2025年度フリンダース大学クォータプログラム申請空き状況
フリンダース大学(Flinders University)は、南オーストラリア州アデレードに位置する公立の大学で、1966年に設立されました。…
こんにちは、ジャパンセンターオーストラリアの大橋です。
さて、留学やワーホリ生活がひと段落してくると、この留学中に何をしようかな、何をして帰ろうかな等と考えてくるものです。それが帰国日が近づいてくると、帰国後の就職がだんだん気になってきて、このままでいいのかと不安も抱えるようになってきます。
もちろんいろいろな人がいると思いますので、上記は一つの例でしかありませんが、不安になると同時に、実は本当はきちんと帰国後の就職に向けて準備をしていかなければなりません。逆に準備をしっかりしているとこういった不安も軽減できるのではないかと思います。
実際に、この帰国後の就職に向けてのプラン立て(準備)はとても大事、従って今日は
『プラン立てが大事!帰国後の就職に向けて留学を生かす!』
と題して、留学中に行えるプラン立てに関してお伝えしてければと思います。まず考えなければいけない点は以下があります。
① いつ帰国をするのか
② 帰国前の理想の自分像は何であるか
①は、それを知ることであとどれくらい帰国後の就職に向けて準備をする期間があるかが明確になります。人によっては留学中にやるべきことがたくさん出てくると思いますが、この残りの期間で何をどう言う順番にしてけばいいか、そしてその取捨選択はなどの判断材料となるのがこの残りの期間となります。
②は、人によって異なると思います。どういった自分に仕上げておきたいか。これは明確にどういったところに就職をしたいと言う事がわかっていることと、であれば何が必要なのか、そしてその必要なことに対して自分はどの程度、現時点でできているのかなどを自己観察をして、足りないものを明確にしておくことに繋がります。
そして、①、②を鑑みて、残りの期間でどう組み立てていくかが大事なプラン立てとなります。
この大きな流れや考え方は、おそらくスッと入ってくる内容かと思います。そのように考えていくことは当然必要だろうと察しはつくと思います。難しいところは、②の理想の自分像は何であるか?もっと言うと、自分は何になりたいのか、どこに就職したいのかというところを明確に持っているかどうかにかかります。
ある意味留学は、それまでの人生を一旦リセットする機会でもあるので、留学期間中はそういった自分探しの時間かもしれません。自分探しであれば当然時間もかかる場合もあるし、なかなか方向性が決められない可能性も大いにありそうです。よって、留学の最初の方で理想の自分像が見極められている事はなかなか難しいかもしれないです。
ただ、それでも、やっぱり帰国時期を見据えて、自分がどうしていきたいかを常に考え、いろいろなことから刺激をもらう、観察することはとても大事なことになるのではと思います。従って、少なくともその姿勢の中で留学生活を送ってほしいものです。
自分が例えば、将来商社で働きたい、商社で働くがどの専門分野で働きたい、海外のその分野の企業等と取引をして日本に卸をしていきたい、反対に日本のものを販売していきたいなどと明確になるべき姿がわかっていれば、それをしている自分が理想像となるので、現時点で、例えば交渉できるほどの英語力がない、外国人の働き方がわからない、その専門分野の知識が足りないなどと足りない点や理想の自分とのギャップがわかり、あとは残された留学期間でそれをどう埋めていくかを考えていけばいいと思います。
もちろん何をすればそれが叶えられるのかなどの知識や情報収集が必要ではあります。
上記は、明確にわかったとてもいい例です。最終的にどこまで叶えられるかはわかりませんが、何をすべきかが明確にわかっています。ほとんどの方は、このように明確にわかっていない場合が多いかもしれません。その場合はヒントとして以下の点をお知らせします。それは、日本の企業はどういった人材を求めていて、何を持っているし、している人を望んでいるかどうかという事です。
日本の企業が求めているのはグローバル人材です。
グローバル人材とは一般的に、
〇 英語など多言語が操れること
〇 外国人の仕事の仕方やものの考え方に触れてそれを知っていること
〇 そしてしっかりと日本人としてのアイデンティティーを持つこと
です。
そのグローバル人材であるかどうかを判断するものとして企業が気にしているのが
