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ワーキングホリデーの費用はいくら?期間別の平均目安や安い国も紹介【2024年最新】

ワーキングホリデーとは、ワーキングホリデー協定を結んでいる国や地域で労働をしながら、長期滞在ができる制度です。

日本は現在29の国や地域と協定を結んでおり、多くの日本人がワーキングホリデーを利用して海外に長期滞在をしています。

ワーキングホリデーをするにあたって、事前にさまざまな準備をする必要がありますが、特に重要なのが渡航費用をはじめとする予算の準備です。

今回は国別、そして滞在期間別に、ワーキングホリデーにかかる費用について解説します。

また、現地で生活する場合、どのような出費が必要になるのか、また出費を抑えるにはどうすればよいかについても取り上げるため、ぜひ最後までご覧ください。

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ワーキングホリデーに行くにはいくら貯めればいい?

ワーキングホリデーに必要な費用は滞在する国と地域、期間によってさまざまですが、1年間のワーキングホリデーを考えている場合は約100万円が目安です。

以下では、ワーキングホリデーにかかる費用の内訳、そして国別の費用の目安について取り上げているため、順番にチェックしていきましょう。

ワーキングホリデーにかかる費用の内訳

ワーキングホリデーをするにあたって、必要になる初期費用の内訳は、以下の通りです。

ビザの申請費用 約70,000円
飛行機の航空券代(片道) 約12万円
留学保険 約27万円
滞在費・宿泊費 約21万円
生活費 約30万円
学費 約23万円
合計 約120万円

上記の初期費用はあくまで目安のため、滞在する国や地域によって金額は変動します。

留学保険は、ワーキングホリデーの場合加入が必須でないケースがありますが、現地で怪我や病気をしたときに備えて加入することを推奨します。

留学保険の費用を抑えたい方は、日本の留学保険ではなく現地の保険を活用するとよいでしょう。

また、オーストラリアをはじめ、一部の国と地域へ渡航する場合、初期費用に残高証明のための貯金も含まれる点に注意してください。

オーストラリアであれば、帰国航空券代に加えて5,000豪ドル(約52万円)以上の貯金を用意しましょう。

※1豪ドル=104円で換算(2024年6月時点のレートで換算)

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国別のワーキングホリデー費用の目安

ワーキングホリデーは渡航中はもちろん、渡航前もお金が必要です。

しかも滞在する国と地域によって必要な費用が異なるため、渡航先選びも重要です。

以下では、ワーキングホリデーにかかる費用を国別に取り上げます。

ワーキングホリデーにかかる費用を国別に比較

国、および地域別のワーキングホリデーにかかる費用の一覧は、以下の通りです。

国名 1ヶ月の費用 3ヶ月の費用 半年の費用 1年の費用
カナダ 約17万円 約50万円 約100万円 約200万円
オーストラリア 約21万円 約63万円 約125万円 約250万円
ニュージーランド 約19万円 約58万円 約115万円 約230万円
イギリス 約23万円 約69万円 約138万円 約275万円
アイルランド 約21万円 約63万円 約125万円 約250万円
フランス 約18万円 約53万円 約106万円 約212万円
ドイツ 約18万円 約53万円 約105万円 約209万円
スペイン 約18万円 約53万円 約105万円 約210万円
オランダ 約17万円 約51万円 約102万円 約204万円
韓国 約13万円 約38万円 約75万円 約150万円
台湾 約12万円 約35万円 約70万円 約140万円

 

ワーキングホリデーで稼げる金額・最低賃金を国別に比較

ワーキングホリデー制度で渡航できる国と地域における最低賃金、および稼げる金額は、以下の通りです。

国名 最低賃金(時給) 1ヶ月の収益 3ヶ月の収益 半年の収益 1年の収益
カナダ 約1,521〜1,872円 約24〜30万円 約72〜90万円 約144〜180万円 約288〜360万円
オーストラリア 約2,416円 約39万円 約117万円 約234万円 約468万円
ニュージーランド 約2,269円 約36万円 約108万円 約216万円 約432万円
イギリス 約2,322円 約37万円 約111万円 約222万円 約444万円
アイルランド 約1,800円 約29万円 約87万円 約174万円 約348万円
フランス 約1,992円 約32万円 約96万円 約192万円 約384万円
ドイツ 約2,122円 約34万円 約102万円 約204万円 約408万円
スペイン 約1,800円 約29万円 約87万円 約174万円 約348万円
オランダ 約1,700円 約27万円 約81万円 約162万円 約324万円
韓国 約986円 約16万円 約47万円 約95万円 約189万円
台湾 約915円 約15万円 約44万円 約88万円 約176万円

