難易度:★★★☆☆ | 所要時間:30分間
語学学校選びで大事な基準となる都市選びと失敗しない学校の選び方について説明します。
学生ビザで留学をする場合は、どの語学学校に行くのか、留学前に決めなければなりません。
ワーキングホリデーの場合は、渡航後に実際に学校を見学して、更には体験レッスンまで受けて自分の気にいる学校を探せるのですが、、学生ビザの場合はそうもできないので、しっかり学校選びをする必要があります。
この学校選びは自分でしようとするとなかなか難しいですよね。しかし、留学エージェントに言われるがままに決めてはダメですよ!(私もエージェントだ!w)それに、語学学校ランキングや口コミサイトもあまり当てにはなりません。
本記事に、チェックポイントを書いておきますので、判断基準として使ってください。これは、私が学校見学に伺う際にチェックしているポイントでもあります。自分で納得できるかどうか、しっかり考えて失敗しない学校を選びましょう。
失敗しない語学学校の選び方② 自分にあった都市と学校を選ぶ基準 ←今ココです
前回の記事に書いたコース選びと同じく重要なのが都市選びです。
オーストラリアの留学先には、主に9つの都市があります。
ケアンズ、ブリスベン、サンシャインコースト、ゴールドコースト、バイロンベイ、シドニー、メルボルン、アデレード、パースです。
都市により、「学校の数」「費用」「生徒の雰囲気」「選べるコース」「生活費」「ライフスタイル」「天候」「街なみ」など、色々な要素が変わりますので、都市選びはコース選びに次いで最も重要なポイントです。
都市が変わればライフスタイルも変わります。ビーチの近くに住みたい、のどかなリゾート地に住みたい、気候が温暖な所がいい、大きな街で遊びに困らない所がいい、洋服が好きだからショッピングが出来る所がいい、カフェでのんびりできるところがいい、外国人が好む食を知りたいからレストランが沢山あるところがいい、スポーツができる所がいい、などなど。
自分にあった生活・ライフスタイルを求めて都市を選びましょう。
前回の記事、コース選びでも紹介した「英語 x サーフィン」のコースはサンシャインコースト、バイロンベイ、ゴールドコースト、シドニーにしかありません。このように一部のコースには開講都市が限られる場合もあります。
また都市により学校の数も変わります。バイロンベイには語学学校は2校だけ、サンシャインコーストには1校だけと地方には語学学校は少なく、都市部になれば語学学校は多くなります。その分、選べるコースも幅広くなり、学費についても料金の安い学校・高い学校と幅も出てきます。
まずは、「自分がやりたいコース」と「自分が求める生活(ライフスタイル)」の2つを掛け合わせて、該当する学校を探すことから始める事が良いかなと思います。
参考記事:オーストラリアの都市選び
次に大事なのは、学校に使える予算が幾らなのかということです。ここで比べるポイントがあります。学費が高い学校と安い学校は何が違うのか、ということです。
「英語をしっかり勉強したいが費用はなるべく抑えたい・・。」という声をよく聞きます。ここでしっかり費用を抑えるとどこが変わるのか、また予算を抑えた上でその中でもいい学校を選ぶポイントを知っておきましょう。
一般的に、学費が高い学校の方がいわゆる「質の高い」学校だと言われます。しかし、私の見解ですが、過去1年、色々な学校の評判を直接生徒から聞いていると、学費が高い=質が高いとは繋がらない学校も多いという事がわかってきました。
質が高いというのは、どういう事なのでしょう。ここで見てみましょう。
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