オミクロン株の影響は覚悟も必要！

入国時万が一の陽性反応と日本帰国時の自己隔離は念頭に入れておく事！

どの国もコロナ禍の関係で行動様式がなかなかすっきりと行かず、一進一退を繰り返しているのではと思います。昨年12月15日から日本人に対して直行便利用のオーストラリアへの入国が許可されました。現在のところシンガポール、韓国と日本だけに適用されており、日本人、特に留学生にとってはうれしいニュースです。

オーストラリア入国後の行動様式も簡素化されて行き、だんだんと日本からオーストラリアへの入国が簡単になりつつあることをお知らせしたのが昨年の12月21日の事でした。

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そこからまだ日もたっていない、1月11日現在で、日本もそうですが、オミクロン株を中心とした感染数がとても増えており、その関係もあって、語学学校では、せっかくFace to faceの授業にしますと案内していたものが、再びオンラインの授業に変わるなどせっかくオーストラリアに来てもオンラインだったら、日本にいるときとあまり変わらない状況に少し後退をしてしまいました。

当然、ロックダウンが行われているわけではなく、この状況も含めてともにコロナ禍と共存することを掲げているオーストラリア政府は、この状況でもできる限りいい形で生活ができるようにとベーシックなアイデアは変わりませんが、行動様式には制限が入るなど、気を付けて行動をしなければいけない環境下には変化しました。

12月21日頃のブログ記事では、だんだんと短期留学の方にも兆しが見えてきたと伝えていたのですが、今の環境を見るとこの2月、3月の日本の春休み時期に短期でオーストラリアに留学で来ようと思われる方は、万が一のことも考えて行動様式が制限されることの覚悟をもって臨んだ方がいいと思い、今回のブログアップとしています。

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お浚い！日本出発⇒オーストラリア入国⇒出発⇒日本帰国の流れ

日本出発前
①14日前までに2回目のワクチン接種済み
②出発前3日以内に行ったPCR検査の陰性証明書提示
③Australia Travel Declaration(渡航申告書)を出発72時間前までに申請

オーストラリア到着後
①滞在先へ直行後、24時間以内に抗原検査（RAT）実施
陰性の場合⇒外出可能
陽性の場合⇒Service NSWに登録及び自己隔離
②入国後6日目に再度RATの必要

※簡易検査キット（RAT：RAPID ANTIGEN TEST KIT)は、シティー内の薬局やスーパー、オンライン等で購入が可能です。TGAマークの付いたものが政府公認のキットとなります。日本からの持ち込みはいいようなのですが、それが認定されるかどうかはまだ不鮮明です。よって、予めオーストラリア到着後にこの簡易キットがある形で準備をした方がよさそうです。

オーストラリア出発
①出国前72時間以内の新型コロナウイルス検査証明書が必要
⇒オーストラリア国内で検査証明書が取得可能な検査機関
②日本入国時の条件に制約することが必要、フォームはこちら
※制約内容は、主に14日間の公共交通機関の不使用、自宅等での待機、位置情報の保存・提示、接触確認アプリの導入等について

日本帰国
①オーストラリアからの場合は検疫場が確保する宿泊施設で3日間待機
②入国後3日目に改めて検査を受け、陰性であれば残りの待機期間を自宅等で待機

※豪州から日本に入国する場合の詳細

上記は簡単な説明となりますので詳しくはそれぞれの機関で詳細をご確認ください。また、渡航日程によって上記は内容が異なっている場合もありますのでその点もご注意ください。

オーストラリアへ短期留学時の懸念事項

上記の通りにいろいろな手続きがありますが、関連して懸念事項がいくつかあります。

①オーストラリア入国時、陽性だった場合の自己隔離
②通常時期よりいろいろなところで別途追加費用の可能性も
③語学学校もオンラインの可能性も
④日本帰国時の自己隔離は14日間

