専門学校・TAFE・大学でプレゼン、課題で苦労しないために

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2021.08.13

教育／留学／習い事

BBIジャパンセンターオーストラリア

オーストラリアでEAP-English for Academic Purpose

EAPからPathwayで進学を楽にスムーズに

コロナ禍が引き続き継続中のオーストラリアにいる日本人の皆さんは、学生ビザで引き続き滞在をしている人やクリティカルセクターやファームで働いてその後に準備しているワーホリの皆さん、パンデミックビザに切り替えてしっかりと働いている方々など様々いらっしゃると思います。

コロナ禍の不安な環境下の中、それぞれ滞在を継続していらっしゃる目的は様々だと思いますが主には、

　まずは資金をしっかり稼ぐ
　比較的安い授業料でいろいろなコースを勉強する
　様子を見ながら次へのステップを模索している

などになるのではと思います。

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そんな中でここ最近、ジャパセンがお客様から感じることの一つとして、今後しっかりと何かを勉強してその後に備えたいと考えている方々が多いのではという事。つまり、資金繰りもそうなのですが、将来に向けての就学をしたい、できればオーストラリアで就労ビザや永住権を真剣にとりたいと考えている方々が多い様に感じます。

一つにはコロナ禍という不安定な環境下にいるので、今後のためにしっかりと何かを身に着けておかなければならないと感じている方がいらっしゃる事や、オーストラリアの政府や州のいろいろな取り組みから、いろいろなビザを取っていくにあたって、今は有利だなと感じていらっしゃる方などが、その環境に乗じて今後を見据えたりしているからなのかなと思います。

きっかけは単なる留学でオーストラリアに来ました。でも、このタイミングでたまたまオーストラリアに滞在している中で、目指すべきものへの覚悟が明確になってきている人たちもたくさんいらっしゃるのではないかと感じています。

今日はそういった方々に関連する内容として、EAP-English for Academic Purposeのコースに関してお伝えをしてみたいと思います。

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そもそもEAPとは何ぞや

EAPとはEnglish for Academic Purposeの頭文字の略で、文字通り、アカデミックの目的のための英語コースという事となります。ここでいうアカデミックとは、英語学校から専門学校、TAFE、大学などFurther Education、Tertiary Education、Higher Educationと呼ばれるようなその後のよりアカデミック的に高い機関のことで、そこで勉強するためには身に着けておかなければいけない英語の事となり、それが勉強できるのがこのEAPという英語コースです。

従って、EAPのコースがふさわしい人とは、オーストラリアの専門学校、TAFE、大学などを目指している人です。つまり、将来的に、何か専門のコースを学びたい、オーストラリアの大学に行きたい、就労ビザ・永住権取得を目指して必要な資格を取得するためにオーストラリアの教育機関で就学しなければいけない方など、多くの方に当てはまる英語コースとなります。

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実際にEAPで何が勉強できるのか

上記の通りにTAFEや大学に行ったとしても困らない英語力やそのスキルが身に着けられる内容となります。つまり、そういった機関では、各単位ごとに課題の提出が求められますが、その提出する課題の書式（テンプレート）を英語のフォームで予め知っていることはとても有効です。また、そのように書き物の提出などが常々必要となりますが、アカデミックライティングやそのレベルでの語彙、そして普段から英文が書けるようにしなければいけませんが、それが評論等も含めて学術的に提出をしなければいけないので、それができる様にと英文エッセイの練習など、将来的にとても役立つ内容となります。

恐らくいきなり対応をしなければいけない場合は、ただでさえきちんとしたフォーマットに従って対応をしなければいけないところを英語でしかも対応をしなければいけないので、知らないとかなり大変となるはずです。

また、プレゼンテーションをする機会もあり、もちろんそれも英語でしていきますが、どのように進めていけばいいかなどの方法も学習できます。

普段からの授業のメモの取り方、そもそも授業についていけるだけのリスニング力や文書を早く読める力、また、調査をしながら進めなければいけないこともたくさんありますが、その際の調査の進め方など、入学時に備えていなければいけない内容を更にそれが英語でできる様に訓練することができます。こういったことが学習できるのがこのEAPなのです。

CTIC英語学校のEAPコースで学習できる項目（サンプル）

・listening and note-taking
・seminar presentation and discussion skills
・speed-reading
・academic writing
・library and internet use
・university level vocabulary
・preparation for English proficiency examination
・academic culture of Australian university
・research techniques
・critical thinking and essay writing.

EAPに行く事で得られる特典とは

EAPに行く事で得られるものは、まずは上記の通りに、それらの機関に進学した後も授業についていくために必要なスキルを英語で身につけることができることです。この事だけでもとてもいい事なのですが、他に特長として具体的に以下の事が得られます。

　英語の試験がいらない
　Pathwayの利用が可能

この背景にあるのが、EAPの英語コースを持っている英語学校とその後の高等機関（専門学校、TAFE、大学など）と提携を結んでいることです。つまり、それらの機関は、この英語学校をこのEAPというコースで、この成績で修了しているのなら、そのまま入学試験等受けなくても入学できますよと認定をしていること（その内容で提携すること）が、背景にあります。それが大きな特長であり特典となります。

