シドニーの語学学校が最大$660サポート!10月末まで
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Y子
31歳。ものごとをあんまり深く考えていないのでストレスは少ない。自分の身に危険が迫ると恐怖のあまり脳がヒートしてしまい、笑い出してしまうクセがある。以前バンジージャンプをした時、飛び降りた瞬間からケラケラ笑っていた。お化け屋敷でも笑い出すので、お化けにビックリされてしまう。19歳でメイクアップアーティストに憧れて専門門学校へ。その後ファッションショーなどの現場で働くが、給料が安すぎて、家の電気、ガス、水道を止められる。それでもコンビニのトイレや銭湯に通いながら粘り強く続けるが、毎日ツナ缶だけで生活していたため、体重が40kgを切ってしまい最後は栄養失調で倒れてしまうという経験を持つ。彼氏ができると何よりも優先してしまうため友達はほぼいないという残念なタイプ。現在セカンドWHでシドニー滞在中。
もうすぐ花が咲きそうなブロッコリーニ
私は引越しが大好きだ。引越し貧乏と言えるほど、そこにお金を費やしてきた。20歳から一人暮らしを始めて10年間で9回も引越しをしている。なかには敷金礼金を払い直し、同じマンション内の2階から3階へ引越したこともある。住んでいる家より良い物件を見つけると移動せずにはいられないのだ。仕事や男には飽きないのに、なぜか家には飽きてしまう。移動することで心機一転するのが好きなのかもしれない。そしてその家に似合う家具を探したり、模様替えをしている時に幸せを感じてしまう。お金はかかってしまうけど、これが私の生き甲斐のひとつなのだから仕方がない。余談はこれくらいにして…。 いよいよスタンソープに旅立つ日がやってきた。また、新しい地でのスタート! また引越しだ~! と、愛車での移動にウキウキした気持ちでハンドルを握った。スタンソープまでは大魔人が誘導してくれるため、彼の車について2時間ほどのドライブだ。ルンルン気分で出発したが、大魔人は海賊の一味だけあってか(?)、かなりのスピード狂だった。一車線にも関わらず前の車を追い越しまくり、ここでも社会のルールなど無視だった。今までどうやって生きてきたんだろうか…? そして私のことなど視界に入ってないのか、気を抜いていると大魔人の車を見失ってしまうほどのスピードで飛ばしている。 『ちょっと~こんなスピード出させて警察につかまったらどうしてくれるのよ…』 そう思いながらも私の中にいる悪魔が『もっとスピード出しちゃえ』と囁いている。 たくさんの車を追い越す優越感に浸っている自分もいたのだ。しかし、天使も負けじと『ダメよY子、ちゃんとルールを守って! 何かあったらどうするのよ』と言っている。Y子の中で天使と悪魔の戦いが繰り広げられた。暇なときの一人コントはじつに楽しい。そんな感じであっという間にスタンソープに到着した。大魔人はさっそく、これから住むシェアハウスに私を連れて行った。シェアハウスは新築らしく1階建ての綺麗な家だった。内装もベージュとブラウンとホワイトで統一感があり、シンプルで落ち着いた感じ。部屋は3つあり、そのうちの一つはバス、トイレが付いている個人部屋だ。個人部屋の壁紙は薄いベージュだった。落ち着いたサーモンピンクのベッドカバーが合いそう! うわ~、この部屋素敵、できたらこの部屋に住みたい。でも、絶対無理だろうな…。そんなことを思っていると、大魔人は先に来ていたワーカーに『みんなで2時間ほど買い物して来い』などと言っている。そして私には『ここに残れ』と言う。ん、なんで私だけ残るの…? ちょっと怪しい雰囲気だったが、みんな言われたとおりにした。案の定、誰も居なくなったシェアハウスには、私と大魔人2人だけ。なんだか怖い。それから彼は口を開いた。 『この家では通常2人部屋のシェアだが、お前は特別に個人部屋にしてやる』 エッ、本当? 一瞬大魔人が天使に見えてしまった。その後彼は続けた。 『その代わり俺がスタンソープに来た時はお前の部屋に泊まる』 エッ、今なんて? 一瞬背筋がゾクッとした。もしかしてこの人は、私にあの噂の愛人交渉をしているのだろうか。そうか、今までの愛人はこうやって彼の口車に乗っていたのか。ここには3ヵ月しかいないのだ。そんな部屋にこだわる必要もない。私は『2人部屋でいい』と返した。しかもここに住んでいれば、ブロッコリーニのパッキング作業は、“定番”となり、安定して稼げることが約束されているのだ。何も怖いものがなくなった私は、きっぱりと言い放った。 すると大魔人は『チッ』と舌打ちをし、面白くなさそうに外に出て行った。やった! 大魔人に勝った。もう怖くない、もう彼の影にビクビクすることはないんだ。ここでは、平和に暮らせるのだ! と、喜びをかみ締めた。しかし、ひとつ気になったことが…。大魔人は帰り際にニヤリと笑ったのだった。
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