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ワーキングホリデー・留学生の皆さん、いかに留学を生かすか!
先日のブログ記事で、『8、9割のワーホリや留学生が就職に不利って本当?』を挙げました。オーストラリアへの留学再開のニュースが出たばかりで、水を差すような文言だったかもしれませんが、決してそういった意図で挙げた内容ではありません。留学する際にその後に就職をしていくことがあるのなら、気を付けるべき点として喚起としてお伝えした次第です。
是非、留学後の就職を考えている方々は、上記ブログ内容をご確認くださり、日本の就職システムをきちんと理解して、システム的に留学する事でマイナスな効果とならないようにタイムフレームをしっかり把握して対応をされてみて下さい。
さて、今日はその上で、では、どう留学を生かして効果的に就職をしていくかについてお話をしたいと思います。日本の就職システムさえ知っていれば、留学は決して不利でも何でもないです。それよりも日本にずっといる人よりも、より強く大きくなれた自分で就職活動ができる可能性があります。
当然そうなるためには、ご自身の目的に向かって留学を計画立てて進める必要があると思います。
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留学をしたとしても就職先が日本であるのなら、日本の就職システムをきちんと知っておかないといけません。そこをしっかり抑えた上で、留学の計画を立てる必要があります。
まず、日本の就職には、新卒、第二新卒、既卒、中途採用があります。こちらに個人事業主や起業などが追加される形となりますが、個人事業主、起業は自分のペースで基本的に進められるはずですので、ここでは触れずに進めて行こうと思います。因みにその道に進むには、何がご自身の武器となるか、そしてそれを磨くこと等が留学中に行う事になると思います。
それでは、新卒、第二新卒、既卒、中途採用についてきちんと理解をして、それが留学と絡むとどうなるかをきちんと把握しておきましょう。
①新卒とは
専門、短大、大学卒などそれらの機関を卒業した後にそのまま就職するもので、主に就職活動は在学中に行われ、その間に内定等がもらえているケースが多いのではと思います。更に、全ての企業ではないですが、2010年に厚生労働省より「青少年雇用機会確保指針」が改正されたことに伴い、卒業後3年以内の既卒者は新卒枠で応募受付をという指針が示されていますので、その範囲で新卒として行ける可能性もあります。
②第二新卒とは
新卒として一旦、社会人経験があるものの3年以内に辞めて改めて就職をするもので、一般的には25歳前後くらいまでの方と言われていますが、20代の方もと言っているところもあるようなので、いつまでかは明確ではありません
③既卒とは
卒業後、どこにも就職せずにいる人のこと。この場合の就職とはいわゆるフリーターやアルバイトなどではなく正規な就職の場合です。従って、フリーターやアルバイトとして働いている場合は、一般的に就職経験者としてカウントされないので、その後の就職は結構ハードルが高くなる可能性があると思います。もちろんそれでも、正規で働いていなかった理由付けや経過がしっかりとしていれば、上記卒業後3年以内の既卒者は新卒枠で応募受付も可能です。
④中途採用とは
上記の第二新卒も含む場合もあると思いますが、一般的に一度企業での社会人経験がある人で転職等をして採用となる場合です。主に即戦力として期待されているケースがこちらになると思いますので、ある程度の社会人経験がある方で、企業が求める即戦力のキャリアを持っている人が該当してくると思います。
上記の日本の就職システムを知っていると、留学をしていてもねらい目がどこであるかが浮かび上がってきます。代表的な方法としては、
何とか新卒扱いをしてもらえるようにする
思い切って中途採用を目指す
かなと思います。
この意味に当てはまる方法は大きく2つあります。一つは当然と言えば当然なのですが、大学なり卒業する前に休学して留学をするケースです。つまりまだ大学生の身分のまま留学をして、目的を果たして帰国し、同期の人より1年遅れになるけども、普通に大学を卒業しその後、新卒として入社するパターンです。こちらはわかりやすい方法で、多くの方が利用されている方法かと思います。
従って、この場合は、まずは休学ができるかどうか、その期間はどれくらいまで可能であるかなどをきちんと見極めて、その上で、その期間でできる目的に沿った留学計画をすることとなります。
そして、もう一つの方が、この何とか新卒扱いをしてもらうという言葉に近い方法です。上記①の新卒や既卒の欄をよくご覧ください。そちらに書いてある通り企業によっては卒業後3年以内であれば、新卒扱いをしてくれます。従って、卒業後、働かずに留学をしていたとしても帰国して新卒扱いとして入社できる可能性があります。卒業後3年以内と言っているのでせいぜいしても就活を考えると2年くらいまでなのかなと思いますが、可能性はあります。
このときに注意をすることとしては
どの企業が卒業後3年まで新卒扱いをしてくれるかの調査
うまく入社しても1~3歳くらい年下が同期である
年相応のポジションや待遇とはならない(大卒入社と同じ扱い)
等が考えられるという事です。就職ができるし、長い人生を考えたら、上記は実はたいしたことではないです。しかも、留学をしていてスキルを多く身に着けていたら出世等が早いかもしれないしで同い年の人より遅れて入社することはさほどマイナスではないはずです。ただ、こういった現実はあることはわかった上でトライしていきましょう。
新卒としての扱いが難しい場合は、中途採用を考えるのが現実的です。中途採用は、企業側として即戦力を期待しているので、①社会人経験有、②その道のキャリアがどの程度あるのか、③会社にどれくらい貢献してくれそうか、というところがとても重要です。
この考えを汲むのなら、卒業後一旦どこかの会社で働いている経験がある事が有利に運びます。つまり一旦社会人になってから留学をするという事です。もしくは留学中に、アルバイトではなく海外の企業での就職経験があるとそれにとって代わる可能性もあります。
この場合の利点は、一旦社会人経験になってさえいれば、どのタイミングでも留学をしてもいいし、どのタイミングでも帰国してもいいことです。当然企業の採用条件があり、そこには年齢もあるかもしれないので、その範囲での帰国のタイミングとなると思いますが、1年間までの休学期間や、3年以内などの制限がないところがこの魅力です。また、長く留学ができる可能性があるので、とことん留学中にスキルなりご自身が思っている目的まで上げることが可能となります。
こちらはかなり慌ただしいと思いますすが、第二新卒狙いも物理的には可能です。卒業後一旦企業に就職し例えば半年間くらいでやめてしまって、その後すぐに留学に来たとして、1年間くらいスキルアップなりブラッシュアップをして帰国して第二新卒狙いで就活をするという方法も考えられます。25歳くらいまでと言われていることも多いので、そのタイミングまで間に合う留学計画、帰国後の就活計画のスケジュール立てが重要となると思います。限られた時間内での慌ただしい留学期間となると思いますので、しっかりと留学前から計画を立てることが必要です。
留学をすることで就職活動をすることの最大の魅力は、
より大きな自分自身になれる可能性がある!
