オーストラリアのワーホリ先として、観光地ならではの仕事をしたい方や、アクティビティも楽しながら自然豊かな場所で過ごしたい方にはゴールドコーストがおすすめです。
多くのビーチや自然公園を有する観光都市であり、シドニーやメルボルンと比べておおらかな街並みやフレンドリーな人柄と物価の安さも魅力といえます。
当記事ではゴールドコーストをワーホリ先に選ぶ理由や仕事の探し方、注意点まで紹介します。滞在先の候補として、ぜひ最後まで読み検討してみてください。
ゴールドコーストは世界有数のリゾート地でサーフィンの聖地としても有名です。豊かな自然に囲まれたこの都市では、日本では体験できないようなゆったりとした時間を過ごせるでしょう。
街自体はコンパクトでオーストラリア内でも比較的物価が安く、ワーキングホリデーや留学など1年ほどの短い期間でも滞在しやすいのが魅力です。以下ではゴールドコーストの魅力をみていきます。
ゴールドコーストには世界有数のサーフスポット「サーファーズパラダイス」があり、世界中からサーファーたちが集まります。
その他にも「ブロードビーチ」や「マーメイドビーチ」、地元の人から愛される「バーレイヘッズ」など数多くのビーチが点在しています。
サーフィンやマリンアクティビティはもちろんですが、仕事終わりにビーチにタオルを広げゆっくりと海を眺めるのもゴールドコーストならではの贅沢な時間の過ごし方です。
ワーキングホリデーで長期滞在すれば、自分のお気に入りのビーチを見つけられます。
観光地の多いゴールドコーストはハイシーズンになると旅行客が一気に押し寄せます。ホテルのフロントスタッフや清掃の仕事なら、英語が苦手でも比較的簡単に仕事を見つけられるでしょう。
一方で、ハイシーズンが終わると一気に人が減り求人も減る傾向にあります。この時期にゴールドコーストに到着すると仕事探しに苦労するかもしれません。
到着してすぐに仕事に就きたいのであれば渡航時期をしっかりと考えてワーキングホリデーのスケジュールを立てると安心です。
ゴールドコーストにはビーチだけでなく山や滝など大自然を満喫できるスポットが数多くあります。日本ではなかなか感じられない大自然を全身で味わいたい方にぴったりです。
1994年にユネスコの世界遺産に登録されたラミントン国立公園では、巨木や亜熱帯植物、さまざまな野鳥なども観察できます。運が良ければトレッキング中にオーストラリア固有の生き物であるカモノハシやカンガルーに遭遇できるかもしれません。
シドニーやメルボルンと比べるとゴールドコーストの街は非常に自然豊かで、地元の人たちも穏やかです。
特に観光客が少なくなるオフシーズンには、ビーチでのんびり過ごしたり、カフェでゆっくりと食事を楽しんだりとリラックスした時間を過ごしやすくなります。
また、地元の人の生活や文化を知れるチャンスでもあります。積極的に交流を楽しめるでしょう。
夏の活気ある姿と、冬の落ち着いた姿の両方を楽しめるのがゴールドコーストの魅力ともいえそうです。
ゴールドコーストは1年のうち約300日が晴天に恵まれます。雨が少なく温暖な気候はマリンスポーツやレジャーの天気を気にせず思いきり楽しめます。
日本に比べて湿度が低いので、ジメジメとした暑さはなく、日陰に入れば涼しく過ごしやすいです。
またオーストラリアでは7〜8月が真冬ですが、ゴールドコーストでは10℃を下回ることはほとんどなく寒さが厳しくないのも魅力です。
ビーチが有名なゴールドコーストですが、実は美術館やアミューズメントパークも充実しています。
市内にあるシー・ワールドは海沿いならではの水族館と遊園地の複合施設です。迫力満点のイルカショーやスリル満点の絶叫系アトラクションを一緒に楽しむことができます。
ワーナー・ブラザーズ・ムービー・ワールドでは有名な映画をモチーフにしたアトラクションや、ジェットコースターなどスリルのあるアトラクションが並びます。映画好きの方にはたまらないアミューズメントパークです。
美術館や博物館、アミューズメントパークまでが立ち並ぶ、まさに観光のための都市なのです。
ゴールドコーストには観光客用のホリデーアパートメントが多く、留学生のシェアハウスとしても利用されています。シドニーやメルボルンなどの都市部と比べると家賃が安い傾向にあります。
各都市でシェアハウス(4名)で住んだ場合の家賃相場は以下の通りです。
