【2024年版】オーストラリア・ケンブリッジ検定コース開講校...
ケンブリッジ検定コースは、英語の実践力を高め、国際的に認められたケンブリッジ英語資格の取得を目指すプログラムです。 …
オーストラリアの中で最も日本から近い都市、ケアンズ。美しいサンゴ礁が広がるグレートバリアリーフの玄関口でもあり、日本だけでなく世界中からたくさんの観光客が訪れています。
海だけでなくキュランダの熱帯雨林も有名で、オーストラリアの大自然が満喫できる観光地として知られていますが、実はケアンズは留学やワーキングホリデーの滞在先としても魅力のある街です。
この記事では、ケアンズについて留学・ワーキングホリデーに焦点を当てて紹介していきます。ケアンズ留学だからこそできること、ケアンズ留学のメリット・デメリットを徹底的に解説します。
<ケアンズ基本情報>
正式名称:Cairns
人口:約16万人(2020年時点)
面積:約1,687平方キロメートル
日本との時差:+1時間(ケアンズのあるクイーンズランド州ではサマータイム制をとっていないので1年を通して日本との時差が同じ)
ケアンズはオーストラリア大陸の北東部、ファー・ノース・クイーンズランド地方の中心地であり、オーストラリアの人気観光地の一つです。
ケアンズへは東京や大阪からの直行便があるため、オーストラリアへの旅行といえばケアンズを一番に選ぶという人も多いのではないでしょうか。日本人観光客が多いこともあり、地元の人は基本的に日本人に対して親しみを持っていてフレンドリーに接してくれます。
また、ケアンズは、オーストラリアの先住民であるアボリジニやトレス海峡諸島民が何万年も居住してきた土地の一つであり、祖先の伝統的な場所を訪れたり、文化体験をしたりすることもできます。
現在もケアンズにはアボリジニやトレス海峡諸島民が住んでおり、ケアンズに住む人のうち約10%を占めています。ケアンズの人口構成としては、オーストラリア生まれの人が70%以上ですが、イギリスやニュージーランド、パプアニューギニア、イタリアやインド出身の人も少なくありません。
オーストラリアは多文化共生国家なので、ケアンズ留学ではさまざまなバックグラウンドをもつ人と関わる機会があり、グローバルな人脈づくりができるかもしれません。
ケアンズにある学校の多くは、シドニーやメルボルンなどの大都市にある学校と比べるとあまり規模が大きくありません。
そのためアットホームな環境のところが多く、先生やクラスメートとの距離が近く感じられます。中には厳しいスパルタ系の学校もありますが、周囲からのプレッシャーが少ないところでマイペースに勉強したいという人にとっては、全体的にリラックスした雰囲気の学校が多いケアンズの留学は向いているかもしれません。
また、ケアンズの語学学校の中には課外活動として自然の中でのアクティビティを取り入れているところもあり、授業外でもクラスメートと楽しく交流ができる機会があるのがメリットです。
このように、授業での活動だけでなくビーチバレーやサーフィン、ビーチヨガやバーベキューなどを通してクラスメートと話す機会が多いと、スピーキング・リスニングなどの練習になり、実践的な英語コミュニケーション力の向上に役立ちます。
ケアンズには非常に恵まれた自然環境があり、海も山も身近に感じることができます。
世界最大のサンゴ礁地帯であるグレートバリアリーフや太古から存在する熱帯雨林のキュランダは、どちらもケアンズから訪れることのできる世界自然遺産です。
その他にもケアンズには中心地からバスで1時間ほどで行ける美しいビーチがたくさんあります。
例えば、市内からバスで北へ片道40分ほどのところにあるホロウェイズ・ビーチは、地元の人で賑わっていますが観光客にとってはあまり知られていない穴場的なスポットです。
休日はバーベキューエリアで家族や友人とバーベキューをする地元の人がよく見られます。ここに来たら、ビーチの上にある南国感あふれるカフェで海を眺めながらのんびり過ごすのがオススメです。
また、ケアンズのビーチは北に行くほど美しいと言われており、ホロウェイズ・ビーチから少し北にあるヨーキーズ・ノブ・ビーチやトリニティ・ビーチも南国のゆったりとしたビーチリゾートを楽しめる魅力的な場所です。
これらの場所へは公共交通機関を使ってもアクセスできますが、ケアンズでは車があるとアクセスできる範囲がぐっと広がり、より多くの場所やキャンプも楽しむことができるようになります。日本の運転免許を持っている人は、ケアンズ留学の準備として国際運転免許証を取得するのもいいかもしれません。
ケアンズ留学では、専門学校や大学などで実践的なスキルを身につけたり、分野で最先端のコースを受けられたりと、キャリアにつながるような高等教育にチャレンジしたい人にもメリットがあります。
特に、クイーンズランド州北部のタウンズビルとケアンズにキャンパスを持つジェームズクック大学は環境学などの分野が世界的に高い評価を得ています。
海や山に近いというだけあって、大学が所有する数々の研究施設を使用したフィールドワークを盛んに提供しています。環境学の他には生態学や環境学、地球科学といったサイエンス分野が非常に人気です。
