留学先の決め方を徹底解説!決め手に欠ける時の対処法や迷った時...
国際社会のグローバル化が進んだ影響もあり、日本国内でも英語をはじめとする外国語を話す機会は、以前と比べて多くなりました…
アントレプレナーとは、一般的にゼロから会社や事業を作り出す人物を指す言葉です。
近年はアントレプレナーから派生したアントレプレナーシップ、つまり起業家精神が学問として注目を集めており、国内のみならず海外でも積極的に学ばれています。
海外で起業について学ぶ場合、さまざまな国や地域が候補に挙げられますが、オーストラリアの起業家育成コースがおすすめです。
今回は、オーストラリアの起業家育成コースへ留学するメリットを紹介します。
おすすめの専門学校やコース、留学後の進路についても取り上げるため、起業を学ぶための留学を検討している方はぜひ参考にしてください。
起業関連分野を学ぶにあたって、海外への留学がおすすめの理由について紹介します。
オーストラリアで行われているスタートアップ支援などの情報も一緒に取り上げるため、順番にチェックしていきましょう。
オーストラリアでは、現地政府による研究開発(R&D)費の税制優遇策が実施されています。
研究開発費の税控除制度とは、適格企業の適格研究開発活動の経費に対する租税の控除制度です。
年間売上高が20万豪ドル(約1,960万円)未満の企業は、法人税の還付が受けられます。
現地企業のみならず、オーストラリア国内で研究開発を行う外国企業や海外に知的財産を所有する企業も対象となるため、利用しやすい制度です。
中小企業や起業家、研究者が製品やサービスの商用化を実現するための適切な方法を見つけられるように、専門家のアドバイスや資金提供などの各種サポートも受けられます。
※1豪ドル=98円で換算
起業家の活動や、出会いの場となるコワーキングスペースが豊富な点も留学の魅力です。
コワーキングとは、個人事業者や起業家などの場所の縛りがない環境で働く方たちのワークスタイルを意味し、コワーキングスペースは彼らが仕事をする場所を指します。
仕事場を低コストで確保できる、新たなビジネスチャンスに出会えるなどの利点があり、オーストラリアでも積極的に利用されています。
現地では、FishburnersやChristie Spaces Sydneyなどがコワーキングスペースとして有名です。
また、BlueChilliやCyRiseなどのアクセラレーターが現地で多数活動している点も強みとして挙げられます。
主要都市にスタートアップ支援施設や起業推進区域が設けられている点も、オーストラリアへ留学する大きなメリットです。
オーストラリアでは、2015年12月に当時の首相であるマルコム・ターンブルが全国イノベーション・科学アジェンダを発表し、各州がイノベーションや起業の推進に取り組んでいます。
実際に2017年2月にシドニーにてスタートアップハブの設立が州政府によって発表され、2018年2月に本格的に稼働しました。
現在ではブリスベンやメルボルン、アデレードでもスタートアップ支援施設が設立されており、更なるコミュニティの拡張も期待されています。
国内外問わず、多くの企業がスタートアップ支援やパートナーシップ連携を提供してくれる点も、オーストラリアに留学するメリットです。
例えば、オーストラリア最大の通信会社であるテルストラは、過去10年間に60社以上のスタートアップのために3億5,000万豪ドル(約343億円)以上の投資をしています。
現在までにさまざまな分野に対するサポートが行われており、オーストラリア政府が近年力を入れている宇宙開発技術に関連するスタートアップの準備も進んでいます。
現地のスタートアップ支援やパートナーシップ連携は海外からも注目を集めており、新しくビジネスを始める環境に恵まれた国といえるでしょう。
※1豪ドル=98円で換算
起業関連分野を学ぶにあたって、オーストラリアの起業家育成コースがある専門学校へ通うメリットについて解説します。
渡航先の国を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
オーストラリアは、スモールビジネスから起業へ進む文化が根付いている国です。
そのため、日本よりも個人の事業立ち上げが受容されやすい環境が整っています。
スモールビジネスとは小規模で始められる事業を指し、オーストラリアにおいてはGDPの約35%、労働力の44%を占めています。
もちろん、ビジネスを始めるにあたって最低限の資本は必要ですが、現地ではスモールビジネス向けのローンも提供中です。
アイデアと能力、そして情熱があれば誰でもビジネスを始められる点は、オーストラリアの大きな魅力といえるでしょう。
参考:SBS
オーストラリアのシドニーには、南半球最大規模のスタートアップハブであるSydney Start-Up Hubが存在します。
Sydney Start-Up Hubの近くには学校もあり、起業のバックアップ体制は万全です。
ちなみに、Sydney Start-Up Hubがあるのはシドニーシティの中心部、ウィンヤード駅のすぐ隣にあるビルです。
