英語を使って指導する日本語教師！間接法という技術

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2021.07.13

教育／留学／習い事

BBIジャパンセンターオーストラリア

プロの日本語教師へ！間接法と直接法の指導方法

英語を使う指導方法、間接法で全てのレベルに対応する日本語教師へ

日本語教師になるための日本語教師養成講座を提供しているジャパセンでは、ちょっとユニークな内容を講座に取り入れています。それは間接法という指導方法のことです。

日本語教師になるための資格として、現時点においては大学での主副専攻の修了、日本語教育能力検定試験合格、そしてこの日本語教師養成講座420時間の修了があります。

いずれも日本語教師になるためには必要なとてもいい内容なのですが、それぞれ特徴もあり、また、それにより現在のご自身に適したものはどれであるかなどは、異なる可能性があります。

その中で一般的にジャパセンでは、日本語教師養成講座420時間をお勧めしています。それは、日本語教師に必要な知識（文法、理論など）を習得できることと、指導方法が学習できるからです。

一般的に日本語教育能力検定試験は、日本語教師としての知識を図る試験ですが、その知識を使っていかに教えられるかを図れる試験内容ではないのでその点が難しいところがあり、従って実際、合格したとしても指導に関して自信がない方が多いのではと思います。これは取っている方であれば恐らくご理解いただける範疇かと思います。

大学での主副専攻は大学に入らないと取得できないので、もし社会人の方がとりたいと思っても現実的に難しさを伴います。

そういった環境の面もあるのですが、日本語教師養成講座がいいのは、上記の通りに指導方法も多く学習できるからです。ただ、細かい話をするとその指導方法の勉強の提供がどこまで各養成講座機関から行われているか、ボリュームも質的内容もあるので、本当に充分に指導方法が身につくのかなどは、しっかりと吟味して講座選びはしていければいいのではと思います。この辺の話になると少し長くなるので、今日は本題である、間接法という指導方法に関してお伝えしていければと思います。

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英語を使って日本語を指導する間接法という技術

日本語を指導する指導方法には直接法と間接法があります。直接法はdirect methodと呼ばれるとおりに日本語を使って日本語を指導する方法です。一方、間接法は、indirect methodと呼ばれるとおりに英語などその国の母語を使って日本語を指導する方法です。

私たち日本人が中学校等で英語を勉強したときにおそらく、日本人の先生が日本語で英語を指導してくれたと思います（現在はALTの先生もいらっしゃる学校も多いと思いますが）、いわゆるそれが間接法です。

一方、オーストラリアなどの海外の語学学校で英語を勉強したりすると、ネイティブの先生から英語を使って英語が指導されます。それがつまり直接法です、つまり、教える言語と同じ言語を用いて指導される方法です。

さて、この時に直接法で指導されることと間接法で指導されることを生徒目線で考えたとき、どちらがどうでしょうか。多くの方は、間接法で学習するほうが理解しやすいと思われると思います、特にビギナーレベル程度であれば。

英語など割と何となく皆さんも知っている言語などは、どちらが良いかの判断は付きにくいかもしれませんが、例えばスワヒリ語を勉強したときに、いきなりスワヒリ語のみで指導されたと想像をするとどうでしょう？少しでも理解はできますでしょうか。多くの方は、それは難しいと感じると思います。一方で、日本語を使って指導されたり、説明を加えて頂けると、どうでしょう、スワヒリ語もだんだんと理解できるのではないでしょうか。

つまり、こういったことです。ご自身にとって外国語を勉強するときに、母語を使って指導されると理解しやすいのです。特にご自身のレベルがビギナーから中級程度くらいまでであると母語でのサポートがある方がより明確に理解しやすいはずです。

こういった母語を使って指導する方法が間接法であり、この技術を持っているとより日本語学習者に理解をして頂きやすくなります。

では、直接法ではいけないのか？という事ですが、そんなことはありません。直接法は、ビギナーレベル含めて全てのレベルに対して指導できる指導方法なので、直接法の指導スキルさえ持っていれば日本語教師として活躍をすることができます。英語学校でご自身がビギナーレベルであっても、先生はとにかく英語のみで指導してきますよね。つまりビギナーレベルであってもこの直接法は有効な指導方法なのです。

