オーストラリア・カナダは留学するならどっち?物価や留学費用を...
オーストラリアとカナダは、必ずといっていいほど留学先として検討される人気な留学先です。 国別日本人留学生数のランキングで…
留学で英語力をアップさせるために必要な期間として、「どれくらいの期間があれば十分なのか」と悩む方も多いのではないでしょうか?
海外留学でしっかりと効果を出したい方は、1年以上の留学がおすすめです。
留学期間は長ければ長いほど英語に触れる時間が増えるため、3ヶ月よりは半年、半年よりは1年のほうが確実に英語力を伸ばせます。
今回は、1年間の留学でどれくらい英語が上達するのか、そして1年留学でしっかりと英語力アップさせるコツやポイントについて、実体験を交えて解説します。
また、1年留学におすすめの国と留学スタイル・プログラムについても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
留学期間を決める時には、まずどのレベルまで英語力を伸ばしたいか具体的な目標を設定することが大切です。
その上で、目標の英語力に到達できる留学期間を決めましょう。
ここでは、1年留学をした場合に向上が見込める英語力の目安について紹介します。
1年留学では、TOEICスコア換算で150点〜400点アップする効果が見込めます。
TOEICではリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能を伸ばすことが重要ですが、長期留学すると必然的に英語を話さなければならないため、日本人が最も苦手とする「スピーキング」のスコアを飛躍的に伸ばせるでしょう。
ただ、TOEICのスコアアップできるかどうかは個人差があり、留学コースやプログラム、留学先でどのように過ごすかによって大きく変わります。
1年間という留学期間があれば、英語初心者であっても日常会話レベルならスムーズにこなせます。
英語圏に留学すると、日常生活すべてにおいて英語に囲まれて過ごすことになります。
買い物する時や携帯電話を契約する時など必ず英語を話さなければならない場面があり、自然に英語を覚えられるでしょう。
人によっては銀行口座を開設したりアルバイトしたりなど、より難しい会話が必要になる場合もあるため、日常会話レベルまではほとんどの人が確実に身につけられます。
1年留学でしっかりと英語力アップさせるためには、留学前と留学中どちらも意識すべきポイントがあります。
以下、1年間の留学を成功させる具体的なコツを紹介します。
1年留学でしっかり効果を出すためには、留学前にある程度の英語の基礎を固めておくのが大切です。
基礎英語力がないと何も話せないまま現地での時間を消費してしまうため、1年という貴重な時間が無駄になる可能性があります。
ある程度の基礎英語力があれば、1年留学の効果が目に見えてわかるようになるでしょう。留学前の基礎固めはそこまで難しくありません。
目安としてはTOEIC換算で400点~500点くらいの英語力を身につけておくと、その後の留学生活がスムーズにいくのでおすすめです。
1年という期間の留学生活をどのように過ごすかという点が重要になりますが、英語力アップを目指すのであればなるべく日本人の少ない留学先を選びましょう。
海外で出会う日本人友達は貴重な存在で安心感がありますが、どうしても日本語を話しがちになります。
例えば、オーストラリアであれば比較的日本人の少ないパースやアデレード、カナダであればハリファックスやウィニペグなどの都市がおすすめです。
また、日本人の多い都市に滞在予定の場合は、日本人在籍率の低い語学学校を選ぶのが大切です。
初めての留学や海外生活に不安があるという方は日本人の多い留学先でも良いですが、現地ではできるだけ日本人同士で固まらないように心がけましょう。
海外留学という大きな一歩を踏み出したからには、現地では受け身姿勢ではなく積極的に英語を話してみましょう。
基本的に海外の人は話すことが大好きで、知らない人同士でも気軽に挨拶をしたり話しかけたりする習慣があります。
控えめな国民性の日本人にとってハードルが高いかもしれませんが、話しかけられて嫌がる現地の人は少ないので安心してください。留学前に友達を作る心構えをするのも一つの手です。
日常会話に慣れてくると英会話が楽しくなり、自信が付くのでさらなる英語力アップが見込めます。
1年留学で着実に効果を出すために重要なポイントが、語学学校の勉強以外に自分でも英語の勉強を続けることです。
語学学校の勉強だけでも英語力を向上させられますが、英語を「身につける」レベルまで到達するには学校以外の学習が必要です。
