ワーホリの方向け!チャイルドケアコース開講します!
新プログラム開校!17週間の「資格取得&お仕事プログラム」 - チャイルドケア ワーキングホリデービザの方向けに、17週間の新…
ワーキングホリデーとは、協定国で1年以上の長期滞在をしながら渡航先で就労できる制度です。
日本人の場合、26の国と地域にワーホリビザを利用した渡航が可能で、その中でもオーストラリアは特に高い人気を誇っています。
しかし、オーストラリアでワーキングホリデーに参加するためにはいくつか条件をクリアしなければならず、年齢もポイントの1つです。
本記事では、オーストラリアのワーホリと年齢制限について紹介します。
また、オーストラリアのワーホリビザの申請方法や、渡航前後に必要な費用についても取り上げるため、ぜひ最後までご覧ください。
ワーキングホリデーを現地で就労しながらの滞在と定義すると、オーストラリアでのワーホリに年齢制限は特にありません。
しかし、ワーホリビザの取得については年齢制限を含め、いくつか押さえておきたい注意点があります。
オーストラリアのワーキングホリデービザの概要は以下の通りです。
Subclass | 417 |
年齢制限 | 18〜30歳 |
有効期間 | 12ヶ月 |
費用 | 635豪ドル(約60,300円) |
詳細 | 公式HP |
オーストラリアのワーホリビザを申請するためには、申請時点の年齢が18〜30歳でなければなりません。
ワーホリビザの申請後、順調に審査が進めば2週間〜1ヶ月以内でビザが手元に届くでしょう。
ワーホリビザ取得後は、31歳の誕生日を迎える前に現地へ向かう必要があります。
ちなみに、入国時点で31歳になっているのは問題ありません。
※1豪ドル=95円で換算
オーストラリアでは、ワーキングホリデービザの延長が条件付きで最大2度認められています。
1回目・2回目・3回目のワーホリビザの概要は以下の通りです。
1回目 | 2回目 | 3回目 | |
Subclass | 417 | 417 | 417 |
年齢制限 | 18〜30歳 | 18〜30歳 | 18〜30歳 |
有効期間 | 12ヶ月 | 12ヶ月 | 12ヶ月 |
費用 | 635豪ドル(約60,300円) | 635豪ドル(約60,300円) | 635豪ドル(約60,300円) |
詳細 | 公式HP | 公式HP | 公式HP |
ビザの延長には、オーストラリア政府によって定められた指定職種に規定の期間以上従事している必要があります。
オーストラリア政府による指定職種は、以下の通りです。
1度目の延長時には3ヶ月以上、2度目の延長時には6ヶ月以上の就労履歴を証明しなければなりません。
その他にも、健康要件や犯罪歴の有無も条件に含まれています。
※1豪ドル=95円で換算
オーストラリアのワーホリビザを取得するためには、ビザの申請時点の年齢が18〜30歳でなければなりません。
しかし、オーストラリアではワーホリビザ取得の年齢制限を50歳へ引き上げる話も出ています。
オーストラリアは、日本も加盟しているOECD(経済協力開発機構)の中でカナダに次いで2番目に深刻な労働者不足に悩まされている国です。
以前は留学生やワーホリ労働者の労働力を頼りにしていたのですが、コロナの影響で外国人労働者が軒並み帰国し、労働人口が大きく減少してしまいました。
そのため、オーストラリア政府などはスキルのある労働者や専門家を幅広く確保するために、ワーホリビザの年齢制限の改訂をはじめとした制度の見直しを検討しています。
しかし、現状は話が持ち上がっているだけで、具体的な動きはないようです。
参考:The Guardian
オーストラリアへ渡航するために必要なビザは、ワーキングホリデービザだけではありません。
年齢制限に引っかかってしまい、ワーホリデービザを取得できない方は以下のビザの取得を検討してみましょう。
一時就労ビザは、高度人材が一時的にビジネスを目的にオーストラリアに滞在する際に利用できるビザです。
以下、一時就労ビザの概要になります。
Subclass | 400 |
年齢制限 | なし |
有効期間 | 原則最長3ヶ月(場合によっては6ヶ月) |
費用 | 405豪ドル(約38,500円) |
詳細 | 公式HP |
こちらのビザでは、ビジネスの他に特定の文化的、社会的なイベントへの参加や、オーストラリアの国益となる限定的な活動も認められています。
また、ビザ発給後は6ヶ月以内にオーストラリアへ入国しなければなりません。
あくまでオーストラリアに一時的に滞在する方を対象としたビザのため、継続的に就労する場合は就労ビザを取得しましょう。
※1豪ドル=95円で換算
TSSビザは、オーストラリア国外の熟練技術者を対象に発行される就労ビザです。
以下、TSSビザの概要になります。