都市名 | 家賃相場(週) |
シドニー | 150豪ドル |
メルボルン | 120豪ドル |
ゴールドコースト | 80豪ドル |
もちろん部屋の設備や立地によって金額は前後しますが、物価が高いと言われるオーストラリアで家賃が安く抑えられるのはゴールドコーストの大きなメリットといえます。
ワーキングホリデーでは滞在中の生活費や学費を稼ぐために、現地で仕事をする方が多いと思います。
ビーチ付近のレストランやサーフショップで働くチャンスがあるのは、ビーチが有名なゴールドコーストならではです。ローカルなレストランやホテルのクリーナーなどは、時給が高めの傾向にあります。
ワーキングホリデーで渡航する日本人の仕事の定番は、飲食店のアルバイトです。
ジャパニーズレストランなら一般的な職場より日本人スタッフが多いので、英語が得意でなくても意思疎通が簡単です。慣れない海外生活でもお互いに情報交換できたり、助け合えるメリットもあります。
しかし日本人同士で求人の競争率が高くなることは把握しておきましょう。また特別なスキルが必要なかったり、英語が話せなくてもできる仕事は給料が低い傾向にある点も要注意です。
リゾート地であるゴールドコーストは、他のオーストラリアの都市に比べてホテルや観光地での仕事も豊富です。コニュニケーション力だけでなく体力も求められる仕事ですが、英語で会話する機会も多いため語学力を身につけたい方にはおすすめです。
※1豪ドル = 95円で換算
ワーキングホリデー中の生活を充実させるためには、早めに仕事を見つけてお金を稼ぐ必要があります。ゴールドコーストで仕事を得るための具体的な方法を見ていきましょう。
ゴールドコーストで仕事を探すなら、留学エージェントにサポートしてもらう方法があります。
せっかくワーキングホリデーで渡航したにもかかわらず、希望していない仕事に就いてしまったり劣悪な職場環境では貴重な時間が台無しです。特に初めてのワーキングホリデーで語学に自信がないのであれば、留学エージェントに仕事のサポートを任せるのが安心です。
オーストラリア専門の留学エージェント・タビケン留学では、渡航前のビザの取得から語学学校の紹介など幅広くサポートを行っています。
不安のある方はぜひ一度無料相談にお越しください。
※タビケン留学では仕事の紹介・斡旋は実施しておりません
オーストラリアの求人サイトで仕事を探す方法もあります。ワーキングホリデーで滞在中の日本人が多く使うサイトや現地の人向けのものまでさまざまですが、基本どこのサイトからでも日本人のワーホリ生が働ける仕事を探せます。
オーストラリアで仕事を探す方は以下のサイトを使うことが多いので参考にしてみてください。
日豪プレス、ゴールドコースト掲示板、Cheersは日本語で検索と閲覧ができます。求人の掲載件数は少ないですが、英語が苦手な方はまずは日本語表記のあるサイトから仕事を探してみましょう。
SEEK、Backpacker job board、Joraは英語表記のみのサイトですが、ローカル用の求人も多く仕事の種類も豊富です。オーストラリア滞在にも慣れてきて転職を考えている時などはチャレンジしてみてもいいかもしれません。
オーストラリアでは、仕事探しでカフェや店舗に飛び込みでお願いする方法もスタンダードです。求人サイトに掲載していないお店でも熱意を買ってくれて採用されるパターンも多くあります。
日本ではあまり馴染みのない方法なので緊張するかも知れませんが、どうしても働きたいお店がある場合は履歴書を用意して自分の熱意を伝えに行ってみるのも素晴らしい経験になるはずです。
ゴールドコーストに現地の友人がいたり、日本人の友達が先にワーキングホリデーで滞在している場合は仕事を紹介してもらえないか連絡してみましょう。
またアパートや寮、学校でも仕事を紹介してくれる場合があります。
ワーキングホリデーで渡航してきた人を積極的に採用しているお店や会社では比較的仕事に空きが出やすく、希望の職場で実際に働いている人と繋がればスムーズに仕事を獲得できるかもしれません。
職場で信頼を得ている方と繋がりを持てれば、その紹介ですぐに採用してもらえることもあります。