学校で学んできたことをその日のうちに復習して、その後も繰り返し学習して覚えるといいでしょう。
さらに覚えた内容を実生活で使うようにすると、グンと英語の定着率が上がります。
留学先では英語環境が至るところにあるので、学校以外の場所でも英語を学べる環境に身を置くのがおすすめです。
学校ではある程度決まった英語しか使わない場合も多いため、他のコミュニティに属することで日常会話力をアップさせられます。
例えばスポーツや音楽のコミュニティなど、共通の趣味を持った人たちが集まる場所であれば、英語初心者でも話しやすい話題なので輪の中に入りやすいと思います。
そのようなコミュニティはMeetupなどのインターネットサイトで簡単に調べられるので、留学前からチェックしておきましょう。
1年間の留学をするにあたってどのようなメリットがあるのか、逆にデメリットもあるのか気になる方も多いかもしれません。
結論から言うと、より効果的に英語力アップさせたい方にとって、1年という留学期間はデメリットよりもメリットの方が大きいです。
ここでは、1年間留学に行くことのメリット・デメリットについて紹介します。
1年間留学に行くことのメリットは以下の5つです。
1年留学は短期留学よりも英語に触れる時間が長いため、より着実に英語力を向上させられます。必然的に英語を話すので、スピーキング能力が飛躍的に伸ばせます。
長期間滞在すると仲の良い友人や知人もできる可能性が高くなり、充実した留学生活を送れるでしょう。1年ほど期間があれば、滞在ビザによっては旅行やアルバイトなどさまざまな経験もできます。
海外経験が長くなればなるほど英語に対する抵抗感がなくなるため、帰国後も英語を活用した仕事に就いたり日本国内にある英語コミュニティに参加したりする方も多いです。
1年間留学に行くことのデメリットは以下の3つです。
1年留学は短期留学より滞在費・学費などの費用がかかるので、予算に余裕がないと英語力を上げる前に強制帰国しなければならなくなる可能性があります。
また、1年間をただなんとなく過ごしてしまうと留学の効果が薄くなるため、留学前からしっかりと計画を立てておくといいでしょう。
海外は医療費がとても高額なので、歯科治療を含む海外旅行保険に加入しておくと安心です。
1年間の留学がおすすめな人の特徴について紹介しますので、以下に該当する方はぜひ1年留学をご検討ください。
語学力をしっかりと鍛えたい方にとって、1年間の留学は絶好のトレーニング環境と言えます。語学学校で基礎から上級レベルまで学べるだけでなく、日常生活を通じてさらに英語力をブラッシュアップできます。
海外生活すると今までの価値観がガラッと変化する方が非常に多く、日本に居たままでは得られなかった知見を深められるのが長期留学の魅力です。英語力はもちろんのこと、それらの経験が帰国後キャリアアップを目指す際にも役立つでしょう。
「1年間留学するにしても、いろいろな留学プランやプログラムがあるから悩んでしまう」という方も少なくありません。
しっかりと英語力を鍛えたい、いろいろな国へ留学してみたい、働く体験をしてみたいなど、留学の目的を明確にすることが大切です。
ここでは、1年間留学に行く場合のおすすめスタイルやプログラムについて紹介します。
いろいろな国へ留学してみたいという方には、フィリピン→オーストラリアの「2カ国留学」がおすすめです。
2カ国留学とは元々2つの国に留学することを前提としたプランで、1カ国目のフィリピンで英語力を基礎からしっかりと伸ばした後、2カ国目のオーストラリアでその英語力をさらに磨き上げる留学スタイルです。
1カ国目のフィリピンは低価格で着実に英語力をアップさせるカリキュラムが整っており、コストをかけずに英語を集中的に勉強できます。
フィリピンで一気に英語の基礎や会話レベルを向上させ、その後にオーストラリアに行くことでスムーズに2カ国目の留学をスタートできます。
オーストラリアはワーホリや語学留学、専門・大学進学など留学プログラムの選択肢も豊富なので、より効果的で満足度の高い留学生活を送れるでしょう。
しっかり英語力を鍛えたいという方には、フィリピンのスパルタコース・スパルタ校を利用した留学がおすすめです。
スパルタコース・スパルタ校とはフィリピン留学で人気のプログラムで、朝から晩まで徹底管理された環境で英語漬けの生活を送ります。
スパルタという名前の通り、かなり厳しい条件が定められたコースのため、辛いと感じる反面結果にコミットできる魅力があります。
平日外出禁止、早朝・夜間クラスを含めた1日最低8時間以上の授業、義務自習といったカリキュラムで、着実に効果を出して英語力をアップさせたいという方にはぴったりです。