Subclass | 482 |
年齢制限 | なし |
有効期間 | 最大4年 |
費用 | 1,445〜3,035豪ドル(約137,000〜288,000円) |
詳細 | 公式HP |
TSSビザを取得するためには、オーストラリア国内の企業の推薦、もしくは招致が必要です。
推薦や招致は、技能職リストに記載されている職種に限られます。
また、従事する職種によっては技能審査に合格しなければなりません。
取得条件がシビアですが、帯同する配偶者も現地で自由な就労が認められるなどのメリットも存在します。
※1豪ドル=95円で換算
観光ビザ、およびETAは、どちらも観光を目的とした方が取得できるビザです。
以下、観光ビザとETAの概要になります。
観光ビザ | ETA | |
Subclass | 601 | 600 |
年齢制限 | なし | なし |
有効期間 | 最長12ヶ月 | 許可日から12ヶ月(期間中何度でも入国可能だが、1回の滞在期間は最大3ヶ月) |
費用 | 475豪ドル(約45,100円) | 190豪ドル(約18,100円) |
詳細 | 公式HP | 公式HP |
両者の最大の違いは滞在期間です。
観光ビザを取得した場合は、12ヶ月間オーストラリアに連続で滞在できます。
しかし、ETAの場合は入国回数に制限がない一方で、1回の滞在期間は最大3ヶ月のみです。
オーストラリアの滞在期間が3ヶ月以内の場合は申請費用が安いETA、3ヶ月以上連続で滞在する場合は観光ビザの取得がおすすめです。
※1豪ドル=95円で換算
学生ビザは、大学や語学学校などオーストラリアの教育機関に長期間在籍する方向けのビザです。
以下、学生ビザの概要になります。
Subclass | 500 |
年齢制限 | なし |
有効期間 | 3ヶ月〜5年 |
費用 | 710豪ドル(約67,500円) |
詳細 | 公式HP |
オーストラリアの学生ビザの特徴は、一定の条件下で就労が可能な点です。
2023年7月以降、2週間で最大48時間までの就労が認められるようになっています。
ただし、学生ビザの取得目的はあくまで学業です。
就労制限を超えて働いてしまうと、移民局によって学生ビザをキャンセルされる可能性もあるため、注意してください。
※1豪ドル=95円で換算
オーストラリアの永住権を狙う場合、現地の民間企業や日系企業のオーストラリア支社を狙って就職活動するのもおすすめです。
永住権を獲得できれば長期滞在が可能になるだけでなく、国民保険への加入や家の購入や起業ができるようになります。
オーストラリアは、日本をはじめさまざまな国から移民を受け入れてきた実績がある国です。
そのため、永住権を取得するハードルは他の国と比較すると低いといえるでしょう。
もちろん、ネイティブレベルの語学力や人材が不足している職業で就職しているなど、いくつかの条件をクリアしている必要があります。
オーストラリアのワーホリビザを申請する手順は以下の通りです。
ワーホリのビザを申請するにあたって、まずはIMMIアカウントに新規登録しましょう。
その後、ワーホリのビザの申請に必要な書類を揃え、オーストラリア政府の公式HPから必要書類をアップロードします。
必要書類のリストは以下の通りです。
書類のアップロードが完了したら、ワーホリビザの申請費用 635豪ドル(約60,300円)を支払いましょう。
ワーホリビザの審査に通過すると、オーストラリア政府からビザ承認書が発行されます。
※1豪ドル=95円で換算
オーストラリアのワーホリビザを申請するためには、事前に多数の書類を用意したり、煩雑な手続きを行ったりする必要があります。
しかし、自力でワーホリビザの申請を行うのはハードルが高いと感じる方もいるでしょう。
また、申請する際に記入事項や提出書類に漏れがあると、審査に通過できず最悪ワーホリに行けない可能性も出てきます。
一人でビザを申請するのが不安な場合には、オーストラリアの留学エージェント・タビケン留学へ気軽にご相談ください。
オーストラリア留学、およびワーホリのサポート経験豊富なスタッフが書類の準備から手続きまで、しっかりサポートいたします。
オーストラリアでワーキングホリデーをしたい方は、20代など年齢的に若い時期に経験するのがおすすめです。
以下、20代でワーホリをした方がよい理由になります。
現地で仕事をするためには、体力が必要です。
ワーホリでオーストラリアを訪れた多くの日本人は、ジャパニーズレストランやファームで仕事をしています。
朝早くに起きて重労働をこなすファームはもちろん、レストランの店員も立っている時間が長く、体力が必要な仕事です。
現地で生活をするためには仕事をしてお金を稼ぐ必要がありますが、そもそも仕事を続ける体力がなければ満足に働けません。
