【2024年版】オーストラリア・ケンブリッジ検定コース開講校...
ケンブリッジ検定コースは、英語の実践力を高め、国際的に認められたケンブリッジ英語資格の取得を目指すプログラムです。 …
英語の勉強をしていると誰しも経験するのが「伸び悩み」。。
でも伸び悩むというのは力がついてきている証拠でもあるんです。
学習をしていると自分では伸びた実感を感じられないという方がほとんどなのですが「伸び悩み」を自覚し、焦らず乗り越えることが出来ると学習成果も出やすくなります。
今日はレベル別に「伸び悩み」と「出来るようになること」について見ていくので、ピタリと当てはまる方、その次のレベルで出来るようになることを目標にしながら今日もお勉強に向かいますよ。
英語勉強にしろダイエットにしろ、緊張の糸が切れて投げ出してしまいたくなるのはどのタイミングか。そう「伸び悩み」にいる時。自分が伸び悩みの時期にいることを理解して必要以上のプレッシャーを感じずに向き合うことで、そこを越えた時にぐんと一気に伸びる感覚に出会います。
ビギナー
中学校1年生で習ったような英語の教科書で最初のページくらいは読めるけど、それより先は読めない、もしくは「Hi, how are you?」と聞かれてもとっさに「Yes」と答えてしまうレベルの方。ゆっくり話せば、頻度の高い動詞の現在形と過去形をギリギリ言えるレベル。
<伸び悩み>
英語が全く聞こえないことから心が折れそうになって投げ出しやすい。
<出来るようになること>
学習を始めて3ヶ月くらいすると、英語で話しかけられても怖さを感じなくなってきます。
怖さを感じなくなる=パニックになることが無くなる為、一呼吸おいて何の返事を求められているのか冷静に考えられるようになります。
「それだけ?」と思わないでください!ここが抜けられずに上のレベルに行っても引きずる方っているんです。なのでここではそれが出来るようになるのは大きな進歩!!
エレメンタリー
現在形・過去形・未来系の使い分けがゆっくり出来るようになり、会話のキャッチボールが4~5回ほど続くようになるレベル。
<伸び悩み>
聞こえるようになってきたのに、書くことは出来るのに、言葉に詰まって思うように勉強したセンテンスが出てこない。
<出来るようになること>
時制の使い分けがゆっくり出来るようになる為「What did you do today?」と疑問系+過去形のダブルパンチで来ても、正しい時制でゆっくり返事が出来るようになります。また、英語を発することに慣れてきて、英語を話すことに対する抵抗がなくなってきます。
プレインターミディエイト
ネイティブと言い慣れたセンテンスで会話が出来るようになるレベル。使い慣れているシチュエーションでのセンテンスは使えるが、それ以外のトピックになるとまだ難しさを感じるレベル。少しづつ、現在完了や現在完了進行形などが使えるようになってくるので、話の展開をクリアに伝えられるようになってきます。
<伸び悩み>
同じ単語の使い回しになってしまい、新しい表現を中々使うことが出来ない。単語やイディオムが増えてくることから似た表現の使い分けが必要になる。
<出来るようになること>
質問に対する直接的な答えが思い浮かばなくても、既に持っているレパートリーでそれとなく伝えられるようになってきます。会話のキャッチボールが自然とできるようになってきます。
ワーキングホリデーや学生ビザで働く時にはこのくらいのレベルがあると、ローカルでの仕事に就ける確率がぐんと上がります!!
インターミディエイト
第三者の視点で話をすることが出来るようになる為、状況説明なども流暢になってくるレベル。
(聞いた話や最近見たドラマやニュースなど、自分に起きたことでは無いことも説明出来る)
ネイティブが使う言い回しなども使える。
<伸び悩み>
発音や文法のクセが意識をしていてもなかなか抜けにくい。1つ前のプレインターミディエイトで大きな伸びが出てから、2回目の大きな壁を感じるところ。話すことが出来るようになってきていることから速さに任せて話そうとしてしまうが、そこをこらえてスピードダウンし自分が話しているセンテンスに耳を傾け意識的にクセを直していくことが、ここを抜ける大事なポイント!!
<出来るようになること>
辞書を使いながら英語の本を楽しめるようになる、本を選ぶ時にも選択肢が広くなるレベル。
このあたりから新聞記事も読む習慣を付けていると単語のジャンルが広くなるので表現力も豊かになりますよ!
アッパーインターミディエイト
得意分野にとらわれず会話をすることが出来るようになるレベル。
文法上で細かいミスが時々起きたり、ネイティブが聞いて単語の違和感を感じることがあるレベル。
<伸び悩み>
引き続き自分のクセを乗り切るために文法力向上へ向けて努力が必要なところ!!
<出来るようになること>
ここまで来ると、ネイティブにふと話しかけられても1回でキャッチ出来るようになってきます。また、相手の訛りなどにとらわれることなく理解出来るようになります。文章構成を考えながら話すことができるようになり、一回の会話でも自分の意思を整理してから話をすることができます。
プレアドバンス
直接的な話し方だけでなく比喩を用いた話し方、冗談を言ったり、言葉に意味を持たせて印象を変えることが少しづつ出来るようになるレベル。
<伸び悩み>
ここまで来るとネイティブに近い英語力になって来る為、細かいミステイクが完璧になおりきっていないところにもどかしさを感じる。
<出来るようになること>
あらゆる状況において英語を使うことに困ることは無くなる。英語を意識せずに使えるようになる。
アドバンス
帰国子女レベルで英語を使えるようになるレベル。
辞書を使わなくてもほぼ新聞を読みきれるレベル。
<伸び悩み>
伸び悩みとは言わなくても、やはり生まれ持ってのネイティブで無い限りは常に新しい言い回しや単語を入れる意識は必要!!それにより流暢に話せるようになる。
<出来るようになること>
言い回しや単語のチョイスに関してもほぼ間違いが起きない為、ネイティブレベルで英語を使うことが出来る。
このブログを読みながら、まさに自分がいるレベルを見つけることが出来ましたか?
学習段階の中でも大きな壁に感じられることが多いのは初中級レベル(プレインターミディエイト)にいる方と、中級レベル(インターミディエイト)、そして初上級レベル(プレアドバンス)にいる方です。
伸び悩みの時期に差し掛かって、英語勉強への気持ちが後退しそうになっている方は一度、英語4技能(読む・書く・聞く・話す)の得意な分野で楽しめる勉強にシフトしましょう。もしくは2〜3日思い切って英語勉強から離れてみるのも良いですよ。やはりどんな勉強も楽しみながらやると伸び方が違います。
今回のブログではレベル別にどんな状況になるかをご紹介しました。今度はレベル別の伸び悩みに合わせた勉強方法についてご紹介します。お楽しみに!!
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