でも実際には、特にレベルが高くない時だと、間接法で指導された方がより理解は進みやすいですし、その方が、確実に理解できるはずです。それは、その国の母語で文法事項等も説明してくれたりするのでわかりやすいです。もし皆さんが英語を勉強しているとき、仮定法などの文法事項を直接法の英語でずっと説明されてもわかりづらいはずです。やはり母語である日本語で（間接法で）説明を受けた方がきちんと理解できるはずです。

ただ、直接法の方が有効な場合もあります。それは特に中級以上のレベルになってきた場合です。日本語は日本語で学習するほうが、日本語で理解をしていくこととなるのでより現実の日本語を理解しやすくなるためです。例えば、『お疲れ！』なんて言葉は英語にはないですので、該当する英語に置き換えて伝える事はできません。『お疲れ！』は『お疲れ！』なのです。従って、これは日本語でそれを使う場面などを含めて指導していくしかないのです。つまり、直接法はどのレベルに対しても指導ができる指導方法ですが、ある程度理解ができる中級以上の学習者に対しては言語そのもので理解をしていくので、より有効な指導方法となっていきます。

ほとんどの日本語学習者はビギナーレベル

世界では、年々、日本語学習者数が増えています。そして、その日本語学習者の多くのレベルがビギナーから中級程度までです。そうなるとやはりこの間接法の指導方法を知っていると日本語学習者にとても役立つ日本語教師になりえます。

日本にある日本語教師養成講座は、ほぼ、直接法を主体に授業が行われています。それは上記の通りに、直接法さえ知っていれば、指導できるからです。また、日本にある日本語学校など日本語教育機関は基本的に、この直接法が採用されてそれで指導されているためです。

でも、日本は逆ピラミッド型の人口構成から、今後外国人労働者に頼りながら日本国内での労働力の確保に動いていきます。その際には、間接法の指導方法が必要な外国人労働者もますます増えていきますし、また、その家族も来日してきます。

また、オンラインでの指導は今後もますます流行る指導ツールになると思います。そうなると直接法の指導方法のみで日本語学習者のためになるかというと、そうでもなくなってくると思います。また、ご自身としても日本語教師として間接法の指導方法も操れることの方が、指導方法の技術のアピールとして有効かと思います。

そういったいろいろなことを考えていくとこの間接法の指導方法をしっかりと身につけられた日本語教師はますます必要な人材となるのではと考えます。間接法の指導方法を知ることで、よりスキルの高いプロの日本語教師になり得ます。そして、恐らく今後はそういった技術も求められる環境下にだんだんとなってくるのではと感じます。

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間接法を多く学習できるのは通信講座

ジャパセンでは、通学と通信で日本語教師養成講座420時間を持っています。通学はシドニーで行っていますのでシドニーに来て頂かなければいけません。通信はどこにいらっしゃっても受講が可能です。いずれもオーストラリアにある学校なので、また、オーストラリアは主に間接法で日本語を学習しているので、そういった背景もあり、この通学も通信も両方とも間接法も講座内で学習できます。

ただ、通学の方は、オーストラリア人日本語学習者に教える機会もあり、その際には間接法も使っていくので、間接法に触れる機会もありますが、それでも直接法の指導方法の学習が主体であるため、間接法がどう使われるかを感じる程度です。

一方、通信講座は、この間接法の指導方法が全体の6割程度になるので、とても多くの間接法のスキルが学習できます。恐らく日本を含めてこれだけの多くの間接法を学習できる日本語教師養成講座420時間はないのではと思います。

つまり、間接法を同時に身に着けたいと思われる場合は、この通信で日本語教師養成講座はとても適した講座になるのではないかと思います。

特に、日本においても英語話者に指導してみたいとか、英語環境または英語を使う国にお住まいで日本語指導をしてみたいと思っている方々などは、この英語を使って日本語が指導できる間接法スキルが身につく、この通信講座はとてもいいのではと思います。

また、先にお伝えしている、今後はオンラインでの指導も指導方法の主流の一つとなっていくと思いますので、間接法の指導方法ができることは、より多くの日本語学習者に指導できるようになるのではと思います。

