Subclass485卒業生ビザがますます取り易く効果的になってきた!
2022年1月、目まぐるしく、オーストラリアのビザやその取得条件、就労条件等が変化してきています!2020年3月頃から続いたコロナ禍において、昨年末からそれが明けそうな感じだったのですが現在はオミクロン株が蔓延していてそれらによる、オーストラリア国内における労働者不足がこういったビザ関連の条件の変化の背景にあります。
今日お知らせする、オーストラリアの卒業生ビザの変更もその一環かと思いますが、これまで卒業生ビザが取れる条件の一つにオーストラリアが定める職業リストに載っている職業に関連する資格を就学していないと取れなかったものが、その条件が7月1日より撤廃されることとなります!
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これにより、VETコース(専門学校やTAFEのコース)のいずれかのコースで2年間以上就学していると取れることとなります(条件あり)。例えばGraphic Designerなどのコースでは、現時点でも485の卒業生ビザは取れません。ただ、これが一定の条件をクリアすると取れるようになるのです。
ご存じの方も多いと思いますが、卒業生ビザは第二のワーキングホリデービザと呼ばれ、働くことも、勉強することも、旅行することも生活することも何でもできるビザです。
つまりこれさえ取ってしまえば、新たに与えられた期間でオーストラリアで何をしてもいいという事となります。特に将来的にオーストラリアの就労ビザや永住権を考えている人たちへの職歴を積むことが可能となり、また、単に英語環境でその職業で働く経験が積めキャリアアップを図りたいと考えている方々にも有効な方法となります。これってかなり素晴らしいことです!
卒業生ビザが2年間になる事への効能とは?
Graduate Work streamの卒業生ビザは1.5年から2年間へ
オーストラリアの留学では働くことができる魅力がある!
昨年11月25日にMinister for Immigration, Citizenship, Migrant Services and Multicultural AffairsのHon Alex Hawkeから以下の発表がありました。
There will also be other changes to Temporary Graduate visa settings to ensure Australia remains a competitive and attractive destination for international students.
オーストラリアが留学生にとって競争力のある魅力的な目的地であり続けることを確実にするために、一時卒業ビザの設定に他の変更もあります。
COVID-19パンデミック時の譲歩として、臨時卒業生(サブクラス485)ビザの卒業生ワークストリームの滞在期間が18か月から24か月に延長され、卒業生が職業を指定する必要がなくなることで、申請要件が合理化されます。 スキル職業リストから。
臨時卒業ビザ滞在期間のこれらの変更は2021年12月1日から実施され、熟練した職業リストの要件は2022年7月1日から削除されます。(Google翻訳)
ここでは2つのことが述べられています。先のブログ記事で挙げた、卒業生ビザの中でGraduate Work streamのものは現在の1.5年間から2年間に変更となる(2021年12月1日から適用)ということと、今回のブログ記事のメインである、取得にあたって職業リストの要件を撤廃するという事です(2022年7月1日から)。
これにより卒業生ビザの他の条件をクリアーできるのであれば、どなたでもこの便利な卒業生ビザが取れるという事となります。
なお、その際には他には、以下のことも言及されています。
コースワーク卒業生による修士の一時卒業生(サブクラス485)ビザの滞在期間は、研究卒業生による修士の滞在期間と一致するように、2年から3年に恒久的に延長されます。(Google翻訳)オーストラリアの大学の修士号を取得した方は永久に卒業生ビザが3年間となります。これもかなりすごい内容です。
ここでは、上記に挙げているいわゆる専門学校やTAFE卒業のGraduate Work streamでの卒業生ビザに関する主な条件をお知らせします。なお、Graduate Work streamの取得条件の移民局のページはこちらなので詳しくはこちらもよく読んでおいてください。
