最先端の医療機器、最新の技術を駆使した治療と、常駐日本人スタッフの日本語によるカウンセリングで信頼厚い歯科クリニックの「シティワールドタワー歯科(デンタルクリニック@ワールドタワー)」。
『今日に明日の歯科治療を提供する』をモットーに、オーストラリアで最先端の施術を続け、長年シドニー在住の日本人に愛されています。今回は、院長であるキム先生にJAMSスタッフがインタビューを実施!
生い立ちや歯科医を目指したきっかけなどのパーソナルな質問から最新の予防歯科にまつわる情報、オーストラリアと日本の歯科医療の違い、それから提携している日本最大の歯科グループ『徳真会グループ』や『医療法人スワン会』のことまで、幅広くお話を伺ってきました♪
デンタル・クリニック@ワールドタワー(シティワールドタワー歯科)院長のキムです。オーストラリアで20年ほど歯科医として勤務しています。
出身は韓国です。母方の祖母が日本人で、幼少期から日本の文化や言葉への親しみがあり、そこから自然な流れで日本に興味を持つようになりました。オーストラリアには18歳の時に家族で移住してきました。
小さい頃は歯科医にいいイメージがなかったのですが、15歳の時に出会った友達の父親で歯科医だった人が、僕の歯科医のイメージを変え、漠然と憧れを抱くようになりました。
また、大学受験の時には医科と歯科で進路を悩んでいた時に、歯科の方が修学期間が短かったこともあり、シドニー大学の歯科専攻に進むことになりました。
はい、ここ10年間は日本の何百とういう歯科医と交流をしながら、お互いの知識や情報を共有しています。最初はオーストラリアとの歯科技術の違いを知るために、質問ばかりしていました。そこからもっと日本の歯科について知るために、実際に自分自身で体験するのが一番いいと思ったので、何度もオーストラリアと日本を行き来しながら歯科医で治療を受けました。
オーストラリア・日本の両国の歯科を患者として経験することで、システムや料金、保険、技術、サービスの違いを知ることができたので、いい経験になったと思います。今では、オーストラリアで歯科を受診する日本人の患者様の気持ちもよくわかるようになりましたね。
日本の強みはとにかく歯科治療の費用が安いこと、どのクリニックでも水準が守られていることだと思います。優しい先生が人気ということもあり、おおらかな話し方をする人が多い印象です。まれに、すごくシャイで全然話さない人もいるのですが(笑)。
しかし、日本は多くの歯科治療が保険適用内であるがゆえの問題もあります。その一例が銀歯ですね。ここ30年くらいの論文を遡ると、歯科で金属アレルギーを発症した患者の約半数が日本人の名前なんですね。原因が銀歯であると医学的に特定されたわけではありませんが、多くの歯科医が銀歯に問題があると考えていて、世界的な流れとしては銀歯を使った施術はどんどん減っています。
オーストラリアの強みは歯科検診の技術が高いことです。最新の顕微鏡やレーザーのマシンを使用し、進行度合いを精密にチェックできる他、虫歯の早期発見にもつながります。オーストラリアは衛生管理も徹底されていて、治療にしようするすべての機器は消毒された後にパッケージで密封保存され、どの患者にどの機器を使用したかという詳細をバーコードで管理しています。
デメリットはやはり多くの治療が非保険になるのでコストがかかること。しかし、オーストラリアは日本の医師よりも非保険治療の経験値が高い場合が多いので、神経治療やインプラントなどはレベルが高いと思います。実際に日本の神経治療の失敗率は高く、そこから数年後に再治療をしてインプラントに切り替えるというパターンになると、結局オーストラリアの何倍も高くなります。
最終的に非保険治療になるのであれば、最初から技術も経験もある歯科医で治療した方が、合計の支払額は低くなるので、一概にオーストラリアの歯科が高いとは言い切れませんね。
「 Tomorrow’s dentistry, today(未来の治療をいま)」が、当クリニックのモットーです。その中の一つがインビザラインですね。僕はかなり早くからインビザラインに目をつけて、これまでに技術を発展させるための開発にも携わってきました。
インビザラインのシステムや技術は日々進化していて、始まった当初に比べるとより綿密な治療ができるようになってきましたが、問題はどれだけすばらしいシステムがあっても、それを使いこなせる医師が少ないということです。さらに国によって法律が違うので、技術的にできることも制限がかかる場合があります。
もちろん一般歯科も同じように一生懸命やっていますが、得意分野を伸ばしていくことで世界中の歯科医師と交流を持てたり、そこからインビザライン以外の知識や技術を得ることもできるので、自分の武器になっていると思います。