よって、間接法を多く学習したいと思っている日本語教師を目指す方は、この通信で日本語教師養成講座420時間を是非検討されてみて下さい。

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通信で日本語教師養成講座420時間

この通信で日本語教師養成講座420時間（前半通学含む）ですが、講座としては以下が、その概要となります。また、特長やこの講座受講に適している方などのサンプルを記載していますので、下記どうぞご参考ください。

【通信で日本語教師養成講座420時間概要】

受講費用：　1740豪ドル（目安：147900円、1豪ドル＝85円としてもし計算をした時）
受講時期：　いつでも受講開始可能
受講場所：　ご自身の住んでいる場所で通信で学習いただきます(途中で引っ越し等があっても問題ありません)
受講期間：　平均、半年間から1年間
受講猶予期間：　最大3年間まで
課題：　全20回の課題を提出。1課題10問ずつの設問に記述式で回答
講座の進め方：　テキストに沿って1課題ずつ学習し最後に課題を提出。その後添削されて戻ってきてから復習をし、次の課題へ。
受講環境：　インターネットが通じる環境であればどこにいても可能

お申し込み方法：　以下のオンラインからお申込み

>　通信で日本語教師養成講座420時間お申込み

授業料支払い方法：　クレジットカード(最大5回までの分割可能）またはオーストラリアか日本の口座へご送金
受講開始：　お申し込み後、すぐに教材発送手続き

【通信で日本語教師養成講座420時間の特長】

〇学習場所を選ばない
日本にいてもオーストラリアにいても世界のどこにいても受講が可能です。日本の場合は、通学したいものの立地上、通学が難しい方にも最適です

〇受講条件がない
どなたでも受講が可能です。年齢、学歴、職業等関係なく受講したいと思った方どなたでも受講が可能です。

〇安い授業料
恐らく420時間の日本語教師養成講座の中で最安値の講座費用だと思います。オーストラリアドルで1740ドルですが、例えば為替レートが1豪ドル＝80円だとした場合139200円で420時間の修了証が取得できます。その金額だと日本の日本語教師養成講座の費用の約1/5の費用です（日本円換算額は為替レートによって異なる）。

〇間接法も習得できる
この日本語教師養成講座は基本的には直接法(日本語を使って日本語を指導する指導方法)が主体の講座が多いです。この通信講座もその直接法ももちろん学習しますが、英語を使って日本語を教える間接法も学習します。この間接法は実はビギナーレベルの日本語学習者にはとても有効な指導方法で、従って、それを習得することによりいろいろなレベルの日本語学習者に適切に指導することが可能です。また、英語話者に詳細指導をしたい場合はこの講座はより最適な講座です。

〇オンライン授業への講座もあり
ますますインターネットが活用されている時代となってきました。将来日本語教師になった時の仕事の仕方として、当然どこかの学校に属して日本語教師として活躍する方もいれば、プライベートで教えられる方もいると思います。その中で最近、脚光を浴びまた、実際に活用されているオンライン授業で日本語教師として活躍する機会も増えてきています。実際に英語教師に関しては以前よりオンラインの授業が活用されています。当然日本語教師の世界でもこのオンラインでの授業は仕事の仕方としての選択肢となり、その機会はますます増えていく傾向となると思います。よって、講座終了後、オンラインで日本語教師として活躍するために、オンラインレッスンの基本的なテクニックやそのレッスン例なども講座内容に入れていますので、こちらも活用ください。

〇目で見るDVD教材などがダウンロード可能
受講をされる方々の学習環境が、インターネットができるディバイスの豊富さから最近いろいろと変わってきていることを感じています。一昔前まで、この講座はご自身のPCでDVD教材を見たり、ワードで課題を作成し提出したりとされている方々が多かったのですが、携帯含めて現在では多くのタブレットが存在しており、それらを利用して受講をされる方々もとても増えてきました。そうなるとDVD教材などを見ることができない方なども増えており、その点の解決策を学校でも模索をしていたのですが、現在は、その目で見る耳で聞く教材、DVD教材とCD教材ですが、ネット上からダウンロードして対応ができるように致しました。これによりより受講をしやすく対応をしていますので、ますます世界のどこにいてもネットさえつながれば受講できる環境下となってきています。