 

ワーキングホリデーで用意すべき予算を国別に比較

国、および地域別のワーキングホリデーで用意すべき予算の一覧は、以下の通りです。

国名 1ヶ月の予算 3ヶ月の予算 半年の予算 1年の予算
カナダ 約17万円 約50万円 約100万円 約200万円
オーストラリア 約21万円 約63万円 約125万円 約250万円
ニュージーランド 約19万円 約58万円 約115万円 約230万円
イギリス 約23万円 約69万円 約138万円 約275万円
アイルランド 約21万円 約63万円 約125万円 約250万円
フランス 約18万円 約53万円 約106万円 約212万円
ドイツ 約18万円 約53万円 約105万円 約209万円
スペイン 約18万円 約53万円 約105万円 約210万円
オランダ 約17万円 約51万円 約102万円 約204万円
韓国 約13万円 約38万円 約75万円 約150万円
台湾 約12万円 約35万円 約70万円 約140万円

 

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ワーキングホリデーで人気な国の費用や収入・予算を紹介

カナダとオーストラリアは、ワーキングホリデーの渡航先として日本人の間で高い人気を誇っている国です。

どちらも外国人の受け入れに慣れており、かつ治安が良好であるのが特徴です。

以下に、滞在先別に必要な費用の目安を紹介します。

カナダ(バンクーバー)でのワーキングホリデー費用

内訳 1ヶ月の金額 3ヶ月の金額 半年の金額 1年の金額
エージェント費用 約30,000円
ビザの申請料 約35,000円
飛行機の航空券代(片道) ・LCC(ハワイアン航空):約94,000円
・FSC(JAL):約27万円
留学保険 約10,000〜27,000円 約50,000〜78,000円 約10〜13万円 約20〜24万円
滞在費・宿泊費 約10万円 約30万円 約60万円 約120万円
生活費 約3〜6万円 約9〜18万円 約18〜36万円 約36〜72万円
学費 約8〜16万円 約24〜48万円 約48〜96万円 約96〜192万円
費用合計 約38〜68万円 約84〜137万円 約152〜239万円 約287〜441万円
現地での収入 約24〜30万円 約72〜90万円 約144〜180万円 約288〜360万円
用意すべき予算 約38万円 約50万円 約100万円 約200万円

カナダでワーキングホリデーをする場合、渡航のタイミングによって航空券代や学費が変動します。

少しでも費用を抑えたい方は、学生が減るオフシーズンを狙って渡航しましょう。

また、現地の留学保険を利用すると、留学保険の費用も抑えられます。

参考:RETAIL COUNCIL OF CANADA

オーストラリアでのワーキングホリデー費用

内訳 1ヶ月の金額 3ヶ月の金額 半年の金額 1年の金額
エージェント費用 約30,000円
ビザの申請料 約62,000円
飛行機の航空券代(片道) ・LCC(エアアジア):約35,000円
・FSC(ANA):約97,000円
留学保険 約10,000〜27,000円 約50,000〜78,000円 約10〜13万円 約20〜24万円
滞在費・宿泊費 約9〜11万円 約27〜33万円 約54〜66万円 約108〜132万円
生活費 約3〜10万円 約9〜30万円 約18〜60万円 約36〜120万円
学費 約10〜15万円 約30〜45万円 約60〜90万円 約120〜180万円
費用合計 約36〜58万円 約84〜135万円 約155〜248万円 約297〜475万円
現地での収入 約39万円 約117万円 約234万円 約468万円
用意すべき予算 約21万円 約63万円 約125万円 約250万円

オーストラリアもカナダと同じく、オフシーズンに渡航すると費用を抑えられます。

また、日本と比較すると物価も高いため、生活費を抑えたい場合は自炊をして外食の頻度を減らすなどの工夫が必要です。

ちなみに、醤油や味噌などの日本の調味料は輸入品のため割高ですが、中韓国系列のアジアンスーパーでは安価で購入できる可能性があります。

参考:Fair Work

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ワーキングホリデーの費用が安い国は?

