来年が最後?!英語を教える資格TESOLショートコース
TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)は、英語を母語としない人へ英語を教える資格です。12歳以上の英語学…
10月2日(日)よりサマータイムがスタートしました。2日の深夜2時に時計の針を1時間進め、シドニーの場合だと日本との時差が1時間から2時間になりました。
私は今年8月にオーストラリアに来たばかりなので、サマータイムは初体験。日本にはない習慣なので、何が起こるものやら楽しみにしていました。
そして迎えた当日……。ところが特別なことは何一つ起こりませんでした。
たしかに、テレビ画面に表示されている時刻よりも、壁にかかっている時計が示す時刻は1時間遅れています。なるほど1時間、時間は進んだらしい。でも、それだけでした。当日はもちろん、その前日も、驚くほど話題にならないではないですか……。
そりゃあ、こちらの国にとっては当たり前に毎年訪れるものですから、特別珍しいことではないのでしょう。でも、これがもし日本だったらと想像してみると、もう少し事前告知がありそうなものだと思うのです。
例えばこんな感じでしょうか。
■学校や職場で先生及び上司から「来週からサマータイムだから遅刻しないように気をつけましょう」という趣旨のお知らせがある
■街中、駅などに掲示される広告やテレビCMでサマータイムの告知がなされる
■ニュースやワイドショーは「今日からサマータイムが始まりました!」というアナウンサーのあいさつからスタート。街中の人にサマータイムに関するネタでインタビューを実施するなど、関連したコーナーが放送される
オーストラリアでの現実はどうだったかというと、前日職場で「そういえば明日からサマータイムだね」と、かろうじて雑談のネタになったものの、現在通学中の語学学校に至っては1ミリも話題に上りませんでした。生徒は全員外国人なので、先生から一言くらいあってもよさそうなものだと思うのですが……。かといって広告やCMで告知されるわけでもなく、せいぜいニュースで少し触れられる程度。
時間が進むという初めての体験に心躍らせておりましたが、実際に経験してみれば、スマートフォンの時計は正しい時刻に自動的に修正されますし、時間が1時間進むくらいどうってことはない。なんだか拍子抜けした、サマータイム初体験となったのでした。
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