〇日本語教師養成講座420時間の修了証発行
全ての課題(全20課題)を修了すると英語と和文にて420時間の修了証の発行をします

〇驚異の修了率
通常通信講座は途中で断念をしてしまう可能性があるとよく言われていますが、この講座は修了率80％以上です。一般的な通信講座が15％ほどの修了率と言われていますのでそれと比べると驚異の修了率です。これは、添削をする講師からの指導が継続をしたい気持ちにさせるためと評価を受けています。

【こんな方にお薦め　‐　通信で日本語教師養成講座420時間】

◇　将来、日本語教師を目指している
◇　日本や日本語、日本文化を外国人に教えることに興味のある
◇　直接法、間接法の両方を習得したい
◇　将来オンラインでも日本語教師として活躍したい
◇　リーズナブルに420時間の資格を取得したい
◇　英語を使って日本語を指導したい！
◇　海外において現役の日本語教師だが、キャリアアップとしての資格取得
◇　現在海外在住者で本格的に日本語指導法を勉強をしてみたい
◇　地方に住んでいるので通学して受講することが難しい

プロの日本語教師へ！間接法と直接法の指導方法

いかがだったでしょうか。今日は、英語などの母語を使って日本語を教える間接法と言う指導方法を身につけることが、日本語学習者にとってとても有効であるとお伝えしました。特にこの間接法が有効なビギナーレベルから中級程度の日本語学習者が、世界の日本語学習者のほとんどの割合を占めているので、その意味でもこの間接法を知っていることは、より良い日本語教師になり得るスキルです。

従って、従来の直接法含めて今後はこの間接法も身に着けてみたいと思っている方は、どうぞこの通信で日本語教師養成講座を検討されてみて下さい。

もちろん、何かあればお気軽にお問合せ下さい。

　ジャパセンへのお問い合わせはこちら

ジャパセンは、日本語教師養成講座420時間も運営する日本語学校

ジャパセンの母体は、留学エージェントとして運営してきています。ただ、単なる語学留学のみならず、立ち上げ当初から日本語教師、日本語という切り口でプログラムを運営してきており、それが、世界10か国に派遣をしている日本語教師インターンシップです。

その流れをくみ、留学会社でありながら、日本語教育に力を入れ、現在では、日本語教師を育成する日本語教師養成講座420時間を開講していますし、また、オーストラリアでは、日本語学校を運営しています。

従って、日本語教師として、日本語教育として必要な情報を多く兼ね備えていますし、その情報を基に皆さんのご希望に沿って案内をさせて頂いています。

オーストラリアはシドニーに、日本語学校や日本語教師養成講座機関（通学と通信）を持っていますが、日本には東京と大阪にオフィスを持っているので、日本でもオーストラリアでもサポートをさせて頂いています。

これから、日本語教師を目指したい、経験を積んでみたい、海外の日本語教育現場はどうなっているのか確認してみたいなど、日本語教師や日本語教育に関わることで何かあれば、ジャパセンでアップしているブログ記事やホームページなど参考に、何かあればどうぞお気軽にご相談ください。適切な内容を紹介させて頂ければと思います。

【ジャパセン(BBI）が適用する日本語教師養成講座420時間】

通学コース：　BBICシドニーで日本語教師養成講座(全11週間）
通信コース：　通信で日本語教師養成講座

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ジャパセンは、留学会社でもあるので、一般英語、J-shineなどの英語教師の資格、ケンブリッジ検定試験、IELTS、ワーキングホリデーの方用のお得なコースなどの英語学校の紹介はもとより、上記の様な専門学校も対応をしています。ビジネス系の学校に行きたい、手に職系の学校に行きたい、永住権につながるコースの選択など、皆さんの現状と目的に沿った学校紹介をしています。

また、ジャパセンは、オーストラリアのTOEIC公式テストセンターに認定されており、TOEIC公式テストの運営や点数アップのためのTOEIC集中講座、オーストラリアでも加入ができる留学生保険・OSHC学生保険の代理店、帰国後の就職に向けての各種インターンシップ、日本の人材紹介会社、ホームステイの独自手配など留学に必要な多くの事を手掛けています。また、日本語教師を育てるための日本語教師養成講座を開講、オーストラリア人日本語学習者への日本語学校運営及び日本への留学についても取り扱っている会社です。

必要に応じてどうぞご利用くださいませ。