そうしながら他の分野も伸ばしていき、トップ医師として歯科業界の発展に貢献できるように頑張っていきたいと思っています。
はい、来週には中国で初めてのセミナーがあるので、今は準備の真っ只中です。これまでには日本、韓国、台湾、ニュージーランドなどで臨床アドバイザーとしてカンファレンスに出席したほか、アメリカ本社のインビザラインの技術士とは、ほぼ毎日勉強のために交流をしていますね。
僕はインビザラインを始めてから10年以上経ちますが、生活のスタイルはほぼ仕事に捧げていますね。家族と過ごせる時間が少なく、奥さんや子どもに寂しい想いをさせているのも現実です……。しかし、患者さんと未来の歯科治療向上のため、私の人生は歯科業界に捧げることを決めました。
インビザラインの治療プランを作るのは簡単ではなく、どの歯科医師も寝る間を惜しんで、患者様ひとりひとりに合った治療計画を立てています。毎年100名以上、これまでに500名を超える患者様の治療を担当してきましたが、まだまだ僕も勉強中ですが、僕が学んだことを世界中の歯科医師に伝えていければと思います。
患者様が治療方針をきちんと理解し、納得していただけるようにカウンセリングをすることですね。僕の場合は日本語を話すことができますし、必要であれば日本人スタッフや日本で留学経験を持つ歯科助手と共に丁寧に説明をします。
歯科治療の作業は患者様の視点からは見えないので、やはり不安は大きいものです。僕の場合には、治療前・治療後に口腔内の撮影し、写真を見てもらいながら、専門的な知識がなくてもわかるように説明をします。もちろん説明だけでなく、いい治療をすることも大切です。
1日に3回以上ブラッシングしていたとしても、奥歯の奥が磨き残しで虫歯になることが多いので、僕は小さなお子様用の歯ブラシを成人の方にも勧めています。
またブラッシングの仕方にもコツがあって、奥歯の奥を磨く時には口を大きく開けてブラシを入れた後に、半分閉じることによってブラシが入るスペースができるので、奥まで届くようになります。
ウォーターピックという口腔洗浄器もお勧めできます。水流により口腔内を清掃する機械で、ケミストウェアハウス(CHEMIST WAREHOUSE)などでは150ドルから販売しています。日本の製品よりもかなり安価ですし、サイズが大きく出力も強いので効果的です。
それから、定期的な歯科検診で歯の状態をチェックアップし、虫歯になる前に対策を打つことが一番ですね。
当院は日本最大の歯科グループ『徳真会グループ』や『医療法人スワン会』に所属しているので、主要都市だけでなく全国に幅広いネットワークを持っています。治療中にオーストラリアから日本に帰国される場合には、お住まいの近くの歯科クリニックに治療を引き継ぐこともできますのでご安心ください。
またインビザラインの場合には、3次元スキャナーでデジタルの歯型を作り、それを専用のソフトを使って治療計画を作るまでの工程が最も重要で、これにより期間や成果も大きく変わってしまいます。逆に以降の治療に関しては、信頼できる歯科医師であれば引き継ぐこともできますし、必要に応じてビデオチャットなどで私がカウンセリングすることもできます。
僕の生い立ちや家族のことも関係し、日本や日本人との交流はこれまでずっと続けてきました。今では歯科医師としての経験や知識を活かして、日本の昭和大学でセミナーを開催するようになりました。
その他にも『徳真会グループ』や『医療法人スワン会』で、腕のいい先生たちと知識や経験を共有することで、切磋琢磨しながら治療技術を向上させていくことができるのだと思います。
『今回は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました』
ーー 編集スタッフ
シティワールドタワー歯科
(デンタルクリニック@ワールドタワー)
☑タウンホール駅から徒歩2分
☑国際症例評価の世界6位に輝いたインビザライン治療
☑検診やクリーニングなどを含めたオーラルケアの技術が評判
所在地:Suite 1104, Level 11, World Tower Commercial, 87-89 Liverpool Street, Sydney
電話:(02) 9269-0517(日本語対応)/(02)9269-0514
Email:j.info@bestdentist.com.au (日本語対応)
営業時間:月〜金 9:00-18:30 土日祝休
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