ゴールドコーストに到着したら、まずは家探しからスタートです。日本にいる間に短期のホテルや学生寮を予約しておき、そこに滞在しながら長く住むシェアハウスやアパートを探すのがスタンダードな流れです。
すぐに部屋を決めたい気持ちはよくわかりますが、詐欺や住民とのトラブルに巻き込まれないよう契約は慎重に行いましょう。
オーストラリアの家探しサイトは以下のものがよく利用されています。
家サイトで物件を探し、家主と連絡を取って内見をさせてもらい決定するのが一般的な流れです。現地の友人や日本人のクラスメイトなどに相談して、部屋探しのアドバイスをもらっておくと失敗が少なくなります。
ゴールドコーストに滞在する際には「オフシーズンに仕事がない」「ハイシーズンは日差しが強い」など、その土地ならではの注意点があります。1つずつ確認していきましょう。
ハイシーズンには観光客が押しかけ賑わいを見せるゴールドコーストですが、冬になり観光客が少なくなるにつれて求人件数も減ってきます。
「ビーチに関わる仕事」「日本人向けの観光ガイド」など、希望の職種を限定すると見つけるのが難しいのが事実です。ある程度仕事の種類に幅を持たせて探してみましょう。
南半球にあるオーストラリアは季節が日本とは真逆なので、7〜8月が冬にあたりオフシーズンです。
ゴールドコーストはシドニーやメルボルンに比べると家賃相場は低いですが、観光地のど真ん中に住んでしまうと人の多さや、治安の悪さ、局所的な観光地価格の物価に驚かされるかも知れません。
部屋を決める時は居住予定エリアの周辺を実際に自分の目で見て回ったり、語学学校や現地の友人に住みやすいエリアのアドバイスをもらうなど、落ち着いて暮らせるように情報取集をしておきましょう。
ゴールドコーストにも語学学校はありますが、シドニーやメルボルンのように豊富な選択肢から選べるわけではありません。
もし全く英語ができない、語学力に不安がある場合は、オーストラリアの別のエリアでしっかりと語学を学んでからゴールドコーストでのワーホリに切り替えるのもひとつの手です。充実した滞在になるように、事前準備や語学学習のプランを考えてワーキングホリデーに挑みましょう。
ゴールドコーストの紫外線は非常に強いです。ビーチや観光地での仕事は野外での業務が多くなるので、紫外線対策はしっかりと行いましょう。
日本から持参した小さなボトルの日焼け止めではあっという間に使い切ってしまいます。現地ではシャンプーサイズの大きなポンプタイプの日焼け止めも販売されているので、購入して毎日こまめに塗ることをおすすめします。サングラスや帽子、アームカバーも用意しましょう。
観光スポットとして人が集まる中心地のエリアはバスが発展しており、海岸線に沿って学校を始めとした公共施設へのアクセスは非常に便利です。
一方で少し離れた場所に住むと、最寄りのバス停が遠くなってしまう可能性もあります。内陸に住むなら車が必要になるかもしれません。部屋を探す時は、毎日の通勤・通学の利便性もしっかりと考えて決めましょう。
ゴールドコーストへのワーキングホリデーには以下のようなものが必要になります。
オーストラリアのワーキングホリデーは年齢制限があり、18歳〜30歳の間で申請する必要があります。必ず31歳の誕生日を迎える前にワーキングホリデービザの申請をしておきましょう。
パスポートやワーキングホリデービザは日本にいる間に手続きが必要です。パスポートの申請には約1週間、ワーキングホリデービザの発行には2~3週間かかるので、時間に余裕を持って手続きを行いましょう。
また、日用品や薬などは使い慣れな日本のものを出発までに買い揃えておくと安心です。
オーストラリアで仕事をする場合は、給与を受け取る現地の銀行口座の開設が必要です。到着したら早めに口座を用意しておけば仕事探しもスムーズになりますよ。
国際免許証や、国際学生証、翻訳機などもあると便利なので必要に応じて用意することをおすすめします。
オーストラリアに長期で滞在するなら、学生ビザの取得もおすすめです。
州立のTAFEという学校では専門的な分野の勉強をしたり、将来的にオーストラリアで就職するためのスキルを身につけられます。
オーストラリアのTAFEや専門学校では専門スキルの習得に非常に力を入れており、卒業後に社会で即戦力になる実践的な技術を取得できます。
数百以上のコースから希望のジャンルを選べるのも特徴で、現地の学生だけでなく全世界から専門的なスキルを学びにくる学生が集まります。