Graduate Work streamでの卒業生ビザ取得条件
年齢: 50歳以下
英語力: IELTS6.0以上(オーバーオール)
申請前のビザ: 学生ビザ又は申請6か月前の学生ビザ保持後の実質的なビザの保持
申請時期: 学生ビザ保持期限から6か月以内まで
就学条件: 少なくとも2年間のコース修了でDiploma又はTrade qualificationを修了していること
申請可能な職業: 移民局の職業リストにおいて卒業生ビザ対象の職業であること←ここの条件が撤廃されます
スキルアセスメント: 通過していること(卒業生ビザに対して)
保険: OVHC保険に加入していること
要注意事項としては、2022年7月1日から適用開始となっていますが、いつまでかは記載されていません。一時的と書いてあるのでこちらがどこかのタイミングで終了することもあり得ます。
【解説】オーストラリアの永住権、就労ビザ取得の概要を知る
オーストラリアへの留学は永住権への入り口になり得るリアル
上記の通りに卒業生ビザを申請するには、学生ビザ保持がこの卒業生ビザ申請前から6か月以内という条件があるので、2022年7月1日以降から適用なので、つまり2022年1月1日以降で条件をこなす就学コースを修了している人ととなります。
よって、現在何かのコースで就学している、卒業したてだという方で、2022年7月1日以降で卒業生ビザが申請できる方はこの条件のもと、どのコースの就学であっても卒業生ビザが申請できる可能性があるという事となります(ただしこの条件が適用されている時期まで)。
前述の通りにこの条件が適用となる期限の発表がないので何とも言いきれませんが、もしその期限がオーストラリアの会計年度を当てはめて2022年7月1日から2023年6月30日までと考えると、それまでに卒業生ビザが申請できるコースを修了している人は対象となるという事となります。
従って、今現在例えばビジネス系のコースを勉強している方が、それまでに修了できるのであれば、この条件の下、この卒業生ビザが取得できる可能性があるという事となります。これってかなりすごいことではないでしょうか!
いかがだったでしょうか。これまでの発表では一時的という条件が付いてはいますが、どういった就学コースを勉強したとしても、少なくとも2年間のコース修了でDiploma又はTrade qualificationを修了しているのであれば、関連する職業内容に関係なく、卒業生ビザが取れることとなり、それがさらに今の条件で行くと2年間の期間が発行されることとなります。そうなることで当然、
英語環境での職歴が少なくとも2年間積める
2年になったことでその後のビザ取得に好影響が期待できる
が叶えられ、最大2年間も英語環境で職歴がさらに積めることが、できるようになります。それは、その後のオーストラリアでのビザの取得にも関わってきますし、日本に帰国したとしてもグローバルに活躍できる自分を就労ビザを取らずに作り上げることができます。これはかなり素晴らしいことになります!よって、ぜひ活用をすべき内容です!
ジャパセンが取り扱っている留学のうち、今回のケースは、
英語環境で働く経験を積むキャリアアップ留学
就労ビザ、永住権取得を目指す移住留学
につながる内容かと思いますが、そういったことを目論んで対応をしていこうと考えている方々は、是非参考とされてみて下さい。
大事なことはこの条件があるうちに、必要な就学を終えていることです。となると、現存そういった就学をしている人はラッキーであり、またこれからであってもこの条件が継続するのならコース終了時に可能性が出てくるので、まだまだコロナビザで進む方もいますが、もしかしたら学生ビザで対応をする方が良い効果が表れるかもしれません。
ジャパセンのブログ記事をお読みであれば、どういったプロセスで進むことがいいかの案内に長けている留学会社だと感じて頂けるのではないかと思います。これは、具体的にそれはその後の卒業生ビザ、就労ビザ、永住権に向けて多くの知識を有しているからです。もちろんそれが叶えられることを保証していることではありませんが、どう効果的に動いて行けるかを俯瞰して見れるかどうかはとても大事な要素となります。
全ては今の状況、目標などを伝えて頂くご相談から始まります。ぜひ、悩んでいる方、何をどうしていっていいかがわからない方、どうぞお気軽にご相談ください。
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