【ランキング上位】マッコーリー大学のビジネス系修士号まとめ
シドニーCBDからメトロで20分の場所にあるマッコーリー大学(Macquarie University)は、世界の大学上位1%に入り、卒業生…
難易度:★☆☆☆☆ | 所要時間:10分
就活を始めるとよく聞く言葉、インターンシップ(インターンとも言う)。留学をする際にも、「現地企業インターンシップ」や「有給インターンシップ」という言葉を見かけますよね。
しかし、インターンシップって何なの?必要なの?と思われる方も多いのではないかと思います。
私はインターンを手配をする側の人間として、この半年の間に約20名の方の手配を成功させてきました。(まだまだ少ないじゃんと思わないで下さいね・・汗)
そこで分かったことがあるんです!
オーストラリアに留学する、またはワーホリするの皆さんも、インターンシップはやって損する事はありません。むしろ、やれる機会があるのであればやるべきなのです。
難しさはもちろんありますが、日本では出来ない経験があり、200%あなたの力になります。オーストラリアだからこその経験を積む事ができます。
オーストラリアに留学やワーホリで滞在している方はラッキーです。日本にいる学生に差をつけるチャンスなのですから。また、これから渡航を考えている人も是非、日本とオーストラリアのインターンの違いを知って、オーストラリアでインターンに挑戦してください。
今回から3回に分けて、インターンシップという事を詳しく解説していきたいと思いますので、最後までお付き合い下さい。
第1回目は、まずは質問形式でインターンシップそのものについての理解を深めていきたいと思います。
インターンのすすめ① インターンに関する様々な質問にお答えします ←今ココです
インターンのすすめ② インターンに参加する目的と参加前の準備と心得
インターンのすすめ③ 日本とオーストラリアのインターンシップの大きな違い
最近は、インターンシップという言葉は学生の中でも定着してきたと思いますが、今一度おさらいを。
インターンシップとは、大学生などが在学中に一定期間、企業やその他の組織で就業体験を積むための実習制度のことを言います。
欧米ではかなり歴史も古く、アメリカでは就職にほぼ必須となっているようですね。
日本でも古く1997年から本格的に大学に取り入れられ行われていたようですが、当時は普及率が18%程。ようやく最近になって普及されるようになりました。
現在は、日本の大学の70%以上がインターンシップを取り入れており、大学が受け入れ企業を紹介しインターンシップへの参加で単位が認められるようにもなっています。(2013年度は70.5%の普及率*1)また、インターン先を紹介する企業やサービスも多くなり、個人でも手配可能になっています。
受け入れ先企業としても、人材獲得の一環として「インターンシップ」を積極的に採り入れているところが多くなっていますね。
では、オーストラリアはどうかと言うと、もちろん例外ではなく、多くの大学がインターンシップを取り入れているほか、インターンシップを手配する会社も増えていますので、個人でも手配が可能になっています。
*1参考資料:文部科学省 【資料1】「インターンシップの普及及び質的充実のための推進方策について」意見のとりまとめ(案)
インターンシップには、大きく分けて2つの種類があります。
短期インターンシップは、1日〜2日など数日から1ヶ月ぐらいまでで、主にその企業が行う短期プロジェクトなどに参加する、その企業の業務を簡単に体験する、またその企業の会社案内的要素が強い内容のものになります。
長期インターンシップの場合は、1ヶ月以上のものと定義される場合が多いです。内容としては、実際に行われている業務に携わることが多く、様々な部署での仕事を体験することや、長期的なプロジェクトに参加することもあり、より実践的なものになります。社員と同じように働くことになります。
短期と長期のインターンプログラム例です。
短期インターンの例: | 日本で開催される「夏・秋・冬インターン」、建設会社で家作り体験、薬局で仕事体験、ソフトウェア開発の企画発案ものづくり体験、アパレルの商品企画体験など |
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長期インターンの例: | 出版業界で営業・編集体験、ソフトウェア開発体験、ホテル業界実践インターン、広告業界メディア企画営業、ゲーム関連グラフィックデザイン制作インターンなど |
大学などの単位認定の場合には、最低でも3ヶ月以上のインターンシップに参加することが求められます。(長いもので大学生活を通して1年というのも)
長期か短期かで選ぶポイントとして、長期インターンの方が、実力をつけるには圧倒的に有益で、就職の際にも有利に働くため、多くの方にはなるべく長い期間でインターンシップを受ける事をオススメします。