◇ TOEIC730点以上(最低600点以上)
◇ 英語環境での職場経験をしているか
◇ ビジネスレベルでの実践英語力があるかどうか
です。つまり、履歴書に上記の事が書けているとグローバル人材候補として、企業が見てくれています。自分がなりたいことが明確であれば一番いいのですが、もしそれがわからない、またはまだ模索中であると言う事であれば上記が叶えられる準備をして、留学期間中を臨んでみて下さい。
本当は、少なくとも自分が好きなこと、やりたいことなどがわかればいいと思いますし、取り急ぎせっかく留学しているのだから、それを生かすのなら、やっぱり一定の英語力、できればそれが使いこなせるレベルにする、そして英語環境での職場経験をしておくことが、しておくべきこととして大事なことではないかと思います。
まだまだ何が目的であるかがわからない方は、上記を一つの例として参考としてみて下さい。
さて、その上で、帰国までに何をしていけばいいかのプラン立てですが、以下にそのサンプルをお知らせしてみたいと思います。目標としては明確にあるに越したことはないですが、それを持っている人はなかなかいないと思いますので、上記に書いてある
◇ 一定の英語力がある
◇ それが使いこなせるまでのレベルがある
◇ 英語環境での職場経験をしている
という事を持って就活に当たれるためのプラン立てをしてみたいと思います。
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【帰国後の就活に向けてのプラン立て、サンプルプラン】
Aさん: ワーホリビザで渡豪、帰国まで9か月間。現在の英語力=中級
Aさんは一般的なワーホリです。オーストラリアに到着後英語学校に通学して12週間勉強しました。何とかIntermediateのレベルまで英語力が上がりました。その上で、帰国後の就活に向けて残りの9か月間をプラン立てしていきます。
ステップ1:
ビジネスの実務レベルでの英語力を身に付ける ⇒ ケンブリッジ検定FCEコース10週間に参加
ビジネスレベルでの英語力を身に付けるコースはいろいろとありますが、代表的なものとしてのお薦めとしてこのケンブリッジ検定があります。FCEレベルです。僕自身も立場上人を雇い指導をしていきますが、このFCEを持っている人は、いきなり英文のメールでも英語での電話でのコミュニケーションでも一定の力を持っている実感を持っていて、何も指導しなくてもある程度のビジネス上での英語を使った仕事ができるという認識を持っています。こういった声は結構多く、この資格を持っていると、即戦力として英語を使って仕事ができるに十分な力があると認められます。
ケンブリッジは、実生活に基づいて、4技能+文法をしっかりと勉強していきます。コースの中では英語でのディスカッションなども多く、これらが、実践的な英語力が鍛えられることとなります。よって、ビジネス上の実務的な英語力を鍛えたいのならこのコースはとてもお薦めです。ただ、開講日程が限られている点があることと、10週間や12週間など比較的長いコースなので、計画的に進める必要があります。
他に実務的な英語力アップとしてお薦めなのが、ケンブリッジのビジネスバージョンであるBULATSやビジネス英語コース、ネイティブの発音やリズムを多く身に付けられ実践的なトピックを扱う発音強制コースなどがこの実務的な英語力アップのためにお薦めなコースです。
ステップ2:
英語環境での職場経験 ⇒ 英語環境でのインターンシップ(3~6ヶ月間程度)
実際に実務レベルでの英語力を身に付けていてもそれが本当に使えるのか、足りない点はないのか、そもそもオーストラリア人など英語話者と電話でコミュニケーションが取れるか、英文メールができるか、交渉事ができるか、必要な資料ができるか、また、何を気にしながら仕事をしているのか、仕事に対する考え方は何が日本人と違うのかなど、実際に活動をしてみないことには現在の自分の力も自己評価できないし、何を修正していけばいいかがわかりません。
またもっと原点的なことを話すと、そもそも社会人としてしっかり振舞うことができるのか、日本語もきちんと使いこなすことができるのか、当然ビジネスレベルで日本語も使いこなせるのか、そういった事も人によってはたくさん吸収することもとても大事で、日本の企業はその点もよく見ています。また、留学していたからと言って変に外国かぶれしていないのか、日本人としてのマナーやアイデンティティーはしっかり持っているのかなどもしっかり確認されます。それはなぜかというととても大事だからです。