ワーキングホリデーの費用をできるだけ抑えたい場合、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、韓国のいずれかの国に滞在するのがおすすめです。

以下では、それぞれの国の特徴、そして費用を抑えるコツについて解説します。

オーストラリア

1年間ワーホリで滞在する場合、250万円程度の費用がかかります。

オーストラリアは土地の広さに対して人口が少なく、市場競争が発生しにくいため、物価は日本と比較すると高いです。

近年はシドニーやメルボルンなどの都市部を中心に物価が上昇しており、ケアンズやアデレードなど、都市部から離れると物価は比較的安くなります。

その分オーストラリアの最低賃金は23.23豪ドル(約2,416円)と、日本よりも高いです。

オーストラリアでは、主にイギリス英語を学びます。

田舎になるほど英語のオーストラリア訛りが強くなりますが、語学学校ではオーソドックスな英語が学べるため、極度に訛りの心配をする必要はありません。

※1豪ドル=104円で換算(2024年6月時点のレートで換算)

>>オーストラリア留学はこちら

オーストラリアのワーホリをより安く済ませるコツ

オーストラリアでワーキングホリデーをする場合、滞在場所の選択によって必要な費用が変化します。

便利さを追求して都市部を選択すると、どうしても滞在費をはじめとする生活費が高くなりがちです。

多少不便であっても、郊外を選択すれば家賃も物価も安くなるため、比較的予算に余裕を持って生活できます。

>>オーストラリアのワーホリ詳細はこちら

カナダ

カナダにワーホリで1年間滞在する場合、200万円ほど費用がかかります。

最低賃金は州によって異なりますが、13〜16加ドル(約1,521〜1,872円)が相場です。

日本と比べると物価は高めですが、英語圏の中では比較的物価は安いとされています。

物価の安い都市で生活する場合は、バンクーバーやトロントのような大都市ではなくウィニペグやハリファックスなどがおすすめです。

カナダでは訛りが少なく、初心者向きのカナダ英語が学べます。

また、ケベックのようなフランス語圏の州では、英語と一緒にフランス語を学ぶチャンスもあります。

語学学校によっては英語クラスのみならず、フランス語クラスも開講している場合があるため、興味を持った方は調べてみましょう。

※1加ドル=117円で換算(2024年6月時点のレートで換算)

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カナダのワーホリをより安く済ませるコツ

カナダは日本人をはじめ、世界各国から留学やワーキングホリデーを目的とした方が集まってくる国です。

そのため、カナダの渡航者が減る時期を選択すれば、学費や滞在費、渡航費などを節約できます。

カナダの場合、真冬の1〜2月に渡航するのがおすすめです。

>>カナダのワーホリ詳細はこちら

ニュージーランド

ニュージーランドに1年間滞在する場合、約230万円が出費の目安です。

最低賃金は23.15新ドル(約2,269円)で、物価は日本よりも高いです。

ニュージーランドは、北島と南島でやや物価が異なっています。

クライストチャーチをはじめとする南島にある都市の方が物価は安いため、ワーキングホリデーの予算に不安がある場合は、南島の都市を滞在先に選ぶとよいでしょう。

ニュージーランドの語学学校では、主にイギリス英語を学びます。

kiwi Englishと呼ばれる独自の言い回しも存在しますが、慣れてしまえば英語初心者でも問題なく対応できるようになるでしょう。

※1新ドル=98円で換算(2024年6月時点のレートで換算)

ニュージーランドのワーホリをより安く済ませるコツ

ニュージーランドでワーキングホリデーの費用を抑えたい場合は、自炊をしましょう。

ニュージーランドは日本よりも物価は高いですが、肉をはじめとする酪農品や農作物は比較的安いです。

とくに旬の食材は安くなっているため、積極的にメニューに取り入れてみましょう。

韓国

韓国にワーキングホリデーで1年間滞在する場合、150万円が必要な費用の目安です。

最低賃金は9,860ウォン(約986円)で、物価は以前は韓国の方が安かったですが、現在はインフレが進んでおり、物価の差はほとんどありません。

そのため、買い物も日本と同じ感覚でできます。

韓国の首都であるソウル周辺の物価は高い一方で、釜山をはじめ、首都から離れた都市の物価は安いです。

韓国では、母国語である韓国語を現地の語学学校で学びます。

韓国語は日本語と文法が似ているため、単語を覚えてしまえば比較的すぐに話せるようになるでしょう。

※1ウォン=0.1円で換算(2024年6月時点のレートで換算)

