金属製ブリッジも痛みもサヨナラ！そんな未来の歯科矯正って？

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2018.10.19

医療／保険

日本では気にならなかったけど、オーストラリアで生活や仕事をしているとガタガタの歯並びがちょっとコンプレックス。しかし、「矯正歯科治療」というワードから思い浮かぶのは、歯の表面についた存在感が強〜〜い「金属ブリッジ」。

見た目も悪いし、なんだか痛そう……、そもそも大人になってから歯科矯正をやるのって一般的ではない？と考えて、諦める人も少なくないでしょう。しかし、マウスピース型矯正歯科装置「インビザライン」を使用すれば、それらの問題を解決できるのはご存知ですか？

今回は、過去に世界ランキング6位まで登り詰め、現在も最前線で治療をしながら、世界各国でセミナーを開催し、後進の育成にも力を入れる、正真正銘の世界トップ歯科医である「キム先生」が院長を務める「シティワールドタワー歯科（デンタルクリニック@ワールドタワー）」で、編集スタッフのミオが体験取材をしてきました♪

未来の歯科矯正「インビザライン」ってなに？

1997年に歯科先進国アメリカで誕生した新しい歯科矯正

インビザラインは歯科先進国であり、歯科矯正需要が高いアメリカで1997年に誕生した新しい歯科矯正技術です。金属ブリッジの代わりに透明アライナー（マウスピース）を使用することで、装着していても目立たず、ほとんど他人に気づかれることはありません。現在では全世界で400万人以上が治療する非常に人気の高い矯正方法です。

治療開始から完了までの歯の動きを3Dでシミレーション

インビライン独自のクリンチェックシステムを使用し、術前シミュレーションにより、治療開始から終了までの歯の動きを3D画像で確認することが可能。必要期間や費用なども全て把握した状態で治療をするかの判断ができるので、安心して受診することができます。

専用工場でオーダーメイドのアライナーを製造

最新のスキャナーで読み込まれた歯の精細な情報を元に、専門工場で専門技工士が、設計と治療計画に基づき全過程のマウスピースを一度に製造。インビザラインのマウスピースは、食事や歯磨きなど必要に応じて自分で着脱が可能。1週間ごとにマウスピースを自分で交換して治療を進めることができます。

シティワールドタワー歯科でインビザラインを受診すべき3つの理由

①院長のキム先生は世界ランキング6位

シティワールドタワー歯科の院長であるキム先生は、過去にインビザラインのアワードで世界6位にもなった実力者。

日本、中国、韓国、台湾、ニュージーランドなどで臨床アドバイザーとしてカンファレンスに出席するほか、アメリカ本社のインビザラインの技術士との繋がりも強いので、腕が良いだけでなく最新の治療を取り入れています。

②インビザラインをオーストラリアではじめても、日本で継続できる

シティワールドタワー歯科は、日本の歯科グループである「徳真会グループ」や「医療法人スワン会」に所属しているので、日本全国にコネクションがあります。そのため、もし途中で日本へ帰国することになっても、きちんと治療を継続することができます。

また、インビザラインは設計と治療計画がもっとも大切で、はじめで全てが決まると言っても過言ではありません。腕が良いだけでなく、日本の歯科クリニックに比べると料金もお手頃なオーストラリアでインビザラインをはじめるのは得策でしょう。

③日本の歯科クリニックよりも日本っぽい？

院長のキム先生の祖母は日本人。幼少期から日本の文化や言葉への親しみがあり、日本語での治療計画の説明もバッチリ。また、純日本人スタッフも常勤しているので、困ったことがあれば気軽に質問をすることができます。

内部リンク
世界的歯科医のDr.キムに日本語でインタビューしました♪

いざ、編集スタッフのミオが3Dアニメーションを体験

幼少期に少しの間だけ金属ブリッジでの歯科矯正を経験したことがある編集スタッフのミオ。しかし、痛さと恥ずかしさから治療を途中でやめてしまったのだとか……。そんな苦い思い出を持つミオが、インビザラインで歯科矯正のイメージが変わるまでの様子をレポートします。

①まずは日本人スタッフとのカウンセリング

診察前に、まずは日本人スタッフとのカウンセリングで、インビザラインのメリットやデメリット、そして一般的な治療方法についての説明を受けます。その後は、アンケートを記入して治療の方針やアレルギーの有無をチェック。オーストラリアは世界的な歯科先進国。患者の情報の管理や安全性などはトップクラスです。

