オーストラリアでは、さまざまな新型コロナウイルス対策への措置が効果を見せ始め、州ごとに外出規制も徐々に緩和されつつあります。しかし、規制緩和による二次感染も懸念されており、今も新型コロナウイルスの脅威は去っていません。さらに冬を迎えるオーストラリアでは、風邪やインフルエンザの流行、他にも日々の生活における事故や病気の可能性は常にあるもの。
そんな新型コロナウイルスの影響から、日常の健康や安全を改めて考え直してか、オーストラリアでは新しく保険加入する人も増えています。
とはいえ、保険といってもオーストラリア永住ビザと一時滞在ビザとでは加入できる保険が異なり、ワーホリや留学生の一時滞在ビザの中でも保険の種類がいろいろとあります。選択肢のポイントとして代表的なものは、保険費用、補償内容、利便性などが挙げられますが、各種保険のカバー内容や、どの保険がどの目的に合うのか、自分に合う保険は何なのか、把握できていない方も多いのでは?
この記事では、今後オーストラリア留学中の生活で何かあった時に役立つ各種保険の中でも、「ユニケア保険(医療旅行保険)」と「OVHC保険(医療保険/健康保険)」の内容や特徴について詳しく解説します。
ニュージーランドに本社を置くユニケア保険は、オーストラリアに滞在する永住権以外のすべてのビザに対応している医療旅行総合保険。日本国内やオーストラリア国内、オーストラリア入国前の国からでも加入可能です。1日から日割り計算してもらえるので、好きなタイミングで加入できる便利な保険。
ユニケアの保険料は医療損害に焦点を当てた保険のため、保険料を日本よりも半額近く安く加入できます。怪我や病気の治療費用は上限なしの補償があり、賠償責任も日本の海外旅行保険より多く補償が設定されています。
さらにニュージーランドかオーストラリアの長期滞在で太平洋諸島、バリ、ロンボックへの旅行中もカバーできることから、学生ビザで強制加入のOSHC(学生保険)に追加加入する医療総合保険としても人気。
それを差し引いてもオーストラリア留学や海外旅行に便利な医療総合保険です。
生命保険よりも医療損害に焦点を当てた保険です。そのため、傷害死亡や後遺傷害の場合の支払い保険金は日本の海外旅行傷害保険より少なくなりますが、賠償責任の補償が手厚く、無制限の怪我や病気の治療費用の補償の他、スーツケースなどの携行品や滞在先で何か壊してしまったときの自賠責にも対応し、金銭や携行品の盗難も補償対象になります。
さらに歯科の口腔負傷や突然の歯痛の除去、歯の負傷などの鎮痛手当てなど、任意治療とメンテナンス以外の歯科治療が補償されます。
キャッシュレスには不対応のため、治療費用を自分で負担をした後にクレーム請求をする必要がありますが、救急車など緊急時や治療費が多額になった場合も病院からユニケアに保険料金を請求することも可能なので、すべての治療費を負担しなければいけないということがなく安心です。
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新型コロナウイルスの疑いがある場合、診察や治療を受ける医療サービスには、GP(一般開業医)の訪問、緊急治療、救急車サービス、処方箋などがあります。
ユニケア保険では、保険加入開始(ポリシー発行)時のタイミングによって新型コロナウイルスへの上記医療サービスのカバーが異なります。
ただし、新型コロナウイルスの症状の疑いがあると考えられる海外からの旅行者(ワーキングホリデーや留学生等含む)で、補償対象外のユニケア保険加入者や、新型コロナウイルスに適用する保険に加入していない場合でも、一連の費用等をオーストラリアで持つとオーストラリア政府から発表がありました。(2020年5月18日現在)
※こちらの内容はユニケア保険から伝えられたものです。具体的な内容は随時ご確認ください。
OVHC保険は、オーストラリアに滞在する永住権以外のすべてのビザに対応した医療健康保険です。OVHC保険のポイントは、自賠責なしの自分の身だけを補償する医療保険であるということ。日本でいう健康保険と考えるとわかりやすいかと思います。
携行品や滞在先での破損などの自賠責が対象外なので、その分の保険料も安く設定されています。しかし、全6種類あるプランによっては手厚い補償があり、海外では高額な歯科や眼科の治療費もカバーされています。眼科は主にメガネやコンタクトレンズやレーザー治療をカバー。他の保険だと対象外が多い、OVHCならではの補償内容です。
日本でいう健康保険のOVHC保険の保険証書は、就労ビザなどを申請する際にオーストラリア移民局に提出しなければならない健康保険として認められます。特定のビザを取得する方には必須の保険でもあります。
また、OVHC保険はオーストラリアに家族で滞在する場合、まとめて加入することが可能です。1か月毎に加入可能のため、1か月単位であればいくらでも延長して加入できます。通常1年間が有効期限の日本の海外旅行傷害保険と異なり、それ以上の加入にも対応しています。
さらにOVHC保険はキャッシュレス対応。基本的に診察料をその場で支払うことなく医療サービスを受けることができて便利です。
携行品や自賠責保険などは補償対象外のため、自分の必要とする範囲が補償内容に入っているか、注意が必要です。
日本の海外旅行傷害保険や留学生保険は、携行品などの補償がある代わりに、歯科や眼科、耳鼻科などの補償がないことも多く、それらを優先する場合はOVHC保険をおすすめします。
補償内容に沿って全6種類のプランが選択でき、大別すると訪問目的の場合のOVHC保険(2種類)と、就労を含めた目的のOVHC保険(4種類)。バジェットタイプの格安プランから手厚いカバータイプまでさまざま。基本的に「Top」を選んでおけば、健康保険としてどの症状に対しても補償が手厚くなっています。
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新型コロナウイルスの疑いがある場合、診察や治療を受ける医療サービスには、GP(一般開業医)の訪問、緊急治療、救急車サービス、処方箋などがあります。
OVHC保険はプランによって新型コロナウイルスの補償に違いがあります。
新型コロナウイルスの補償なし
・Budget(訪問ビザ)
・Budget(就労ビザ)新型コロナウイルスの補償あり
・Standard(訪問ビザ)
・Standard(就労ビザ)
・Mid(就労ビザ)
・Top(就労ビザ)
Budgetプランは、もともとGP診察がカバーされていないため、新型コロナウイルスの補償もありません。ただし、すべてのプランで以下の内容は補償されます。
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