住み慣れた日本を離れて暮らす留学中だからこそ、連絡手段はしっかり確保しておきたいところ。オーストラリアでスマートフォンを使うには、どのような準備が必要になるのでしょうか？

この記事では、オーストラリアのスマホ事情をご紹介。日本で普段使っている端末をそのまま使えるのか、現地で新しく購入できるのかなど、スマホの使用環境を整える方法を詳しく解説します。

自分のスマホ、海外でも使えます！

普段使っているスマートフォンは、ほとんどの場合、海外留学先でも利用できます。自分のスマホをオーストラリアでも使うには、主に3つの方法があります。

①契約会社の国際ローミングサービスを利用する
②レンタルWi-Fiを利用する
③オーストラリアで購入したSIMを利用する

それぞれの方法を、説明していきます。

日本にいるあいだに契約できるサービスは

出国前に、日本語で準備を終わらせたい方におすすめなのが、①契約会社の国際ローミングサービスと②レンタルWi-Fiです。

大手キャリアは、海外旅行向けサービスを提供しています。オーストラリアにおける利用料は、1日980円前後。少し割高ですが、日本にいながら手続きが完了するので、現地での契約が要らず、安心感があります。短期の留学におすすめです。

NTTドコモ 世界そのままギガ
au世界サービス（国際ローミングサービス）
 ソフトバンク 世界あんしん定額

レンタルWi-Fiも、選択肢の1つです。オーストラリアにおける利用料は、各社に幅があり1日780円〜1,150円ほどです。データ無制限や、空港での端末受け渡し、事前に自宅まで送ってくれるサービスなどもあります。

HISモバイル
JAL ABCのWiFiレンタル

オーストラリアでも、簡単に利用スタートできる！

コストを重視するなら、現地でのSIMカード購入がおすすめです。オーストラリアには、Telstra（テレストラ）・Optus（オプタス）・Vodafone（ヴォーダフォン）といった大手通信会社があります。それぞれ店頭やスーパーなどで、プリペイド式とポストペイド式、2種類のSIMカードが販売されています。

●prepaid （プリペイド）SIM
契約手続きなしの、データ容量による使い切り型です。スマホに差し込んで簡単な設定をするだけで使え、短期滞在の方にも人気です。追加でチャージすることも可能です。

●postpaid（ポストペイド）SIM
週・月極めによる後払い型。店頭にて、身分証明書類と住所の提示のみで契約できる場合がほとんど。12ヶ月、または24ヶ月での契約になるため、長期滞在者向きのサービスです。

大手三社のほか、amaysimやColes Mobileといった格安キャリアもあります。どの会社も、スマートフォンがSIMフリーの場合のみ利用できます。まずは、お使いのスマホがSIMロックが解除されている状態かどうかを確認しましょう。

SIMロックの場合、解除手続きが必要

SIMがロックされている場合は、まずロック解除の手続きが必要です。各社の手続き方法をまとめましたので、参考にしてください。

NTTドコモ
 au
 ソフトバンク

オーストラリアで、スマホをゲットするには？

留学用に現地でスマホをゲットしたい場合、現地の大手通信会社の店頭にて携帯端末つきプランが契約できます。また、スーパーなどで安く機種を購入する選択肢もあります。

スマホのレンタルは、あまり一般的ではありません。オーストラリアの通信会社ではなく、日本の旅行者向けサービスを利用するのがおすすめです。

オーストラリアでも、スマホは生活必需品です。おすすめなのは、いつものスマホを継続して使うこと。その方法として、オーストラリアの通信会社のSIMを使用するほか、現在契約中の通信会社の海外向けサービスや、Wi-Fiをレンタルしてくれる業者の利用などがあります。また、日本と同様に、携帯端末つきの契約プランもあるため、新しく端末を購入もできます。

費用や手続きの簡単さ、そして万が一のサポート体制などを考慮しながら、あなたにぴったりの通信環境をチョイスしてみてください。

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