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矯正マウスピースや歯ぎしり用マウスピースのお手入れ方法

目立たない透明マウスピースのインビザラインって?

インビザライン矯正なら銀座クリアデンタル|東京

インビザラインは、従来のワイヤーの代わりに透明に近いマウスピース型の矯正装置(アライナー)を歯に装着することで、徐々に歯を動かして矯正していく治療方法。

通常のワイヤー矯正と比べると、目立ちにくさが圧倒的! 違和感も少なく日常生活に負担がかかりにくくなっています。

透明のアライナー(マウスピース)なので、装着していても目立たないのが大きな魅力。

マウスピースは 一人一人の歯に合わせて作製され、治療の段階に合わせて新しいマウスピースに交換していきます。

 

インビザラインの矯正治療期間は、一人一人の歯の状態や担当歯科医の治療プランなどによって異なりますが、従来のワイヤー矯正治療とほぼ同じぐらい。

矯正する歯が少ないケースであれば数カ月で完了することもありますが、 平均的なインビザライン矯正治療期間は1~2年と言われています。

 

【従来の矯正と違うインビザラインの特徴】
1. 透明に近いマウスピースで目立ちにくい

2. 金属を使用せずに段階的に歯を動かしていくため痛み・違和感が少ない
3. 食事・歯磨き・掃除などの際に自分で着脱が可能
4. 必要最低限の通院で矯正を進められる

 

マウスピースのお手入れ方法

当院ではインビザライン矯正(マウスピース矯正)をされている患者さん、また歯ぎしり用マウスピースを使用されている方も多いので

よく聞かれるのがマウスピースのお手入れ方法です。

日常のお手入れは、簡単に水ですすぐだけで問題ないのですが、

使っているうちに黄ばんできたり、白く濁ったように変色してくることがあります。

これは口内とマウスピースの両方に原因が考えられますが、私たちの口の中には常に350~700種類もの菌が存在していることをご存知でしたか?

ぞっとしてしまう数字ですが、さらにこの菌は当然マウスピースにも付着します。

この菌がマウスピースの黄ばみや臭いを発生させているんですよ。

しかもマウスピースにも歯石がつくのです!

唾液の成分中のカルシウムやリンなどのミネラル成分によって歯石が作られ付着します。

そのせいで、白くカピカピとした汚れがついてしまうのです。

マウスピースは金属製の入れ歯とは違って、歯石や汚れが表面に付きやすいので、さらに注意が必要なんです。

基本的なお手入れ

  • 毎日、マウスピースを外したら、水で軽くすすぎます。
  • 歯ブラシや綿棒などで、マウスピースについた汚れを優しく落とします。
  • 必要であれば、マウスピース専用の洗浄剤を使用します。

黄ばみや変色が気になるとき

  • マウスピース専用の洗浄剤を使い、指示に従って浸け置き洗いをします。
  • 重曹水やクエン酸水につけ置きすることも有効です。
  • 歯科医院で専用の洗浄剤やクリーニング方法について相談しましょう。

歯石が付着した場合

  • 歯科医院で専用の器具を使って歯石を除去してもらいましょう。
  • ご自身で無理に歯石を取ろうとすると、マウスピースを傷つける可能性があります。

まとめ

どちらも共通して言えることは、ゴシゴシこすってはいけない!ということです。

市販の歯磨き粉を使って歯ブラシでこすってしまう方がいますが、それはXXX!

歯磨き粉に含まれる研磨剤とブラシがマウスピースの表面を傷つけて、細菌の繁殖場所を作っていることになります!

こういった細かい傷に細菌がたまり、臭いの発生原因になります。

やはりマウスピースのお手入れには、臭い対策と洗浄が同時にできる洗浄剤を使うことをオススメします!

マウスピース用の洗浄剤もスーパーや薬局などでお手頃なお値段で手に入ります。

例:ポリデントのマウスピース洗浄剤

Polident Retainer Cleanser Tablet , 32 Tabs : Amazon.ca: Everything Else

使い方はとっても簡単!水にこの錠剤とマウスピースを入れるだけ。

このくらい簡単なお手入れであれば、毎日でも苦になりませんよね。

こういった洗浄液でケアするときはもちろんですが、普段簡単にすすぐだけの場合でも、水かぬるま湯を使うようにしましょう。

殺菌や消毒の目的で熱湯に漬ける方がいますが変形しやすいので✖。

せっかく自分の歯形にあったものでも、違和感が出てしまいます。

矯正用マウスピースは1日22時間以上装着をお勧めしています。

装着したままお茶やコーヒー、ワインなど飲んだりすると色がついてしまうので(特にチャイラテは一瞬で黄色に!)、

着色が気になる方はストローを使ってください。

歯ぎしり用マウスピースは、外した後はよくすすいで乾燥させておくことが大切です。

しっかり水分をふき取ってから、通気性の良いケースなどにしまっておきましょう。

でないと季節によってはカビが発生することもあります。

完全に水分が乾いていない状態のまま放置し夜そのマウスピースを付けるということは

大量の雑菌を口に入れることと同じです。

直接口に入れるものなので、衛生状態には細心の注意を払いましょう!

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