外国ではいろいろと文化の違いに驚きますが、意外と忘れがちなのが、その国の「祝日」。いつも通りの平日だと思って通学・通勤したら、学校や会社がお休みだった! そんなことにならないように、オーストラリアの祝日を前もって確認しておきましょう。
この記事では2025年の祝日をまとめました。
オーストラリアでは、すべての州で共通の祝日は、年間に9日ほどしかありません。日本では、祝日が16日あり、オーストラリアのほぼ倍ということになります。
そう聞くと日本よりも忙しそうに思えますが、オーストラリアでは有給や育休が日本よりも取りやすかったり、勤続5年・10年で1カ月間のサバティカル休暇がもらえたりします。なにかと休みが多いほか、働き方を柔軟に変えられることもあり、祝日が日本より少なくてもそれほど気にならないようです。
日本と異なり、オーストラリアでは州によって祝日が違います。オーストラリア全土共通の祝日とは別に、その州独自の休日が数日あるのです。
オーストラリアの祝日でややこしいのが、同じ名前の祝日なのに、州によって日にちが違うケース。さらに、共通の休日もグッド・フライデーとイースター・マンデーは毎年、変動するので注意が必要です。
2025年の、オーストラリア全土共通の祝日は、以下のとおりです。
1月1日(水曜日):元旦
1月27日(月曜日):オーストラリア・デー
イギリスの最初の艦隊がシドニー・コーブに到着した記念日
4月18日(金曜日):グッド・フライデー
イエス・キリストの十字架上での死を追悼する日
4月19日(土曜日):イースター・サタデー(またはグッドフライデーの翌日)
イースター期間中の土曜日
4月20日(日曜日):イースター・サンデー
イースター期間中の日曜日で、中心的な日
4月21日(月曜日):イースター・マンデー
イースター期間の最終日
4月25日(金曜日):アンザック・デー
第一次世界大戦の戦没者を追悼する日
12月25日(木曜日):クリスマス・デー
12月26日(金曜日):ボクシング・デー
クリスマスの翌日に祝われる休日。労働者への感謝を示す日だったが現在では大規模なセールの開催日となっている。
2025年の、オーストラリア首都特別地域だけの祝日は、以下のとおりです。
3月10日(月曜日):キャンベラ・デー
キャンベラ設立記念日
6月2日(月曜日):リコンシリエイション・デー
オーストラリアの先住民と非先住民の和解と理解を深める日
6月9日(月曜日):キングス・バースデー
オーストラリア国王の誕生日
10月6日(月曜日):レイバー・デー
労働者の日
2025年の、ニュー・サウス・ウェールズ州の祝日は、以下のとおりです。
6月10日(月):キングス・バースデー
10月7日(月):レイバー・デー
2025年の、ノーザンテリトリーの祝日は、以下のとおりです。
5月6日(月):メイ・デー
労働者の日
6月10日(月):キングス・バースデー
8月5日(月):ピクニック・デー
ピクニックをして鉄道関係の労働者を休ませる日
2025年の、クイーンズランド州の祝日は、以下のとおりです。
5月6日(月):レイバー・デー
8月14日(水):ロイヤル・クイーンズランド・ショー
ブリスベンのみで開催される農業祭
10月7日(月):キングス・バースデー
2025年の、南オーストラリア州の祝日は、以下のとおりです。
3月4日(月):レイバー・デー
6月3日(月):ウェスタン・オーストラリア・デー
西オーストラリア州の設立記念日
9月23日(月):キングス・バースデー
2025年の、タスマニア州の祝日は、以下のとおりです。
3月11日(月):エイト・アワーズ・デー
8時間労働制の導入記念日
6月10日(月):キングス・バースデー
2025年の、ビクトリア州の祝日は、以下のとおりです。
3月11日(月):レイバー・デー
6月10日(月):キングス・バースデー
11月5日(火):メルボルン・カップ・デー
メルボルン・フレミントン競馬場での国際G1レース開催日
2025年の、西オーストラリア州の祝日は、以下のとおりです。
3月4日(月):レイバー・デー
6月3日(月):ウェスタン・オーストラリア・デー
西オーストラリア州の設立記念日
9月23日(月):キングス・バースデー
以上、オーストラリアの休日のご紹介でした。
祝日によっては、その州全体が賑やかになったり、多くの店舗が休業したり、公共交通機関の運行本数が少なくなったりします。この記事を参考に、自分が暮らす地域の祝日を確認しておきましょう。
●お問い合わせはアイエス留学ネットワークまで
公式LINE始めました!
春休みに、海外インターンにチャレンジしませんか? 実践的な職業体験と生きた英語が身に付く海外生活ができます。 …
グローバル化が著しい昨今、日本国内でも英語を使用する機会が増えています。 英語の習得を目指すにあたって、英語環境に身を置…