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【調理師資格:Evolution】調理師としての技術と知識を競うコンペティションを開催!!

この記事で説明する準備調理師学校でのイベントを知る!
難易度:★☆☆☆☆ | 所要時間:10分間

オーストラリアで現地就職を目指す方に特に人気の職種である「調理師」。
今回はシドニーで最も人気がある調理師専門学校『Evolution Hospitality Institution(エボリューション)』で開催された「2017 Industry Skills Challenge(調理師としての技術と知識を競うコンペティション)」を見学してきました!

年に1回のイベントであり、生徒さんのコンペティションに挑む真剣な姿を写真に収めてきたのでご紹介します!

マーケティングスペシャリストとして働かれている日本人スタッフKaoriさんにご案内頂きながら各スペースを回ってきました。

 Evolutionってどんな学校?

実際にシェフとしてそしてレストラン経営をされていた講師を始め、ミシュランに選ばれたレストランのチーフシェフなど一流のシェフから、ホスピタリティ、Cookery (調理師)、Patisserie (菓子職人)について質の高いレッスンを受けることが出来る専門学校です。

そのレッスンの質の高さから世界的に有名なヒルトンでの就職も決めた卒業生もいらっしゃるそう。

 今回のイベント「2017 Industry Skills Challenge」ってどんなイベント?

年に1回開かれる調理師としての技術と知識を競うコンペティション
Evolutionでどれほどの知識と経験がついたか、自分を試すためのイベントでもありスキルを試すイベント。また実際の職場では料理のスキルだけでは無く、いかに自分を売り込むかも仕事に対する積極性とやる気につながってくるそう。
その為、このイベントでは料理を作るだけでは無くそれに対してのプレゼンテーションも必要とされるそうです!

優勝するとどうなるの?

生徒のパフォーマンスの質の高さから審査員から声がかかりそのまま就職先が決まったりPR取得につながった生徒がいるなど、アメリカン・ドリームならぬオーストラリアン・ドリームの道も決して夢ではないよう!?

また、優勝すると賞金が出るようでもありますが、生徒達はこれまでの苦労や努力が成果として現れた瞬間を一流の講師達に評価してもらったということが、一番の喜びですよね。

コンテストのスタイルはオーストラリアの某料理番組(○スターシェフ)のように、参加する学生たちが料理の腕をふるい、それを審査員がチェックします。
審査員はミシュランレストランのチーフシェフやレストラン経営&シェフもされている校長が担当するなど、審査レベルも相当な高さのもの。そしてこのイベントのスポンサーにはオーストラリアの3大スーパーマーケットのうちの1つ、Woolworth(ウールワース)がついているなど、学校イベントの枠を超えた本格的なコンテストなんです!

緊張感伝わる、コンペティション当日の様子

もはや芸術作品のようなお料理の他、実際の会場の雰囲気を皆さんにお届けするため、写真でご紹介していきます!

▼「バリスタチャレンジ」の様子
審査員が真横にいる中で時間制限のある中3つのコーヒーを作っていきます。

▼「ガストロノミー クリナリー」の様子
*ガストロノミー:美食学とも言われ、美術的な美しさだけでは無く、人の消化器系の点から自然科学にも関連があり様々な文化的要素で構成されるもの。

▼「パティシエ チャレンジ」の作品
こちら食べられます(笑)このお花の部分はマジパンと言ってアーモンドパウダーに砂糖と卵白をこねてペースト状にしたもので作られています。

▼「コマーシャルクッカリー・チャレンジ」の様子
Evolution で一番の生徒数を誇るコース。
直前に食材が渡され、そこからオリジナルのレシピを考え調理に挑むという技術の高さが求められるチャレンジ。

12名の生徒が限られた時間の中で調理をしていきます。
調味料もこんなに沢山!!
審査の様子。学校長でもありレストランオーナー&シェフのStuart Page(スチュアート・ページ)さん(右手奥)。

▼「ホスピタリティ コンペティション」の様子
担当テーブルを持った各生徒のテーブルに、講師がお客さん役&審査員として席につきます。テーブルセッティングから審査が始まり時間制限ももうけられています。

スタート!の掛け声とともに何も無いところからセッティング。
各生徒によってテーブルセッティングのスタイルも様々。
続いてはオーダー!参加している私が緊張します…
質問内容も用意されています!この答えは「ベジタリアン」!!
審査中…お客さん役でテーブルに着いた講師が、受けたサービスについえ意見を交わします。シビアな空気が漂います。

▼ 授賞式の時の様子

受賞者の皆さん!

まとめ

優勝者として選ばれた方の中には涙される生徒さんもいたりとても感動的なものに…。
参加するならば1番を目指したいと思うのは、参加者皆同じ気持ちかもしれませんが、とてつもない緊張感の中プレッシャーに打ち勝つ自分自身の精神力の強さに挑戦するということに意味がありますよね。

料理の世界というと、一見料理の味や見た目の美しさのことだけかと思ってしまいがちですが、そんなに簡単に語れるものでは無く、その料理に込められたストーリーやもはや哲学的なものまで関係してくるのでは無いか…と素人ながらに圧倒されたイベントでした…。

またいつものことながら常にプロフェッショナルな対応をしていただいているKaoriさん、ありがとうございます!

オーストラリアで料理の技術を本気で身に付けたい方にぜひご紹介させて頂きたい学校です。
皆さんも来年の「Skills Challenges」出場を目指してみてはいかがでしょう??

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