現在2,000人以上の起業家達が集まっており、近隣の学校に通っている学生は実際にハブ内の起業家たちのプロジェクトに参加し、座学では体験できないビジネスのノウハウも学べます。
オーストラリアは、多様性を尊重する多国籍国家です。
そのため、現地の学校ではさまざまな国と地域から渡豪してきた、起業精神あふれる人々と交流する機会に恵まれるでしょう。
また、多くの人物と出会うのは、ビジネスにおいて重要な人脈形成の面でもメリットが大きいです。
視野が広がれば、柔軟な思考や判断力も身に付き、それだけビジネスチャンスを掴む可能性も高くなるでしょう。
異なった視点や考え方を知るのは、ビジネスはもちろん、生きていく上でも大切です。
現地では、日本人のみならず海外の方とも積極的にコミュニケーションを取るのをおすすめします。
現在オーストラリアでは、起業家育成コースを備えたさまざまな専門学校が登場しています。
しかし、どの専門学校が自分に向いているのか、どのようにして専門学校を調べればよいかわからない方も多いでしょう。
オーストラリアの起業家育成コースへ留学したい方は、タビケン留学に相談してください。
タビケン留学では起業家育成コースがあるオーストラリアの専門学校の紹介も行っています。
希望者のほとんどが未経験のため、同じような境遇の留学生と切磋琢磨して取り組む留学経験となるでしょう。現地でもエージェントによるサポート体制は万全なので安心してください。
興味を持った方は、ぜひ一度問い合わせをお願いします。
ロケーション | シドニー(Wynyard駅徒歩1分) |
公式HP | https://laneway.edu.au/ |
Laneway International Collegeは、シドニーにある南半球最大のスタートアップハブである、Sydney Start-Up Hub内にあるビジネスカレッジです。
カレッジでは、起業家やビジネスコーチによるパブリックスピーキングトレーニングや、投資家への働きかけ方のレッスンなどが受けられます。
また、実際に企業と一緒にプロジェクトを進めるカリキュラムもあり、実践的なビジネス経験が積める点も魅力的です。
2018年に設立されたばかりですが、未来の起業家たちをサポートするための設備や制度が整っているのは、Laneway International Collegeの大きな特徴といえるでしょう。
Laneway International Collegeに関する詳しい情報を見る
コース名 | 起業家育成コース |
料金 | 1ターム(10週間):1,600豪ドル(約16万円) |
受講条件 | ・18歳以上 ・IELTS5.5(※全ての項目が5以上)もしくは同等の学力がある方 |
受講期間 | 65週間 |
コース詳細 | Laneway International Collegeを詳しく見る |
Laneway International Collegeの起業家育成コースで学ぶメリットは、以下の通りです。
立地条件にも恵まれている学校ですが、やはりカリキュラムの内容が充実している点が魅力です。
どのような部分が充実しているのか、順番にチェックしていきましょう。
※1豪ドル=98円で換算
Laneway International Collegeでは、すでに活躍している実業家たちとのプロジェクトワークをはじめ、さまざまなレッスンが受講可能です。
講師とのマンツーマンの授業をはじめ、ビジネスの知識の習得とプロジェクトへの参加を組み合わせた個性的なカリキュラムが多数行われています。
授業では他の生徒のプロジェクトに参加できるだけでなく、自分でプロジェクトを企画しても問題ありません。
実践的な授業が展開されているため、卒業後も現場とのギャップに苦しまずプロとして仕事ができるでしょう。
また、学校がキャンパスを構えているビルの1階にはSydney Startup Hubがあり、毎晩開催されているイベントに参加すれば、プロの方のセミナーやレクチャーが受けられます。
優秀なビジネスアイデアを持っている学生に対して、経済的なサポートも提供してくれる点も、Laneway International Collegeの魅力です。
Laneway International Collegeでは、タームごとにビジネスアイデアをプレゼンする機会が設けられています。
プレゼンを通じて自身のアイデアが採用され、プロジェクトが発足した場合はマネーサポートが受けられます。
ちなみに、用意されている金額は50,000豪ドル(約490万円)です。
金銭的なサポートを受けながら実践的な経験が積めるのは、Laneway International Collegeならではの特徴といえるでしょう。
※1豪ドル=98円で換算
Laneway International Collegeのカリキュラムの進行スケジュールは、時間に余裕を持って組まれています。
そのため、学生は自身の事業や目標と両立しながら勉強に取り組めるでしょう。
基本的に、Laneway International Collegeの授業があるのは週に2〜3日のみです。
多くの学生は、空いた時間を利用して参加している各種プロジェクトを進めたり、自身の課題に取り組んだりしています。