まず、オーストラリア入国後の陽性だった場合はホームステイやホテルなどの滞在先で7日間の自己隔離が必要となります。その期間中は外出ができないので、せっかくオーストラリアに着たはいいが、その後のアクションが取れずじまいの状態が続きます。

もちろん陰性の場合は、すぐに外出もできスムーズにいく可能性も高いのですが、簡易検査キットRATは、どこかで買うか、エージェントなりで用意されたものを利用することとなりますが、それらに追加コストもかかります。自己隔離をホテルでする場合もホームステイで対応をする場合も別途コストが必要です。つまり、通常時期よりもプラスで費用が掛かる可能性もあります。

加えて、オーストラリアの語学学校もオンラインの授業に切り替えるアナウンスをしている学校が出てきました。もしそうなるとせっかく来たもののオンラインでの授業となるので、日本にいるときとあまり変わらない現象が続いてしまいます。

日本帰国時も同様です。まずは3日間の指定されたホテル等での待機があり、陰性であってもその後トータルで14日間自己隔離です。つまり留学期間＋2週間は、大学に行ったり会社に行ったりなどの日本での行動がとれないこととなります。

　12/1（12/6に変更）から日本人オーストラリアへの入国許可詳細

4週間程度のオーストラリア短期留学は様子見もありかも？

オーストラリア入国後陽性になっていることは普通にしていると考えられないとは思いますが、機内や空港内での感染もあり得るかもしれませんので、万が一そうなってしまった場合は現在のところ7日間の自己隔離がまずは必要です。

従って、その間は外出できませんので語学学校への出席なども教室には行けない形となります。また、何かボランティアなどの活動をする場合は、内容によってはその活動ができるための証明書取得がありますが、その証明書もすぐに申請できない状況となるし、したとしてもすぐに結果が出ない時もあるので基本結果が出るまで待機という事となります。

また、首尾よく入国後陰性であり、すぐに行動ができたとしても今度は語学学校がオンラインの授業に切替えられていることもあり、せっかくオーストラリアに着たのに。。という気持ちにもなりかねません。

更に、日本帰国後は14日間の自己隔離が必要なので、2週間の留学期間だった場合は約1か月間日本を離れていた状態と一緒となってしまいます。

これらは皆さんがオーストラリアに来られた時の状況などによって変わっていきますので、何もネガティブなことばかりではないのですが、頭には入れておいた方がいい内容かと思います。3か月間以上や1年間などの長期でオーストラリアへ渡航を計画されている方は2月、3月からでももちろんいいと思いますが、この春休みで短期でオーストラリアに来られる方は、オミクロン株などの影響がまだまだある可能性もあるのでその点どうぞご注意ください。

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2022年春休みオーストラリアへの短期留学は慎重に！

いかがだったでしょうか。せっかく昨年末にはいい形でオーストラリアへの留学機運が盛り上がったのですが、ちょっとオミクロン株等に水を差されたかもしれません。

いずれにしても今後も少なくともコロナ禍系の新ウィルスの影響は出てくると思うので、うまく共存をしていくことを考えながら対応をしていくことが必要かなと思います。

上記にも述べている通り、長期で留学をされる方にはさほど影響はないかなと思っています。ただ、観光ビザの範疇での短期で留学をされる場合は、行動範囲の制約や安全確保のための別途費用発生など、いろいろと予測以上のことがあるかもしれませんので、その点はどうぞ念頭に入れながら行動をしてみて下さい。

この時期にしか留学ができない方は死活問題でちょっと気の毒ですが、その中でもできるだけいい形で過ごせるようにどうぞ準備をして臨んでください。

ジャパセンでは、皆さんのご希望に添って、ガバメントからの情報を加味し、皆さんの状況に応じて、留学プラン等をアドバイスさせて頂ければと思いますのでどうぞお気軽にお尋ねください。今後も、皆さんの留学が成功できるようにいろいろと情報提供をしていければと思っています。

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