反対咬合(受け口)について
反対咬合とは、一般的に受け口と呼ばれるように、下の歯が上の歯よりも前に出てしまっている状態を指します。
歯並びの乱れの一種であり、見た目の問題だけでなく、発音や咀嚼にも影響を与えることがあります。
サ行、タ行の発音がしづらくなる傾向があります。
また、咬み合わせによる影響で、唾液による自浄作用が上手くいかず、虫歯や歯周病のリスクも高まりやすいです。
受け口になる原因としては、「親族からの遺伝」のほか、顎を前に突き出す・舌で下の前歯を押すなどの「幼少期から続いた癖」「口呼吸をしている」などが考えられます。
反対咬合の原因
反対咬合には、大きく分けて以下の2つの原因が考えられます。
- 骨格性の原因: 顎の骨そのものの成長に問題がある場合です。下顎が過度に成長していたり、上顎が十分に成長していなかったりすることが原因となります。
- 歯性の原因: 顎の骨の成長は正常でも、歯の並び方に問題がある場合です。上の前歯が内側に傾いていたり、下の前歯が前に突き出ていたりすることが原因となります。
反対咬合による影響
- 見た目の問題: 下顎が前に突き出ているため、顔のバランスが崩れてしまい、コンプレックスに繋がることがあります。
- 発音の問題: 歯並びが悪いことで、サ行やラ行の発音がしにくくなることがあります。
- 咀嚼の問題: 前歯でうまく噛み切ることができず、消化不良や顎関節症の原因になることがあります。
- 心理的な影響: 外見に対するコンプレックスから、人前に出ることを避けたり、コミュニケーションを避けるようになったりする可能性があります。
インビザラインで治療することができる?
インビザラインで「受け口」を治すことは、ケースによって可能です。
(抜歯なしの症例 期間:24か月)
治せるケース、治せないケース
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治せるケース:
- 歯並びが原因の受け口(歯槽性の受け口):歯の傾きや位置が原因で受け口になっている場合、インビザラインで歯を移動させることで改善できる可能性が高いです。
- 軽度の骨格性の受け口:上下の顎の骨のズレが軽度な場合は、インビザラインと他の治療法を組み合わせることで改善できることがあります。
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治せないケース:
- 重度の骨格性の受け口:上下の顎の骨のズレが大きい場合は、外科手術が必要になる場合があります。
- 顎の成長がまだ終わっていないお子様の場合:顎の成長に合わせて治療計画を立てる必要があります。
インビザラインで受け口を治すメリット
- 目立たない: 透明なマウスピースなので、周囲に矯正をしていることが分かりにくい。
- 取り外し可能: 食事や歯磨き時に取り外せるので、食事制限や歯磨きがしやすい。
- 痛みが少ない: ワイヤー矯正に比べて痛みを感じにくい。
まとめ
反対咬合は、歯並びの乱れの一種であり、見た目の問題だけでなく、発音や咀嚼にも影響を与えることがあります。
治療には歯列矯正が一般的ですが、原因や症状によって治療法は異なります。早めの治療開始が大切です。
もし、反対咬合についてさらに詳しく知りたいことがあれば、お気軽にご質問ください。
Dr Knox Kim is Invisalign’s Diamond Invisalign Provider and Invisalign’s only Clinical consultant/ Speaker among General dentists in Australia
Top 6th in the world in Invisalign International Gallery, シドニー中心街Dental Clinic @World Tower院長
東京ANBI新宿歯科・矯正歯科副院長, シドニーと東京の両方で1,500症例以上のインビザライン治療実績
両クリニックで400人以上の患者を治療, オーストラリアの臨床医で唯一、インビザラインの症例レビューで世界ランキングトップ10入り, 2018-19
インビザラインオーストラリアの認定コースディレクター, インビザラインの公式講師
上海、杭州、ソウル、東京、大阪、名古屋、ラスベガス、オーストラリア・ニュージーランドの主要都市で講演を行う。
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