オーストラリア・カナダは留学するならどっち?物価や留学費用を...
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オーストラリアからの帰国後に、キャリアアップに繋がる仕事をしたいなら、ワーキングホリデーではなく、インターンシップ制度を使うのがおすすめです。この記事では、外資系の企業で活躍したい方や、英語を使う仕事に就きたいと考えている方、また帰国後のキャリアアップを考えている方に向けて、現地でのインターンシップ情報をご紹介します。
インターンシップとは、学生や新卒者が一定期間、現地の企業や組織で実際に働いて、実務経験を積むことです。もちろん、すでに社会経験のある人が、異なる職種への実務経験を積むために受けることもできます。インターンシップ後は、帰国後に就労経験として履歴書に書けるほか、英語力向上にも繋がります。
ワーキングホリデービザや研修ビザのほか、学生ビザでもインターンシップを利用できます。それぞれ期限が異なるので、どんな仕事をどれほどの期間働きたいか決めてから準備するとよいでしょう。条件を満たせば、期限を延長できるビザもあります。
① 学生じゃなくても応募できる
日本のインターンシップの場合、対象はほぼ大学生ですが、オーストラリアの場合、留学生だけでなく社会人でも応募できる仕事がたくさんあります。
② 長めの期間でしっかり実務経験を積める
日本のインターンシップは会社を知ることを主目的とするため、数日~1ヵ月程度の短期間のものが主流です。しかし、オーストラリアの場合は数ヵ月かけて実際の業務を経験するスタイルが主流のため、一度のインターンシップでしっかり経験を積んで語学力とスキルを磨けます。
③ インターンシップ終了後にフルタイム採用のチャンスあり
日本のインターンシップは、期限が来ればそこで終了ですが、オーストラリアの場合は、インターンシップ終了後にフルタイムの勤務形態で採用されるケースがあります。そのため、オーストラリアで正規雇用を探しているなら、インターンシップを利用するのも1つの手といえます。
インターンシップの種類は3つあります。
1つは教育目的のインターンシップです。オーストラリアでは、現地の企業と提携し、学生にインターンシップを紹介する大学があります。とくに、専門学校や、州立の職業訓練専門学校(TAFE)の職業コースのカリキュラムの一環として組み込まれていることがあります。
2つ目は、本採用目的のインターンシップです。オーストラリアでは即戦力を求めている企業が多く、インターンで実務能力を計って、見込みのある人をそのまま採用するというケースがあります。ただし、この場合はインターンシップ期間が数ヵ月に渡る場合があり、オーストラリア人も参加するので競争率が高く、高いレベルの英語力やスキルが求められます。
3つ目は、一時的な人材補充目的のインターンシップです。ホテルやお店のスタッフなどのサービス業は人手不足になることが多く、高い英語力やスキルがなくても採用されやすいほか、ワーキングホリデーでも応募できるものがあります。しかし、日本語でもOKな環境だったり、雑務中心だったりと、経験やスキルを磨くにはあまり適していない場合が多いようです。
一般的には、フルタイムやパートタイムの求人と同じように、求人サイトやポータルサイトから検索・応募できます。働きたい職種名と、「internship」「placement」「intern」などのキーワードを入れて検索すると希望のインターンシップを探せます。
おすすめの求人サイトは「Seek」、「Indeed」などの大手サイトのほか、インターンシップを探している人向けの求人サイト「GradConnection」などがあります。
ほかには、大学が紹介しているインターンシッププログラムに参加したり、知人に紹介してもらったりといった方法もあります。
また、インターンシッププログラムの手配が可能な語学学校もあり、アイエス留学ネットワークでも英語コース+インターンシッププログラムを提供している学校手配もしております。
オーストラリアでは、合法の無給インターンシップが数多くあります。もちろん将来に繋がる貴重な経験ができるため、無給でも価値がありますが、収入のない状態で数ヵ月間インターンシップをするには、貯蓄やアルバイトの兼業といった入念な事前準備が必要です。
また、無給のインターンシップには条件があり、会社の利益となる生産的な仕事はNGで、職業トレーニングやスキルの向上が認められる場合のみ合法となります。しかし、なかには最低賃金以上を支払わなければならない、通常の社員業務を無給で行わせる違法インターンシップもあるので、注意しましょう。
以上、オーストラリアのインターンシップのご紹介でした。しっかり現地の実務経験を積んでキャリアアップを目指したい人は、ワーキングホリデーよりもインターンシップを検討してみてくださいね。
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