語学学校を併設しているTAFEも多く、まずは語学を学んでから入学する学生も多いです。
ゴールドコーストのワーキングホリデーにかかる主な費用は以下の通りです。
ワーホリビザ申請料 | 約60,000円 |
語学学校費用 | 約10万円/月(4ヶ月で約40万円) |
海外旅行保険料(1年間) | 約15万円 |
航空券(片道) | 約10万円 |
宿泊費(シェアハウス想定) | 約70万円 |
その他生活費 | 約70万円 |
合計 | 約211万円 |
まずワーキングホリデーのビザ申請料として635豪ドル=約6万円(2023年8月現在)がかかります。ほかにも渡航前の準備段階では保険料や航空券などまとまった費用が必要です。
中でも海外旅行保険が約15万円と高額なので加入するか迷う方も多いと思いますが、ぜひ入っておくことをおすすめします。万が一保険未加入で現地の病院を利用すると治療費がかなり高額になるためです。
もし現地で体調不良になった場合でも、保険に入っておけば診察代を気にせず安心して病院に通えます。
その他にも宿泊費や食費など日々の生活でお金がかかります。仕事が見つかれば稼ぎながら生活することが可能ですが、すぐに仕事が見つかるとは限りません。
3ヶ月分ほど生活を維持できる資金を用意しておくと安心です。
※1豪ドル = 95円で換算
Natsumiさんはシドニーに6ヶ月、ゴールドコーストに4ヶ月ワーキングホリデーで滞在しました。もともと海が大好きで海沿いに住みたいと思い、ハイシーズンに入る11月後半頃からゴールドコーストに移動しています。
ゴールドコーストはシドニーに比べてフレンドリーな人柄の方が多く、ビーチに座っている時や街を歩いている時に気さくに話しかけてくれる方が何人もいました。
ジャパニーズレストランでの仕事では、英語が苦手だったにも関わらずレセプションに立たされ、言葉が通じずに悔しい思いをしたこともありました。しかし毎日お客さんとのやりとりを重ねるうちに、少しずつ英語力が伸びていきました。
ジャパニーズレストランで働くと日本語に囲まれた生活になり、ゴールドコーストに来たのに英語が話せないままという印象があるかもしれません。
しかしNatsumiさんのように成長できる環境に飛び込んでいくことで、苦労はしながらも英語力は少しずつ伸ばせます。このような経験ができるのはワーキングホリデーの大きな魅力です。
NATSUMIさんのゴールドコーストでのワーホリ体験談を見る
ゴールドコーストの人口 | 646,983人 |
QLD州面積 | 1,730,620 km² |
日本との時差 | +1時間(サマータイム無し) |
主な産業 | 上記の歴史からも分かるように、不動産、建設、小売業、ビジネスサービス、交通、観光が主要な産業。 |
ゴールドコーストにはサーファーズパラダイスやラミントン国立公園などたくさんの美しいビーチと大自然があふれています。のんびりとおおらかなゴールドコーストでは、忙しい日本の生活に疲れてしまった方は新鮮な経験ができるかもしれません。
しかし、日本と比較するとやはり治安は良くないので気を付けましょう。
ハイシーズンにはマリンアクティビティや美術館、アミューズメントパークで思いっきり遊べるのはもちろん、シーズンオフの冬には沖に出てホエールウォッチングも楽しめます。
1年間を通して滞在することでさまざまな顔を見られる都市です。
ゴールドコーストは治安もよく温暖な気候で、ワーキングホリデーにおすすめの都市です。
申請手続きや準備に少しでも不安がある方はぜひタビケン留学へご相談ください。ワーキングホリデー経験者のスタッフが渡航前のビザ申請から滞在中の困りごとまで親身になってサポートいたします。
初めてのワーキングホリデーでは、何かあった時にすぐ相談できる窓口があるだけで非常に心強くなるものです。海外の長期滞在では想定しなかった問題も起こりかねません。
タビケン留学はオーストラリアのシドニーにもオフィスを構えているため、現地でトラブルが発生した際にも速やかにご相談いただけます。
無料相談も受け付けているので、興味のある方はぜひ一度ご連絡ください。
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