スケジューリング次第では将来ビジネスに繋がる、より多くの分野が学べるでしょう。
オーストラリアの専門学校の起業家育成コースを卒業した後の進路として、以下のようなものが挙げられます。
学生の多くは、専門学校卒業後はすぐに起業するか、コース在学中に出会った企業に就職しています。
例えば、Laneway International Collegeの場合、キャンパスがあるビル内にはAir Taskerが作った2000人以上の起業家たちが集まるコワーキングスペース、Tank Stream Labsがあります。
Air Tasker以外にもテクノロジーの会社やITの企業が多数集まっており、ここで出会った会社に入社し、経験を積みながら起業に備える学生も多いです。
また専門学校で学んだ知識を深めるために、起業家育成コースがある大学へ進む学生もいます。
進学先としては、アデレード大学や西シドニー大学などが候補として挙げられます。
オーストラリアの起業家コースがある専門学校へ通うにあたって、いくつか注意点があります。
まず現地の専門学校に通っても、必ず全員が起業家になれるわけではありません。
卒業後の進路は専門学校が決めてくれるわけではないため、どのように動くかは自分次第です。
計画的に行動しないと、ただ海外で起業の勉強をしただけで終わってしまう可能性もあります。
また、事業を立ち上げても、失敗する可能性も大いにあります。
多くの方は順風満帆な経営を夢見るでしょうが、事業に失敗すれば借金を背負いますし、従業員の雇用も維持する努力をしなければなりません。
メリットだけでなく、デメリットもある点を理解した上で、起業家コースがある専門学校へ留学するか決定しましょう。
オーストラリアにある専門学校の起業家育成コースで学ぶにあたって、以下の条件を満たしている必要があります。
高校を卒業していない方は、高校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)が利用できる場合があるため、入学を希望する学校に問い合わせてみましょう。
IELTSスコア5.5以上を持っていない方は、合格するまで試験を受け続ける必要があります。
IELTSスコア5.5以上は英検に換算すると2級、TOEICに換算すると600~740点程度のため、高校卒業程度の英語力が身に付いていれば規定のスコアの突破は可能です。
また、学校によっては付属の語学学校で規定の期間英語を学べば、IELTSのスコアの提出を免除してもらえる場合があります。
オーストラリアの専門学校の起業家育成へコース留学する場合、必要になる費用の目安は以下の通りです。
なお、滞在先はオーストラリアのシドニー、滞在期間はLaneway International Collegeの起業家育成コースの65週を想定しています。
パスポート発行費用 | ・5年:11,000円 ・10年:16,000円 |
学生ビザ申請費用 | 710豪ドル(約68,160円) |
専門学校の学費 | 10,400豪ドル(約102万円) |
航空券代(往復) | ・FSC(ANA):約27万円 ・LCC(エアアジア):約11万円 |
海外留学保険(OSHC) | 約45,500円 |
家賃(単身用アパート) | ・都市部:13,000〜26,000豪ドル(約127〜255万円) ・郊外:9,750〜19,500豪ドル(約96〜191万円) |
残高証明として用意するお金 | 20,000豪ドル(約192万円) |
その他の生活費(変動費) | 約100〜200万円 |
合計 | 約513〜790万円 |
オーストラリアに学生ビザで滞在する場合、海外留学保険(OSHC)への加入が義務付けられています。
OSHCの費用は、1ヶ月あたり約3,500円が相場です。
補償範囲は病気のみで、盗難などは対象外のため、必要に応じて海外旅行保険にも加入するのをおすすめします。
※1豪ドル=98円で換算
オーストラリアの専門学校の起業家育成コースへ進学するためには、多額の留学費用が必要です。
留学費用に不安を抱えている場合は、以下の方法も選択肢として考えておきましょう。
個人での貯金に限界を感じた場合は、教育ローンや奨学金の利用をおすすめします。
教育一般貸付は、基本的に学生1人あたり350万円が限度額です。
しかし、海外留学かつ修学期間が3ヶ月以上の場合は、450万円まで借りられます。
また、通学する学校によっては、優秀な学生を対象とした奨学金制度を採用している場合もあります。
奨学金の中には返済義務が発生しない給付金型の制度もあるため、自分で一度調べてみるとよいでしょう。
オーストラリアの学校の起業家育成コースでは、起業以外にも語学力や国際感覚など、さまざまな能力や感覚を養えます。
日本では出会えない人々との出会いも含めて、オーストラリアへ留学する意味は大きいといえるでしょう。
オーストラリア留学で起業家育成コースを検討している方は、タビケン留学にご相談ください。
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