その他にもジェームズクック大学では、観光学が世界ランキング上位に選ばれており、卒業生の就職率の高さからもそのコースの質の高さが伺えます。
さらに、ケアンズには観光客向けの施設が多いため、在学中にインターンシップをしたり卒業後現地就職をしたりできる可能性もあります。
特にケアンズは日本人観光客が多く、日本語サービスの需要が高いため、日本人であることを活かして就職活動をしやすい都市でもあります。もちろん、ワーキングホリデーの人にとって仕事先を見つけやすいのもメリットです。
これらの他にも、ケアンズの高等教育機関ではビジネスから看護福祉系まで幅広い選択肢がありますし、バリスタを目指せるコースもあります。
語学学校にもさまざまな特色があり、一般英語やIELTS・ケンブリッジ試験対策、大学進学準備コースの他、ホスピタリティ分野に特化した英語やビジネス英語なども選ぶことができます。
ケアンズは、市内だけであれば数時間あれば周れてしまうほどの非常に小さな町なので、移動がとてもラクなところがメリットです。観光地として有名なだけに、初めて訪れる人は驚いてしまうかもしれません。
そもそもケアンズ市内には電車が走っておらず、バスが唯一の公共交通機関です。ケアンズには鉄道の駅もありますが、鉄道はキュランダ観光列車や、都市間を結ぶ長距離列車に限られています。
ケアンズの地元の人々の通勤・通学手段としては車が一番多く利用されていますが、街全体がコンパクトなので徒歩や自転車でも十分生活ができます。そのため、日常生活の中で通学や買い物などの移動に費やす時間が短くすむというメリットがあります。
また、徒歩や自転車で生活できるメリットは他にもあります。もし通学に電車やバスを使うとなると毎日交通費がかかってしまいますが、ケアンズの日常生活ではほとんど交通費がかかりません。1日あたり5~8ドルだったとしても積み重なれば大きな出費になりますので、この部分を節約できるのはケアンズで暮らす大きなメリットでしょう。
ケアンズでは、オーストラリアの他の主要都市に比べて生活費を安く抑えることができます。オーストラリア留学はお金がかかると言われていますが、留学先によっても費用は大きく変わります。
ケアンズのメリットとして、先ほど紹介した交通費があまりかからないという点に加え、家賃が他の都市よりもかなり安くなっています。
例えば、市内のオウンルームの場合、シドニーだと300〜500ドル/週、メルボルンで200~300ドル/週が相場ですが、ケアンズでは100~200ドル/週しかかかりません。
また、ケアンズは年中暖かい気候なので暖房が必要ありません。シドニーやメルボルンなどの冬は暖房なしで生活するのは厳しく、家賃とは別に使用量に応じて追加で電気代を請求される場合が多く、出費がかさんでしまうというデメリットがあります。その点、ケアンズはこのような心配が不要なので日々の生活代を節約して、学費やアクティビティなどの経験にお金を使うことができます。
ただし、ケアンズは観光地のため、レストランなど観光客向けのサービスは非常に高いところが多いです。なるべく外食を控えて自炊を心がけたりスーパーマーケットのタイムセールを活用したり工夫をすれば留学費用を節約できるでしょう。
ケアンズの最大のメリットの一つは、豊かな自然環境とその大自然の中でできるアクティビティの豊富さにあります。
シュノーケリングやダイビングはもちろん、ラフティングや乗馬、バギー、バンジージャンプ、キャニオニングなど、留学中にたくさんの種類のアクティビティを楽しめます。
他にもケアンズでは、スカイダイビングも人気のアクティビティです。飛行機でケアンズ上空に到達すると下には世界遺産のグレートバリアリーフや熱帯雨林の絶景が広がっています。
上空200mからのジャンプはスリルがありますが、めったに見られない美しい景色を見ながらの飛行は、一生に一度はチャレンジする価値のある経験でしょう。ケアンズ市街の夜景を見ながらのナイトスカイダイビングも可能です。
また、スカイダイビングは少し不安、という人は熱気球に乗ってケアンズの絶景を一望できる遊覧飛行もオススメです。
ケアンズ留学をきっかけに何かアウトドアアクティビティに挑戦して新しい趣味を作って、勉強以外にも充実した生活を送っている人もたくさんいます。ダイビングであれば資格の取得もできるので本格的に楽しみたい人はチャレンジしてみてもいいかもしれません。
ケアンズは、オーストラリアの中でも日本人が多く暮らす都市の一つです。そのため、日本のものが手に入りやすく、日系のサービスが多いというメリットがあります。
留学しているとふと日本の食べ物が恋しくなることはありますし、自炊をよくする人なら日本の食材や調味料が簡単に入手できる方が便利でしょう。
また、医療サービスなども日本語対応可能な場所があるので、いざというときに英語での医療専門用語に困ることなく日本語で受診ができるのは安心です。
下の表では、ケアンズにある日系のスーパーマーケットやお店、サービスを紹介しています。街自体がそれほど大きくないためスーパーマーケットの数は少ないですが、最近ではWoolworthsやColesといったオーストラリアのスーパーマーケットでも日本食コーナーがあるのが一般的です。