②3Dレントゲンで歯と歯茎の状態をチェック

シティワールドタワー歯科が誇る最新鋭の3Dレントゲンで歯と歯茎の状態を念入りにチェック。もし歯茎に問題がある場合は、歯を強く動かすと歯茎にダメージが残る場合があるので、治療プランを変更する必要があるのです。また、この3Dレントゲンでは、歯の問題も早期発見することもできるので、このタイミングで虫歯があることを知る人も多いんだとか。

③スキャナーを使って歯並びをデータで書き出し

インビザライン社が開発した専用のスキャナを使用し、歯並びの状態を読み込んでいきます。スキャナの先端を歯にかざすだけで、PC画面にどんどん立体的な歯の映像が映っていくのが見ていて不思議でした。テクノロジーってワクワクします！

④口内と顔（主に顎）の状態を写真撮影でも保存

口内の状態と顔（主に顎）を写真撮影。上顎と下顎の噛み合わせなども、インビザラインで矯正することができます。治療を終えて、適切な位置に歯や顎が動いた後は人相も変わるのだとか。小顔効果にも期待できます！

初回の診察は以上となります。「3Dレントゲン写真」「スキャンデータ」「口内と顔の写真」を元に治療計画と歯の動きをシュミレートするためのアニメーションを作成します。

⑤治療計画の説明を訊くために再びシティワールドタワー歯科へ

実際のスキャンデータを元に、キム先生に治療計画をつくってもらいました。スキャンされた口内のデータが、アニメーションでヌルヌル動くのは、まるでハリウッド映画のCG作成現場のよう（笑）。

私の場合は、過去に少しだけ矯正治療をした経験もあったので、20週間で充分に歯を動かすことができるのだとか。歯と歯が当たっている場所もないので、抜歯や特別な治療は必要なく、透明アライナーの装着だけで良いそうです！

治療計画の説明を受けたら、インビザラインのアメリカ本社工場にデータを送信し、透明アライナー（マウスピース）をオーダーしてもらいます。

⑥日本人スタッフの方からメンテナンス方法についての説明

オーダーから約2週間で透明アライナー（マウスピース）が到着。透明アライナーを装着する際の注意やメンテナンス方法などを日本人スタッフのかたからレクチャー。そして料金や含まれるプランなどについても丁寧に説明をしていただけるので安心ですね。これにて、ミオの体験は終了！

それで……どれくらいの期間と予算でできるの？

今回の治療期間について

インビザライン治療前のシミレーション

インビザライン 10週目のシミレーション

インビザライン 20週目のシミレーション

今回の症例の場合、幼少期に金属ブリッジでの歯科矯正経験があるということで、比較的治療期間が短い20週のプランになりました。1週間に1度のペースでアライナーを取り替えるので、合計で20個のアライナーを作成します。アライナーは1日に20〜22時間の装着が必要です。朝・昼・夕の食事や、歯磨きをする時以外には、基本的には付けっ放しにしておきます。

1週目はアライナーを装着した生活に慣れるため、治療前の歯型に合わせたアライナーを装着します。そして、2週目に下の段、3週目に上の段にアライナーと歯をフックさせるための小さなアタッチメントを装着して、本格的な治療がスタートします。その後の通院は基本的には不要ですが、フィッティングや歯の状態をチェックアップするため、体験者のミオの場合は、1〜2回の通院が推奨とのこと（追加料金なし）。

20週の治療が終わった後に、改めて歯の状態を確認します。治療前に見たアニメーション通りに歯が動いていたとしても、実際に鏡で見るとまだ気になる、噛み合わせに違和感があるという場合、今回のプランであれば3セットまで無料で延長することができます（こちらも追加料金なし）。

治療完了後はインビザライン社製のリテイナーとよばれる透明マウスピースを夜間のみ使用し、自然治癒力で歯が元の位置に戻らないようにします。こちらはインビザラインだけでなく、どんな矯正治療でも必要となります（金属ワイヤーで歯科矯正した場合のリテイナーもあります）。

今回の料金について

シティワールドタワー歯科のインビザラインの治療は大きく分けて4種類の料金プランがあります。①と②は矯正治療経験者のみに案内しているプランで、今回の場合は未経験者用でライトな治療プランである③が適用され、おおよそ8,000ドルでの治療が可能とのこと。日本のクリニックでインビザラインで歯科矯正をすると、おおよそ1.2〜1.5倍の料金で案内されることになるので、かなりお得です。

料金に含まれるもの

⚫︎初回のコンサルテーションとスキャン
⚫︎インビザラインに関係するすべての治療*、検診（必要な場合のみ）
*隙間治療やエラスティック治療、ボタン装着など
⚫︎治療に必要なアライナーとケース
⚫︎合計3回の延長治療
*コースによって園長治療の回数やアライナー数は異なります