という事です。それを武器に、就職活動をすることでストレートに行った人たちよりも、良い形で、より自分の希望に添った形で、また自分らしい形で、就職活動をすることができるという事です。
具体的な武器としては、
英語力が身につく
ビジネスシーンで使える英語力が身につく
外国人相手含めてコミュニケーション能力が備わる
外国人のものの考え方仕事の仕方がわかる
専門知識がつく
などが考えられます。つまり、大きく分けると、
『ビジネスをするにあたって世界スタンダードな英語力が身につく』
『日本語でも英語でもコミュニケーション能力が高まる又は鍛えられる』
という事が言えると思います。
この英語力とコミュニケーション能力ですが、IT技術が進歩し続けている現状、多くの労働力がIT技術やロボットで対応ができるようになってきていて、それにどんどん取って代わろうとして来ています。
そうなるとその中で求められる人材とは、そのチームをまとめアクションが起こせるコミュニケーション能力がある人材という事となります。当然、このチームは日本人だけではなく、グローバルに多国籍の方に対しても必要となってくることもあるので、そのスタンダードな英語を操れていることも必要となります。
これらの力は、日本にずっといることではなく、留学をすることで間違いなく得ることができる内容です。それは、英語環境含めて海外という、外国人に囲まれるという現場経験を踏むことが、重要となるからです。
そこには外国人のコミュニケーションの仕方自身を学べることもあるでしょうし、日本人では気が付かなかった仕事の仕方やものの考え方に触れることもできると思います。そしてそれは持ち帰って、日本人のみのチームであったとしても生かせることもあるかもしれません。
つまり、異文化に触れることやその現場経験をすることが、単なる英語力アップやコミュニケーションアップのみにとどまらず、多くの考え方や行動様式を知る事で、日本人の考え方や行動様式含めて引き出しが多くなり、それが、間違いなく企業で働くにおいてのアドバンスの能力となります。
【解説】オーストラリアの永住権、就労ビザ取得の概要を知る
オーストラリアへの留学は永住権への入り口になり得るリアル
1年間でできるサンプルプラン
①中上級以上の英語レベルにする
②ビジネスシーンで使える英語力の習得=ケンブリッジ検定試験FCEレベル
③英語環境でのインターンシップ経験
④TOEIC730点以上取得
ポイントとして、大事なことは、中上級レベルの英語力にまずはすること。これがないとその先のコースや活動ができないためです。
そして具体的にビジネスシーンで使える英語力を身に着けるためにケンブリッジ検定試験FCEレベルを身に着けること。更に、実際に外国人(オーストラリア人)相手に仕事の現場経験を積むこと。
そして最後に書類選考でふるいにかけられないようにTOEIC730点程度以上を取ること。
これらのことは、全てオーストラリアで行え、尚且つ1年間あれば対応ができます。もともとの英語力によっては、短くすることも可能です。
もちろん、こちらにご自身の専門分野をブラッシュアップすることを付け加えてもいいと思います。
単純に想像してみて下さい。英語を使って外国人と同等に対応できる自分と日本にずっといる大卒の人材と比べたときに、どちらが魅力的ですか?
当然、前者となると思います。そしてそうなるように目的設定をし努力してきた様は、面接時にも十分にアピールできると思います。
こんな自分になっているのであれば、多少就職時期がストーレートではなく遅くなったとしても、自信を持って臨めると思いませんか?
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いかがだったでしょうか。今日は先日挙げたブログ記事、『8、9割のワーホリや留学生が就職に不利って本当?』に対するアンサー的な内容としてブログアップしました。
そもそも就職に対してのその方の考え方があるはずなので、この通りにしなければいけないという事ではないです。ただ、もし留学をするとしたら、留学が終了するときも一緒に考えて行動をすることは大事で、それは恐らく『就職』という事となると思います。
それであれば、留学をしたとしてもいい就職ができるようにご自身なりに計画を立てて臨むべきです。留学で人生はおしまいではないですからね。
その際に、今回挙げたポイントをまずはきちんと把握すること、そして、計画を立てること、あとは自分を信じて努力し続け遂行する事が、大事になるかなと思います。
もちろんここで、その目的(留学で身に着けたいことや就職先など)は異なるでしょうから、それに合わせて留学計画を立てていかれるといいと思います。
ジャパセンは、そういった目的と現状を見据えてプラン立てすることの経験を多くしています。よって、留学はしたい、そしていい就職もしたいなどがあればどうぞお気軽にご相談ください。皆さんにご希望に添っていい形でプラン立てさせて頂ければと思います。少しでも皆さんの目的が叶えられるように尽力をさせて頂きます。
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