日系・アジア系スーパーマーケット | |
日本の雑貨・日用品 |
|
日本語可能な医療施設 |
|
また、Facebookやインターネットではケアンズの日本人コミュニティーがいくつかあり、情報共有や助け合いの場として使われています。特にケアンズに来て慣れるまでの間や、海外留学が初めてという人にとって、日本語で情報収集ができるのは心強いでしょう。
ケアンズは有名なだけに大きな街というイメージを持たれていることが多いですが、とても落ち着いた田舎町です。ケアンズでは、街全体の雰囲気が穏やかで時間がゆっくりと流れるように感じます。
しかし、市内はコンパクトでお店が集まっている上、大型ショッピングセンターもあるため買い物に困ることはなく、基本的に生活で不便を感じることはあまりありません。
そのため、ケアンズ留学では生活の便利さも保ちつつも、都会の喧騒にストレスを感じることのないのんびりしたスローライフを送ることができるでしょう。
ケアンズはオーストラリアの他の主要都市とは全く異なる特徴を持った都市です。
それだけに下記に挙げるようなデメリットもあるため、ケアンズが自分に合った留学先かを考えるにはメリットとデメリットのバランスを考えることが大切です。
ケアンズはオーストラリアの中でダーウィンに続いて赤道に近い位置にあり、熱帯性気候に属しています。
日本のように四季はなく、季節は乾季(5~11月)と雨季(12~4月)にわけられます。1年を通して暖かいという点はメリットですが、雨季はスコールが発生し、突然の激しい雷雨に見舞われることもあります。
そのためケアンズの雨季はじめじめと蒸し暑くなることが多いです。暑くてもカラッと乾燥して過ごしやすいシドニーやブリスベンなどの都市と比べると過ごしにくいのはデメリットと言えるでしょう。
しかし、日本の梅雨のように一日中雨が降り続くということはなく、短期間で集中的な雨が降り、そのあとは快晴になるというのが一般的です。
また、オーストラリアの紫外線は日本の約4倍と言われており、特に赤道に近いケアンズでの海や海岸ではさらに強くなっていますので、滞在中、サングラスや帽子、日焼け止めなどの対策は毎日するようにしましょう。
ケアンズには日本人が多く住んでいるため、日本語に触れる機会が多くなってしまうというデメリットがあります。
日本人観光客も多いので、お店では日本語表記があったり簡単な内容であれば日本語が通じてしまったりすることもあります。
留学生の中には、ついつい日本人ばかりとつるんでしまい、英語を話す機会が少なくなってしまったために英語が思うように上達しないという人がいるのも事実です。
留学したてのころは生活に慣れるまで日本語が使えた方が安心かもしれませんが、せっかくの留学の目的をないがしろにしてしまわないよう、意識して英語を話すことを心がける必要があります。
しかし、専門学校や大学に行くと日本人は少なく、ローカルの生徒や他国からの留学生と関わる機会も増えるので、英語でコミュニケーションをとる場面が増えるでしょう。
ケアンズには大型ショッピングセンターや映画館はありますが、全体的に娯楽が少なく、都会好きの人にとっては物足りないと感じることも多いようです。
観光スポットは多いため最初のうちは観光気分で楽しめるかもしれませんが、長期間滞在していると刺激が足りず退屈してしまう可能性があります。
また、ケアンズに限らずオーストラリア全体でのことですが、スーパーマーケットやレストラン以外は基本的に閉店時間が早いので、夕方以降はほとんどのショッピングエリアが静かになってしまいます。
オーストラリアでは土日でもショッピングセンターだと17~18時、カフェだと14~15時くらいに閉店するのが一般的です。木曜日はレイトナイトショッピングデーと呼ばれ、多くのお店が21時ごろまで営業しています。
ケアンズは、自然の中でのんびり暮らしたい人にはぴったりの場所ですが、刺激の多い都会の暮らしをしたい人にとってはあまりオススメではありません。
ここまでケアンズの基本情報やケアンズ留学のメリット・デメリットについて紹介してきましたが、いかがでしたか。
ケアンズは観光地としてのイメージが強いので、留学先として考えたことのない人もいたかもしれませんが、留学生にとってもシドニーやメルボルンなどの大都会はまた違った魅力のある街です。
恵まれた自然環境やゆったりした雰囲気の街で自分のペースで生活ができるだけでなく、語学だけでなく観光学や海洋学といった専門的な勉強もできるなど、ケアンズ留学にはさまざまなメリットがあります。
しかし、このようなゆったりした生活よりペースの早い都会の方が好きという人もいるでしょうし、ゆったりした雰囲気ではついだらけてしまうというといったデメリットもあります。
そのため、自分に合っている生活環境や学習環境、勉強したい内容をじっくり考えて、ケアンズは自分に向いている留学先なのかを検討するようにしましょう。
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