地震に洪水、火山の噴火、今回の超大型台風・・・。災害大国の日本。外国から見ていると次から次に起こる自然災害に、あっけにとられてしまうほどです。
インフラが発達してる先進国だからこそ、逃げない、逃げるのが本当にギリギリになってしまう、あるいは逃げ遅れてしまいガチ、というのがあるのだと言います。
例えば、「堤防が高くなるほど、正常性バイアスも高くなる」という傾向。
東日本大震災の際にも、「チリ地震津波の後にできた高い堤防があるのだから大丈夫」と思って逃げなかった方がかなりいらして、大きな人的被害をもたらしてしまったのだと・・・
一方でインフラ未発達でも、ハリケーンの死者が0だったキューバ。
「正常性バイアス」:
水害、地震、津波、火災などの危険が目の前に迫っていても、日常生活の延長線上の出来事だと判断し、「自分は大丈夫」「まだ安全」などと思い込んでしまう人間の心理的な傾向。
それを克服するカギは、「広告医学」「避難したくなる避難所」「避難がムダだったと思わせない仕組み」など・・。
日本は東日本大震災から、各地の洪水や地震、また今回の超大型台風でも、災害対策や災害心理に対する理解や自覚が増し、備えや避難について、意識が大きく変わりつつあるタイミングになってきているのではないでしょうか。
災害に凌駕されない仕組みや意識。これをきちんと持って、災害大国の日本でわが身や家族の命を、下手なリスクにさらさず、賢く守って行かないとなりません。
こちらのサイトがかなり参考になるので、よろしければ目をお通しください。
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