韓国のワーホリをより安く済ませるコツ

韓国は日本と物価の水準が変わらないため、自炊をはじめとする基本的な節約術を徹底すれば、ワーキングホリデーに必要な費用を削減可能です。

それ以外に費用を抑える方法として、海外旅行保険の見直しが挙げられます。

海外旅行保険はワーキングホリデーにおいて必須ですが、不要な補償項目を減らせば、その分節約ができるでしょう。

ワーキングホリデーでの費用を抑えるポイント

ワーキングホリデーをするにあたって、多くの方が予算に不安を抱えています。

しかし、ワーキングホリデーにかかる費用を抑えることができるポイントも多くあります。

以下では、ワーキングホリデーの費用を節約するためのコツについて解説します。

滞在方法はシェアハウスを選ぶ

滞在費用を節約したい方は、シェアハウスを選択しましょう。

シェアハウスとは、1つの家、または部屋を複数人でシェアする滞在スタイルです。

一緒に暮らしている住人たちと家賃を折半するため、人数の多さに比例して家賃が安くなります。

シェアハウスはさまざまな国籍の方と出会えるのが魅力ですが、相性が悪い方とも長期間共同生活を送る可能性がある点を考慮しなければなりません。

シェアハウスを探す際は、インターネットを利用するのが一般的ですが、近年ではSNSでハウスメイトを募集しているケースも増えています。

外食は控えて自炊する

食費を節約したい場合、外食を控えて自炊をしましょう。

オーストラリアは、日本よりも外食の値段が高いです。

例えば、日本でラーメンと食べると1,000円前後が相場ですが、オーストラリアでは倍以上の値段がかかります。

外食ばかりしているとすぐにお金がなくなるだけでなく、健康にも悪影響が出る可能性が高いです。

しかし、乳製品や野菜など、オーストラリアでも日本より安く購入できる品物があります。

安く購入した食材で自炊をすれば節約になるだけでなく、栄養バランスのよい食事が取れます。

日本で語学力を鍛えておいて現地で好条件の求人を見つける

費用の不安を払拭する方法は、節約だけではありません。

現地で条件がよい仕事を見つけ、お金を稼ぐ方法も有効です。

現地で条件のよい仕事を得たい方は、語学力を鍛えておくと有利です。

語学力を必要としない仕事もありますが、技術や知識がなくてもできる仕事は、条件がよくないケースがほとんどです。

そもそも語学力が不十分な場合、求人広告を細かく見られず、よい条件を見逃してしまう可能性もあります。

渡航の準備で忙しくても、最低限日常会話を問題なくこなせる程度の語学力を身につけておくとよいでしょう。

オフシーズンを狙って出発する

渡航時期にこだわりがない場合、オフシーズンを狙って渡航すると渡航費を抑えられます。

オンシーズンは航空券の値段が高くなるだけでなく、現地の語学学校も繁忙期に入るため、学費も高くなりやすいです。

ちなみに、オーストラリアの場合は6月と10月が最も航空券の値段が安くなります。

渡航先によってオフシーズンは異なるため、航空券を購入する前にチェックしてみましょう。

また、早めに航空券を購入するのも、渡航費用を抑えるポイントです。

可能であれば、渡航予定日の2〜3ヶ月前には航空券を入手してください。

無料のエージェントを利用する

エージェントを利用する場合は、無料のエージェントを選びましょう。

エージェントとは、留学やワーキングホリデーを希望している方に、渡航プランの提案、および各種手続きの代行などをしてくれる存在です。

エージェントには、有料エージェントと無料エージェントの2種類が存在しています。

有料エージェントを選択すると、その分余計な費用を用意しなければなりません。

エージェントは現地の情報に詳しいため、海外慣れしていない方や渡航準備に不安を抱えている方は、積極的に利用するのをおすすめします。

有料エージェントと無料エージェントの違い

以下は、有料エージェントと無料エージェントの比較表です。

どちらを選ぶか悩んでいる方は、参考にしてください。

有料エージェント 無料エージェント
(タビケン留学)
自分で手配
留学基本サポート費用
(渡航前から現地)
5万円〜50万円 無料 ×
語学学校手配 無料 ×
滞在先手配 ◯(別途有料) 有料 ×
空港ピックアップサービスの手配 ◯(別途有料) 有料 ×
ビザ申請代行 無料 ×
海外留学保険加入代行 無料 ×
航空券取得代行 無料 ×
働き口探しのサポート 無料 ×
滞在先探しのサポート 無料 ×
銀行口座の開設サポート 無料 ×
携帯契約のサポート 無料 ×
TFNの取得サポート 無料 ×
在留届のサポート 無料 ×
24時間サポート窓口 無料 ×
私書箱サービス 無料 ×
現地オフィスによるサポート 無料 ×
帰国した後のキャリア支援 無料 ×

○△×=有料エージェントの留学サポート費用に含まれる内容

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ワーキングホリデーに必要な費用は、1年間滞在する場合は100万円前後が相場です。

ただし、費用の目安は渡航する国や地域、そして時期などによって異なります。

できるだけ費用を抑えてワーキングホリデーに挑みたい場合は、経験豊富なエージェントに相談するのがおすすめです。

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