英語を学びながら働く体験もしてみたいという方には、ワーキングホリデーがおすすめです。
ワーキングホリデーはほとんどの国で1年間の就労ビザを取得でき、語学学校に通ったりアルバイトをしたり旅行をしたり自由に過ごせる制度です。(滞在可能期間、就学・就労可能期間は国によって異なります)
ワーキング「ホリデー」なので働くことをメインとした制度ではありませんが、現地で生活するのに必要な滞在資金を補うために働けるという魅力があります。
英語を実際に学びながらお金を稼げるため費用の節約になり、海外で働くという貴重な経験もできます。
1年間のうちなるべく長く働きたいという方は、留学前もしくは2カ国留学で基礎英語力を身につけておくと仕事が見つけやすくなるのでおすすめです。
効果的な留学をするにあたって、期間だけでなくどの国に留学するかも非常に重要な選択のひとつです。
治安の良さや費用の安さ、インフラが整っているか、日本人にとって生活しやすいかなど、チェックすべきポイントがたくさんあります。
以下、1年間の留学におすすめの国を参考費用やそれぞれの国の魅力と合わせて紹介します。
1つ目におすすめの国が「オーストラリア」です。
オーストラリアは世界的にみても治安が良い国として有名で、シドニーやメルボルンなどの都市部はインフラが整っていて生活に便利です。
観光地としても人気のケアンズやブリスベン、ゴールドコーストなどは年間を通して過ごしやすい気候なので、寒さが苦手な方でも安心して過ごせます。
オーストラリアではワーホリ以外に学生ビザでの就労も認められていて、制限の中で働けるため生活費を補えるのも魅力です。
2024年7月時点での最低賃金は24.10豪ドル(約2,600円:1豪ドル=108円)で、東京都の最低賃金の2倍以上あるため稼ぎやすいというメリットもあります。
以下、オーストラリアの語学学校に1年間留学した場合の参考費用です。
語学学校 | 学費 | 1,800,000円 |
学校関連諸費用 | 100,000円 | |
渡航費 | 航空券 | 100,000円 |
ビザ申請 | 120,000円 | |
海外旅行保険 | 150,000円 | |
現地費用 | 宿泊費 | 1,500,000円 |
食費 | 600,000円 | |
交通費 | 150,000円 | |
通信費 | 24,000円 | |
娯楽費 | 500,000円 | |
合計 | 4,944,000円 |
2つ目におすすめの国が「フィリピン」です。
フィリピンは英語圏の国の中でも留学費用が安く済むため、予算が少ない人にもおすすめの国です。
フィリピンの語学学校はマンツーマンレッスンを導入しているところが多いので、効率よく英語力を伸ばせます。
以下、フィリピンの語学学校に1年間留学した場合の参考費用です。
語学学校 | 学費・滞在費・食費等含む | 1,500,000円 |
学校関連諸費用 | 110,000円 | |
渡航費 | 航空券 | 50,000円 |
ビザ関連費 | 116,000円 | |
海外旅行保険 | 240,000円 | |
滞在費 | 交通費 | 60,000円 |
通信費 | 24,000円 | |
娯楽費 | 300,000円 | |
合計 | 2,400,000円 |
3つ目におすすめの国が「カナダ」です。
カナダもオーストラリア同様に、比較的治安のいい国として日本人に人気の留学先です。
世界で初めて多文化主義政策を採用した国でもあるため、さまざまな民族が共存しており日本人にとっても暮らしやすい環境が整っています。
カナダは訛りの少ないアメリカ英語を話す人が多く、きれいな発音を学びたいという方にもおすすめの国です。
以下、カナダの語学学校に1年間留学した場合の参考費用です。
語学学校 | 学費 | 1,700,000円 |
学校関連諸費用 | 120,000円 | |
渡航費 | 航空券 | 200,000円 |
ビザ申請 | 35,000円 | |
海外旅行保険 | 260,000円 | |
現地費用 | 宿泊費 | 1,200,000円 |
食費 | 600,000円 | |
交通費 | 180,000円 | |
通信費 | 42,000円 | |
娯楽費 | 500,000円 | |
合計 | 4,837,000円 |
1年留学の準備段階からしっかりと計画を練って留学期間を過ごすことで、着実に英語力を鍛えられる効果があります。
留学する前の準備から現地滞在中の過ごし方まで、気になることがあれば留学経験豊富なカウンセラーにぜひご相談ください。
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