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オーストラリアで幼稚園ボランティアをする際に必要な「Working With Children Check」の取り方

Working With Children Checkの取り方
この記事で説明する準備Working With Children Checkを取得しよう

難易度:★★★☆☆ | 所要時間:1時間

幼稚園ボランティアとは

オーストラリアで人気のプログラムの一つに、「チャイルドケアセンターでのボランティア」というものがあります。

チャイルドケアセンターとは0歳〜6歳までの幼児を対象にした施設の事。そこで現地の子供たちを相手に英語を使った就業体験ができるプログラムのことです。(*各施設により対象年齢は変わります)

業務内容は、英語を使って子供たちと遊ぶこと。朝〜昼過ぎまで、ランチやお昼寝の準備、本の読み聞かせや外での遊び、スタッフの方のアシスタントなど。

日本で保育士をされていた方、将来英語を使った幼児教育に携わりたい方を中心にとても人気なプログラムです。

 

幼稚園ボランティアに参加するためには

通常、オーストラリアでチャイルドケアセンターで就業する場合は、サティフィケイト3(Certificate III)という資格の取得が必須になりますが、ボランティアで就業する場合は資格は必要ありません

必要な英語力についても特に規定はありませんが、英語力が高いほうがより満足度の高い経験ができるのは確かです。

期間は、短期の2週間〜4週間、または1ヶ月〜2ヶ月などで申し込みが可能です。

幼稚園ボランティアに参加するために必要な書類は就業先により変わりますが、一般的には以下のものになります。

  • 英文履歴書
  • Working With Children Check

英文履歴書の作成については、以前まとめた記事がありますので、こちらの記事を参考にして下さい。

今回の記事では、「Working With Children Check」の取得方法を説明します。

 

Working With Children Checkとは

読んで字の如く、子供と仕事をするための審査制度です。

簡単に言うと、オーストラリア各州の管轄により取り決められている制度であり、18歳以下の子供・青年と接する仕事をする人は、関係役所に事前に登録しなければならいというものです。この審査でオーストラリア国内での犯罪歴などが調べられます。

有給・無給ボランティア問わず登録が求められており、有給の場合は登録料が掛かりますが、無給ボランティアの場合は申請費用は無料です。

余談となりますが、VIC州ではこのWorking With Children Check制度は2007年より導入、NSW州においては2013年より導入され、子供と接する様々な仕事に就く人に対し年々義務化が進められています。(QLD州では、Blue Card Systemと呼ばれ、国内で一番早くに導入されています)

WWCC-01

 

Working With Children Checkの取得方法

各州により取得方法、また呼び名も変わりますので、その点気をつけて下さい。

こちらに各州の関係機関のウェブサイトのリンクを貼っておきます。

NSW州 Working With Children Check https://www.kidsguardian.nsw.gov.au/working-with-children/working-with-children-check
VIC州 Working With Children Check http://www.workingwithchildren.vic.gov.au
QLD州 Blue Card Check (System) https://www.bluecard.qld.gov.au
SA州 Child-related Employment Screening http://screening.dcsi.sa.gov.au/screening-process/types-of-screening
WA州 Working With Children Check https://workingwithchildren.wa.gov.au

 

【次のページ】実際の申請方法を解説。NSW州の「Working With Children Check」取得まで

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