時間に限りのある人は、短期のインターンを上手に利用して気になる会社や職業などに応募しましょう。
最初にお伝えしたように、インターンシップはあくまでも就業体験で就職ではありません。仕事の内容は向き不向きがあるかとは思いますが、苦手な内容のものにも敢えて挑戦することも重要かなとも思います。
文字通りインターンシップに参加する事でお給料が貰えるのか貰えないのかの違いです。
インターンシップとは本来は就業体験をするものなのに、お給料まで出すのはなぜですか?という質問もあります。
その答えは、お給料を出してまでも、その企業は学生に来て欲しいからです。
そこには、優秀な学生を獲得するためという企業の想いがあります。短期のプロジェクトでも交通費や昼食代を出す企業もありますし、長期の場合はなおさら、業務で活躍してもらいたいという期待もあります。
日本はまだ、インターンシップに関する法整備が不十分なのですが、オーストラリアの場合は、学業の一環としての就業体験以外では、基本的にインターンシップといえど法定給与を支払わなければならないとあります。(もちろん例外など細かい規定がありますが)
オーストラリアでは、実際幾らぐらい支払われるのかというと、交通費・昼食代支給で1日に50ドルほど、といのもあれば、時給にして19ドル〜21ドルというのもあります。
大学生向けのインターンシップでも有給のものはありますし、医大生のインターンなどは年間6万ドル超えというのもありますよ。笑
しかし、現状では、無給のインターンシップというものがほとんどで、大学の単位認定の場合など、月〜金フルタイムで3ヶ月間無給というのもあります。個人で申込した場合も、週に2日程のカジュアルな就業で無給という事が多いです。
有給インターンシップの場合など特にインターンシップとアルバイトの違いはなんですか?という事を聞かれます。
有給インターンシップもアルバイトも対価を得るという点では同じですが、インターンシップの場合は、よりスキルアップが重視されます。
就業体験を通して様々な業務を経験することができること、限られた期間の中である程度のゴール設定を行い、就業体験を重視した様々な経験を積む事ができるわけです。
逆にアルバイトとなると、オーストラリアの場合は特に、期間も短くなりますので、およそ決められたポジションだけの仕事をする事になります。
一つの業務だけに取り組む場合は、インターンシップというよりもアルバイトの要素の方が強いですね。
皆さん、オーストラリアへは留学もしくはワーキングホリデーで渡航しているかと思いますので、時間に限りがあるし、学校やアルバイトもあるしと、なかなか忙しいですよね。
英語力もそんなに自信ないし、忙しい生活の中でインターンシップをするべきなのかどうか、 迷うんですけど・・という方も多いかと思います。
今回の【インターンシップ特集】の3つ目の記事で、詳しく日本とオーストラリアのインターンシップの違いを書きますが、この質問の答えはYESです。
日本では、インターンシップの応募は基本的に無料で様々な業種で応募が可能ですが、オーストラリアの場合は、自分で応募する以外はほぼ有料で業種も全て選べるという訳ではありません。
しかし、オーストラリアのインターンシップは日本のものと性質が全然変わります。業務範囲も変われば、学ぶ内容も変わるし、経験値が全然変わります。日本ではないスキルと経験を積む事ができるんです。
これから日本で就職を目指す人は、両方の国でインターンシップを受ける事をオススメします。
【インターンシップ特集】の1回目の記事として、まずはインターンシップについて基本的な情報をまとめました。
インターンシップはスキルアップを目的とした企業での就業体験です。必ずスキルアップできます。しないよりはした方が絶対的に良いです。
短期のインターンのメリットと、長期のインターンのメリットを知る事、また、有給と無給の違い、インターンとアルバイトの違いを知ってください。
より良い就業体験を得るために、自分がやりたい業種の仕事に就けるためにも、自分でどのような就業内容なのかを吟味しましょう。しかし不得意とする業務を敢えて体験することも忘れずに。
オーストラリアのインターンは日本のものとは性質が変わります。参加できるチャンスがあれば是非参加しましょう。
次回は、「インターンのすすめ② インターンに参加する利点と参加前の準備と心得」について書きたいと思います。お楽しみに。
弊社が現地企業と提携して行うインターンシッププログラム「ワーホリシップ」について知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。大学生〜社会人ワーホリまで人気です!実際に私が手配しています!
・長期で参加できるチャンスがあれば長期インターンの方が圧倒的に有益
・有給か無給かにこだわらずに体験できる内容にこだわろう
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