英語環境での職場経験としてのインターンシップは、たくさんあります。目的に応じて自分に合ったインターンシップを選択頂ければと思いますが、単に自分の英語力を確認したり、鍛えたりするのみではなく、日本語含めて日本人としてしっかりと社会人として働いていけるかどうかも養える環境はとても必要で、そういった事が普通にこなせる人材を日本の企業は求めています。
余談ですが、日本国内のインターンシップは、数日程度のインターンシップで終わることも多いようで、実際にはインターンシップ=研修ではなく、単なる見学程度になっています。それでも体験しないよりはいいのでしょうが、実際には現場経験をたくさんしているわけではないので、海外で行う環境の方が期間含めて英語環境含めて有効であることは言わずもがななところです。是非、その状況を理解して挑戦をして頂ければと思います。
ステップ3:
英語力証明の資格取得 ⇒ TOEIC取得、できれば730点以上(2週間程度)
実践的な英語力に関しては上記のケンブリッジ検定がお薦めですが、ちょっと残念なのは、日本の企業はこのケンブリッジ検定をあまりよく知らないこと。または、それよりも日本において英語の資格として広く認知されているのがTOEICとなります。そうです、日本で就職をするときに必要なのはTOEICの点数です。
一般的に履歴書に書けるTOEICの点数は600点以上と言われます。そして、外資系や英語を使った仕事をしたい場合の目安としてよく言われているのがTOEIC730点以上です。
オーストラリアなどで留学をしている方は、やはり帰国時の英語力証明に関してはある意味、神経質になる点があると思います。英語力が低いと留学していたのにと言われることが多いからです。でも一旦留学をすると英語力ってそう簡単に伸びるものでもないし、英語以外にも学習したり経験できたりする点もあるので、必ずしも英語ができなくても得ているものはたくさんあると思います。
ただ、企業は留学をしていたと知っているのなら、やはり英語力に関しては気にしてくるところです。そうなるとどうしてもその準備をして置かなければなりません。
オーストラリアではTOEICを受けることができます。毎月4週間ごとに行っているので結構、頻繁に試験日があります。また、最大に英語力が高いときに受けたほうがいいと思うので、自然と帰国間際程度になるケースが多いです。帰国日が決まっている時には従って、TOEICの公式テストが受けられる日をその日よりも前の日程を確認し、それに向けてしっかり点数が取れるように準備をしていくことが大事です。
必要であれば、ジャパセンのTOEIC2週間集中講習の様に、短期間で点数アップの対策講座をしているのでそれらを利用して、是非とも730点以上取れるように頑張って下さい。
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以上、サンプルとしてのプラン立てをお知らせしました。人によって必要なもの、順番などが異なると思いますが、おおよそこのサンプルはどの方にも当てはまる内容です。結構大事なことは、最初の語学学校で中級程度の英語力レベルになっていることです。それがないと先に進めない点も多いからです。
よって、英語学校ではできるだけそのレベルには達していることと、その時にいろいろな刺激を受けたり方向性がわかるといいのではと思います。そして理想の自分と現在の自分とのギャップをきちんと見極め、残りの留学期間でそれをどう埋めていくかを考えることが必要です。
ジャパセンでは、そのプラン立てを無料で行っています。また、それにつながるセミナーとして就職セミナーも隔週で行っていますので、是非ご利用してみて下さい。
いい就職ができるように祈っていますし、全力でジャパセンはサポートできればと思っています。
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【ジャパセンの日本帰国後の就活に向けての関連するプログラムはコレ!】
◇ 日本就職サポート(無料登録、英語環境に特化した仕事先を紹介)
◇ 就活にアピールできるインターンシップ(企業インターン、ホテル有給、スクールインターンなど多数)
◇ ビジネスレベルで英語が使えることを証明する英語コース
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