手掛けています。また、日本語教師を育てるための日本語教師養成講座を開講、オーストラリア人日本語学習者への日本語学校運営及び日本への留学についても取り扱っている会社です。
また、日本には東京と大阪にオフィスを持っているので、日本でもオーストラリアでもサポートができる会社です。
留学に向けて大事なことは、まずは留学をしたいことの目的は何か、それにより将来どうされたいか、などだと思います。ジャパセンではそちらをお伺いして、その目標に沿ったプランを提示させて頂きます。そこには渡航の準備もあるでしょうし、ビザの知識も必要です。また、各学校の特長(地域、授業料、システム、雰囲気など)などもお伝えしながら、良い留学になれる様に、良いコース選択ができる様にサポートをしています。
これから渡航をしようと考えている方、現在オーストラリアに滞在中の方、ワーホリビザを持っていて、その後、学生ビザでオーストラリアでの滞在延長を考えている方など、多くの状況があると思いますが、ジャパセンでアップしているブログ記事やホームページなど参考に、何かあればどうぞお気軽にご相談ください。適切な内容を紹介させて頂ければと思います。
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