サイコロジストによる心理カウンセリングは、

資格が医療国家資格でありAllied Healthという位置付けなので、

一般開業医GPの紹介があれば、

ほぼ全ての医療保険でカウンセリングがカバーされるのが特徴です。

具体的に言うと、

＊日本からの海外旅行保険（AIU、東京海上、損保ジャパン、三井住友、ジェイアイなどなど・・・）

＊メディケア

＊学生OSHC保険（学生ビザをお持ちの方が全員加入している保険）

＊OVHC保険（Visitors Plusプラン）

＊プライベート医療保険（これのみ全額カバーではなく、お入りのアカウントによってカバーされる金額が決まっている。あとの保険では全額カバー可能）

になります。

今回は、学生OSHC保険についてお話しします。

学生ビザの方で、日本からの海外旅行保険もかけてきていて、

医療にかかる時にはそちらばかり使っているので、

オーストラリアの方でビザ取得のために強制加入になっている

この保険にも入っているのを、よく知らない方もいらしたりします。

学生ビザの方は実はみんな入っています！！

この取り扱い保険会社にはいろいろあり、オーストラリアの保険会社である

＊Medibank

＊Allianz

＊AHM

＊NIB

＊Bupa

などです。

この学生保険加入者は、GPの紹介状があれば、

加入二ヶ月以降であれば、サイコロジストによるカウンセリングが

年に１０回までカバーされます。

当クリニックでは学生さんに負担なく、必要な方に躊躇なくカウンセリングに来ていただけるように、

全額カバーされる金額を設定しています。

一度お支払いいただき、インボイスを作成し、それを各保険会社に請求いただくことで、

約２〜４週間で、支払ったのと同じ金額が、ご自分が指定した銀行口座に振り込まれる

システムです。

しかし！！！他の学生保険は依然、

ぜ〜んぶサイコロジストのカウンセリングをカバーしているにもかかわらず、

Bupaという会社のみが、２０１５年１１月でカバーをやめてしまったのです・・・

そこで、すでにBupaの学生保険に加入して保険料を支払ってしまった方はどうするのか？？

でもストレスがあって日本語のカウンセリングが必要、

学生なので保険カバーがないと経済的にきつい・・・という方は、

Bupaから、Bupa以外の上記の保険会社のどれかに移ってカバー可能にする、

という方法があります。

移るやり方についてBupaに問い合わせたところ、

以下のようにお返事が来ました。

Bupa担当者のメールから引用

Thank you for contacting us. 

For any of our members who wish to cease their OSHC poilcy with Bupa due to switching to another OSHC Provider, we require a Membership Certificate from your the health fund showing that they have taken out OSHC cover. We will then cancel your policy from the date that your new cover starts. 

Any excess funds owing to our customers as a result of of a cancelled membership are refunded. We will give our customers refunds from the date of cancellation and are calculated on a day by day basis

Should you require further assistance please don't hesitate to contact us on any of the contact methods listed below.

つまり、先に他の学生保険に申し込んで払い込んでしまって、

そのサーティフィケイトをBupaに提出すれば、

Bupaは日割り計算で返金をする、そうです。

あんまり難しくないですね。

Bupaに入ってしまっている方でも、このような簡単な方法で保険カバー可能に

なるのでご紹介しておきます。

そうすれば、他の会社に変えてから二ヶ月後からは、

ストレスの問題でドクターにかかった時も、

カウンセリングを受ける時も、保険でカバーされます！！

本当は、保険に加入する最初からこの情報を知っていて、

納得の上で保険に加入されるのが一番良いと思います・・・。

留学エージェントさんも、この情報は知っておいていただけたら・・と思いますし、

Bupaやその他の保険を生徒さんに勧める時には、

そのカバー内容のちがいまで伝えて生徒さんにあらかじめ納得していただいてから

申し込んでいただくのがフェアではないかと思います・・・

一旦Bupaに申し込んでしまっていると、

その後保険会社を変えても、それからまた二ヶ月後からしか、

カバー開始にはならない、というハンディも起こってきますし・・・

ことさらBupaの営業妨害をする意図は全くないのですが、

これがカウンセリングのカバーに関しては現実なので、Bupaの学生保険を持っていて

カウンセリングを希望される方にはこの説明を毎回一からしなければならず、

あらかじめ知っておいていただこうかと、ブログに情報をまとめました。

参考になれば幸いです。