できるだけ体力がある若いうちにワーホリをした方が、お金を稼ぎやすいといえるでしょう。
若い年齢でワーホリを経験した方が、帰国後の職探しの難易度が低いです。
ワーホリを終えた後、休職をした方以外は日本で就職活動を行うでしょう。
多くの企業は、新しい知識を吸収する意欲があり、新しい環境に馴染める若い人材を求めています。
同じ条件の20代の応募者と30代の応募者がいた場合、20代の応募者の方が採用されやすいです。
帰国後の就職活動の難易度を考えると、20代のうちにワーホリをした方がよいでしょう。
渡航するタイミングを自分の都合で決めやすいのも、20代でワーホリを経験するメリットです。
期限付きとはいえ、ワーホリで海外へ渡航するのは一大イベントといっても過言ではありません。
そのため、既婚者や仕事で役職についている方は、簡単にワーホリに行く決断はできないでしょう。
しかし、20代であれば独身の場合が多く、海外へ行く選択をしやすいです。
また、年齢が若ければキャリアの変更や復帰も比較的容易なのも、20代でワーホリを経験する大きな利点でしょう。
オーストラリアのワーホリをするにあたって、どの程度の費用が必要なのか紹介します。
今回は英語初心者がファーストワーホリビザを取得し、シドニーにて語学学校に3ヶ月在籍、残り9ヶ月で就労する想定です。
以下、ワーホリの渡航準備の際にかかる費用になります。
パスポート発行費用 | ・5年:11,000円 ・10年:16,000円 |
ビザ申請費用 | 635豪ドル(約60,300円) |
海外留学保険 | 約20万円 |
航空券(往復) | ・LCC(エアアジアX):123,100円(エコノミー) ・FSC(ANA):279,350円(エコノミー) |
語学学校費用(3ヶ月) | 5,040豪ドル(約479,000円) |
合計 | 約 873,000〜1,030,000円 |
パスポートの申請書は外務省の公式サイトからダウンロードできます。
航空券は渡航の時期によって値段が変わるため、こだわりがなければ航空券が安い10月、または6月に渡航しましょう。
また、ワーホリでオーストラリアへ渡航する場合、残高証明の提出が必須です。金額は約5,000豪ドル(約480,000円)が目安になります。
専門学校へ通う場合は、別途学費が必要です。
※1豪ドル=95円で換算
参考:Working Holiday Visa|Embassy of Japan in Australia
以下、現地の生活中にかかる費用になります。
家賃(3ヶ月は学生寮、9ヶ月シェアハウスを想定) | ・学生寮(2人部屋/3ヶ月分) :495豪ドル(約47,000円) ・シェアハウス(9ヶ月分) :4,320〜6,840豪ドル(約410,000〜650,000円) |
交通費 | 約631〜2210豪ドル(約60,000〜210,000円) |
通信費 | 420豪ドル(約39,900円) |
その他(食費・消耗品費・娯楽費など) | 8,000豪ドル(約760,000円) |
合計 | 13,866〜17,965豪ドル(約1,320,000〜1,710,000万円) |
通信費は、Optusのプリペイドタイプ、28日間40GBで35豪ドル(約3,330円)のプランの利用を想定しています。
生活費の節約をする場合、自炊をするのがおすすめです。外食するより費用を抑えつつ、栄養バランスのとれた食事が食べられます。
※1豪ドル=95円で換算
最後に、オーストラリアのワーホリの年齢制限についてよくある質問をまとめました。
オーストラリアのワーホリの参考に、順番にチェックしていきましょう。
35歳でもオーストラリアのワーホリビザが取得できる国籍に日本は含まれていません。
現状、カナダ・アイルランド・フランス国籍の方のみ、オーストラリア政府によって35歳以上でもワーホリビザの取得が認められています。
しかし、他の国の年齢引き上げが決定しているため、将来的には日本人の年齢制限の変更にも期待が持てるでしょう。
ワーホリビザの取得にこだわらなければ、オーストラリアに滞在しながら働くのは十分可能です。
現地で就労ができ、かつ年齢制限も存在しない代表的なビザは以下の通りです。
短期の渡航であれば、観光ビザ(ETA)で短期就労もできます。
ただし、40歳以上で働く場合、仕事の内容によっては体力的に厳しい場面が増えるため、日本にいる間にしっかり体力作りに励んでおきましょう。
ワーホリビザ取得の年齢制限や体力の問題などを考えると、オーストラリアでのワーホリは年齢が若いうちに経験するのがおすすめです。
しかし、海外への渡航経験がない方は、ワーホリの準備や手続きに対する疑問や不安が多いでしょう。
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