豪州最大の日本酒イベントと商談会、メルボルンに続きシドニーで...
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本格日本料理店「華樹林」が開店3周年イベントを開催すると聞きつけて、
これは絶対に参加しないと後で後悔するに違いない!と言うことで、社内のグルメ通を代表してお邪魔してきました!
この記事を読み終わる頃にはきっとあなたも華樹林ファンになっていること間違いなし!
素晴らしいお料理の数々を最後までご堪能あれ!
11月25日、華樹林ファン約60名が祝福に駆けつけてました(きっと全員食いしん坊に違いない、、、含む自分)。
午後7時、鐘の響きを合図に待ちに待ったマカジキ解体ショーが始まり、
職人の見事な包丁さばきにあちこちから感嘆の声が漏れてました、、、やはり目の前で見ると迫力があります!
体長2メートル、48キロ!
その興奮が冷めやらぬうちにいよいよサーブが始まりました、本日のために用意された日本酒マッチングディナーコース!
それではご紹介していきましょう!
PACIFIC OYSTERS WITH SALMON ROE
ROCK OYSTERS WITH LEMON AND DILL VINEGER
ロックオイスターは小ぶりながらも身が引き締まっていてプリプリ、
レモンとディルヴィネガーの酸味が素材の旨味をシンプルに、でもしっかりと引き出しています。
パシフィックオイスターは大ぶりで食べ応え十分!磯の香りが鼻から抜ける余韻も長く楽しめます。
マッチングの日本酒「月山」はスッキリした辛口、上品なフルーツの香りがして、
オイスターのミルキーな味わいにピッタリ!
3 KINDS OF APPETISER:
SPINACH WITH SWEET SESAME SOY SAUCE
DRIED MULLET ROE ON DAIKON RADISH
CUCUMBER WITH SWEET AND SPICY MISO
何気なくきゅうりをお味噌にからめて口に運ぶと、上品な甘みとピリっと効いた辛味が口中にふぁ~と広がりました。
きゅうりのシャキシャキ感もよかったですが、もっといろいろな野菜をからめて食べたい!と思わせる絶品味噌でした。
カラスミの濃厚でゴージャスな味わいと、
ほうれん草は、ほんのりした甘みの後味が広がる、
マッチングの日本酒「蓬莱泉」は、飲み口まろやかで口当たりよく、どの料理との相性も抜群。
お料理と日本酒を交互に味わううちに箸がとまらなくなり、最後の最後まで舌を飽きさせませんでした。
DUCK GRILLED WITH MISO ON MAGNOLIA LEAF
まずは見た目でため息がもれる、日本らしい繊細な美しさを感じる一品。
インパクトある濃厚な甘辛八丁味噌が名脇役を務め、主役の鴨を引き立てています。
上質で身が引き締まっている鴨肉は、柔らかいのに弾力があり、火の通り加減が絶妙。
味噌をからめていただくと、口中でしばらく至福の時間が流れ、その美味しさの余韻にしばらくうっとりします。
お味噌はたっぷりいただいても塩辛くなく、脇役のそれだけでも十分美味しい。
BRAISED SEASONAL VEGETABLES
これぞ日本料理の真骨頂。オーナーがこだわる「日本料理は足し算ではなく引き算」の手本料理ではないだろうか!
筍やふきのとうはシャキっとした歯ごたえを残しつつもしっかり味が染み込み、
大根は柔らかなのに繊維の食感を楽しめる絶妙な炊き加減。
やさしい味わいのお出汁が野菜や海老にうっすら上品に、でもしっかり染み込み、上手に素材の旨味を引き出します。
FOIEGRAS CHAWANMUSHI
フォアグラと茶碗蒸しの組み合わせがこれほど絶品料理に仕上がるとは!
フォアグラの旨味と日本の出汁のコラボが、
華があるけど落ち着きもある、華樹林ならではの一品でした!
