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フィジオの妻のマタニティライフ 6:妊娠中の体重増加の目安

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こんにちは。

 

日本では妊娠中の体重増加に関して医師からとても厳しく注意を受けるようですね。日本でほぼ同時期に出産を予定していた友人が、妊娠33週頃に8kg増えて、(元々とても細い人です!)ドクターにすごく怒られたと言っていました。そしてその後、赤ちゃんが小さすぎる、もっとご飯を食べるように、と言われたと言っていました!私は妊娠前のBMIは標準体型で、最終的に12kg増えましたが、オーストラリアではドクターからも助産師さんからも結局一度も体重について指摘されませんでした。

 

そもそも病院では、普通に洋服を着た状態で体重を測っているので、イエローカードに書いてある体重は、冬服を着ていた妊娠初期と、夏服を着ていた妊娠後期では、実際に自分で朝一にパンツ一枚で測定していた体重と大きな開きがありますけど(笑)

 

 

理想とする体重増加の目安は妊娠前のBMI値によって

 

日本では

BMI18.5未満の方は9〜12Kg

BMI18.5~25未満の標準体型で7~12kg

BMI25以上の方は5kg前後

(育児書によって±2kgほどの違いがあるようです)

 

オーストラリア(QLD政府のガイドラインによる)では

BMI18.5未満の方は医師か栄養士と相談しましょう

BMI18.5~25未満の標準体型で11.5~16kg

BMI25以上の方は5kg前後 7~11.5kg

と言われています。

 

標準体型の方のケースだけでも、日豪でかなりの開きがありますね。

 

また、妊娠初期、中期、後期によって、妊娠前のBMI値に応じて理想とする週ごとの体重増加の目安も違ってきます。つわりや体調によっても変わってくると思います。

 

Listen to your body. Your body knows the best!

 

妊娠中、助産師さんやフィジオ、両親学級で何度も言われた言葉です。

人それぞれですので、無理せず、ゆったりとした気持ちで、身体を第一にいたわってあげることが大事だと思います。

 

 

*  この記事はあくまでも一個人の体験を基にしており、医療アドバイスを目的としてはいません。個人の症状にあったアドバイスは専門の医療機関を受診してください。

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