通常、それらの高等機関に入学するには、一定以上の英語力が必要です。大学になると学習するコースによって求められる英語力も異なります。一般的には最低でもIELTS5.0又は5.5以上（またはそれに相当する英語力証明）が必要となり、入学申込書にはその英語証明書を付けなければなりません。つまり事前にIELTS5.5（しかもアカデミックモジュール）以上の点数を持っていなければいけないこととなります。

これらが、このEAPを通じることでそのコースを修了していると、入学に十分な英語力を持っていると認定され（そういった提携を英語学校としているため）、その高等機関に入学するにあたって英語力証明を出さなくても入学することができる様になります。

また、通常各英語学校は、その提携、つまりこれが現実的には、Pathwayとなってきますが、Pathwayとして認められている高等機関にその英語学校のEAPコース修了で進学することができることとなります。

具体的なPathwayの内容　サンプルCTIC

CTIC direct entry partners

上記、クリックしてみて下さい。こちらはサンプルですが、CTIC（Cass Training International College）といって、英語学校もその後の専門学校（ビジネス系中心）も持っている学校です。そしてこのCTICのEAPコースを卒業することで（実際には他のCTICの英語コースも認定されているのでそこからもPathwayが可能）各高等機関にダイレクトエントリーができる様になります。

上記クリックしたページに掲載されていますが、CTICで勉強したコース内容でどういった成績を収められたか（Credit、Distinction、Grade B、Grade Cなど）によって行ける学校の一覧があります。細かくは成績によって行ける学校とそうでない学校もありますが、少なくとも及第点を取ることでどこかの高等機関（専門学校、TAFE、大学など）に進学することができるようになります。

見てみるとCTICはいろいろな機関と提携を組んでいるようですが、逆に言うともともとその機関に行きたいが、いきなり行く事は英語力が満たないとか、授業についていけないかもしれない等の不安がある場合、こういった提携している英語学校経由で行くと、入学試験等なしでダイレクトエントリー出来ますので、その事を利用して高等機関の入学を目指すという事もできます。

例えばCTICでも載っていますが、NSWのTAFEへのダイレクトエントリーもあります。TAFEは、90%以上が地元のオーストラリア人と言われていますので、かなり高い英語力がそもそもないと入学後かなり苦労します。また、当然、課題、プレゼン、評論など多くの作業を英語でしなければいけないので、留学生にとると結構きつい面があると思います。ただ、そういったTAFEであってもこうやってEAPを経由することで、IELTSの試験を受けなくてもいいし、TAFEでやっていける英語力も備わっているので安心してTAFEに行く事ができます。少なくともその準備ができた上で臨めます。

つまり、目指すべき高等教育機関がある場合で、今の自分の実力では厳しそうな場合は、こうやってEAPを経由して対応をしていく事はとてもいい手段となるのです。

CTIC（Cass Training International College）のEAPコース

コース： ENGLISH FOR ACADEMIC PURPOSES EAP
期間：　12週間
コーススタート：　13 Sep、11 Oct、8 Nov、6 Dec（2021年）
英語力：　中上級程度
キャンパス：　シドニー
入学金：　200ドル
教材費：　120ドル/12週間
授業料：　190ドル/週
※5+1週間フリーのキャンペーンあり（EAPは12週間のコースですが10週間分の授業料でOK）

このCTICという学校は、今回はEAPコースのサンプルとして挙げていますが、ビジネス系の専門学校としてもとても有名です。特長としてはホリデーが他の機関より長い（4週間、通常は2~3週間）、同じコースでも長く就学できる（より長くオーストラリアに滞在できる）などが大きな特長です。このEAPコース経由でこの専門学校部門に入学することももちろん可能です。

専門学校・TAFE・大学でプレゼン、課題で苦労しないためにEAP！

いかがだったでしょうか。コロナ禍の環境下、今後に向けてオーストラリアで何か身に着けていきたい、就労ビザや永住権を狙っていきたいと思っている方は、基本的にはオーストラリアの専門学校、TAFE、大学等で専門のコースを修了することで資格が取れていきますが、それらがその目的につながっていくと思います。

従って、それを目指すのであれば、結局は、専門学校、TAFE、大学等で専門のコースに行かないといけないのですが、その行く方法として、今回はEAPという英語コースを挙げました。

それは、実際にそれらの高等機関に行った場合に必要な英語を使ってのスキルが勉強できますし、EAPを卒業することでダイレクトにそれらの高等機関に入学できる特典があるからです。

EAPコースは従って、一般英語などの英語を勉強するものからアカデミックなものに移行する際に、必要な英語コースとなります。これらかオーストラリアへの留学を目指す人も、既にオーストラリアにいて今後の進路を考えている人も是非この事を参考にされてみて下さい。

もちろん個々の目的や状況によりどのようにされていくかは異なると思いますので、ご興味のある方はまずはお気軽にお問合せください。その後いい形でプラン立てをしていきましょう。

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また、日本には東京と大阪にオフィスを持っているので、日本でもオーストラリアでもサポートができる会社です。

留学に向けて大事なことは、まずは留学をしたいことの目的は何か、それにより将来どうされたいか、などだと思います。ジャパセンではそちらをお伺いして、その目標に沿ったプランを提示させて頂きます。そこには渡航の準備もあるでしょうし、ビザの知識も必要です。また、各学校の特長（地域、授業料、システム、雰囲気など）などもお伝えしながら、良い留学になれる様に、良いコース選択ができる様にサポートをしています。

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