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◆◆自分の中にはっきりとした意思や動機を持つ意味 / ワーホリと学生は無料・自己主張訓練ワークショップ◆◆

日本の方は一般的に丁寧で、人の気持ちを読み合い、

押し付けがましいことを嫌います。

「いかがですか?」と聞いたら、それ以上はおっかけない、

はんなりとした繊細な感性。

返事がないのはノーだと読む。

念押しや押し付けがましいのは一般的には嫌う。

 

一方で西洋文化の中では、「モチベーションの強さこそ大事」

「自分の意思がどのくらい堅固に固まっているのか?」を重視し、

それによって物事が通るか通らないかが決まってくる慣習もある。

 

履歴書の書き方などもそうで、

「いかにこの仕事につきたいというモチベーションがかたまっているのか」

「いかにこの仕事に自分の経験が生きると確信しているのか」

ということをアピールして書くし、自信満々、強い意思でそう書かないと、

採ってもらえる可能性がぐっと減ってしまいます。

 

そこのところで日本人は、

日本式の「はんなり」繊細なコミュニケーション様式で行ってしまい、

一度連絡してその後返事がないからと言って、

それ以上追っかけまわすことをせず、

自分の強い意志や確信を見せられず、

結局不採用、不成立に終わるという例も多々見受けます。

 

本気なら「追っかけまわしてプロポーズしに行け!!」と言いたくなったりします。

 

例えばプロポースするとき・・・

「~さんでも結婚してもいいかな、って気もするんですけど、

もしその気になったら連絡ください。待ってます」

これで行きますか?

 

「私は~さんと結婚したいです。~さんが良いです。

私の意志はすでに固まっています。

~さんはどうですか?」

これなら行けませんか?

 

私もこの国に来て一、二年の間に、

その意思やモチベーションの強さの意味を経験し

学んだような気がします。

 

今Australian Psychological Societyという豪最大の心理臨床学会の正会員で、

すでに十五年以上なのですが、

来てすぐにオーストラリアの技術独立永住権のアプライのために、

どうしてもその正会員を取ることが必要になりました。

 

そのためにはすでに正会員であるサイコロジストのサインが二人必要だったのです。

まだ来豪して日が浅いこともあり、あまり知り合いもいない中で、

つてを頼って、サインをいただけそうな人を知っている人に

「どうぞ紹介してください」などと言っている間は何も動かず、

そのうちに必要性が高まって、「私、ど~してもサインが必要なんです。

ど~してもど〜してもその人に会わせてください!!!」と懇願し、

中に入ってくれている人に何回も連絡して必要性を訴える事態になったら、

実現した、という出来事があって、それで学びました。

 

「この国では、日本式に相手からのアプローチを待っていては何も進まないんだ。

自分の意思をはっきりさせて、しつこいくらいに?

実現するまではっきりと行動を起こせば通るんだ」

 

この「意思やモチベーションの強さ」の意味を、日本の方は

特にグローバル・スタンダードでやっていくためには

意識して身につけていく意味もあると思います。

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2016年6月4日(土)11:30-12:45pm 心理学ワークショップ

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受動的ではなく、攻撃的でもなく、

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ワーホリと学生さんは参加費無料です。

その他の方は参加費$30です。

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6月11日(土)メルボルン

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