BROADBEAN AND SCALLOP KAKIAGE TEMPURA
耳の奥でサクッと音が聞こえる衣に、帆立とそら豆の旨味がしっかり閉じ込められていました。
そら豆のホクホク感、帆立の弾力感、そして衣のサクサク感を楽しんでいると、
潮の香りがうっすらとほんのり鼻孔を刺激してきます。
塩をひとつまみ振っても美味しかったですが、何もつけずレモンだけでも十分に素材の甘みが満喫できます。
これほどボリュームのある揚げ物が最後まで胃にもたれないのは、
使っている油と揚げ方に関係しているのではないでしょうか。
BUCKWHEAT TOFU IN SOBA TSUYU
蕎麦の香りがうっすら品よく香り、練り物のしっとりとした舌ざわりとすっと噛み切れる歯ごたえが心地良い。
蕎麦つゆと生わさびのハーモニーが味のアクセントに。
見た目も美しく日本の侘び寂びを感じさせる一品に仕上がっています。
5 KINDS OF SASHIMI
鮪はしつこくないあっさりした上質の脂が適度にのり、口中でとろけました`
ブリは白とピンクの部位のコントラストが色鮮やかで、厚み、形、包丁の入り方など全て完璧、舌上ですっと消えていきます。
マカジキは脂ののり加減が適量で、さっぱりいただけます。
きれいなピンク色の身はキリっと引き締まり、コリッとした食感もたまりません!
さすが貴重なマカジキをたった今さばいただけあって、新鮮度と高級感があふれていました!
SUSHI
ウニの甘み、海苔の磯の香り、酢飯の酸味、素晴らしいハーモニーです!
ニシンの絶妙の〆加減が圧巻でした!この絶妙なテイストはお酢加減が勝負、まさに完璧な握りでした。
カジキは普通の握りなのに炙りを思わせるような鼻孔をくすぐる香ばしさを感じさせ、とにかく美味!
南洋金目鯛はタンパクな味わいですが厚めに包丁が入っているので、酢飯の分量と割合がほどよく、
調度いいバランスで握られていました。さりげないところに職人技が光っています。
さっぱりと終われ〆に最高のネタだと思いました。
CHERRY BLOSSOM MOUSSE
昔懐かしい桜餅の香りが漂い、日本が恋しく、切なく、懐かしくさせるデザート。
情緒と風情、そして季節を感じ、あ~今はまだ暦の上では春なんだな~と気づき、
料理の表現力って素晴らしいなと改めて思いました。本日のスペシャルディナーの最後を飾るにふさわしい傑作でした!
最後に振る舞われたゆず酒。
ご主人の気持ちを表すかのように、おもてなしの心と感謝の気持ち、それらが詰め込められた優しい味わいでした。
さて、いかがでしたでしょう?華樹林に行ってみたくなった方、ぜひご自身の舌でご判断を!
きっとここに書いてあることがお分かりいただけると思います。
それでは最後にご主人からのメセージを!
<オーナーのテリーさん>
本日は多くの方にお越しいただきありがとうございました。
石の上にも3年と言いますが、こうして無事3周年を迎えられたのも、お客様、関係者の方々、
そして一緒に働いてくれたスタッフのみんなのお陰と、有り難く感謝しています。
日本料理は足し算ではなく引き算、味を加えるのではなく本来の旨味を引き出すものと、
手を抜かずに手間ひまかけて本物にこだわってきましたが、
まっとうなことをするのは大変なことだと感じた3年でもありました。
それでも現場にでて、お客様の喜んでいらっしゃるお顔を拝見すると、
これからも手抜きなしでがんばらないとな~と思うのです。
これからも華樹林をどうぞよろしくお願いします。
華樹林 HaNa Ju-Rin JAPANESE RESTAURANT
9966-5833
Shop1 / 300 Pacific Highway Crows Nest NSW 206
hanajurinmanager@gmail.com
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