当院は親知らず抜歯手術においてとても定評があります。
院長のキム先生は難易度の高い親知らず手術の技術を獲得するためUNSW医科大学にて口腔外科トレーニングを修了し、シドニー歯科病院の口腔外科病棟にて親知らず治療の臨床指導を行っておりました。
埋没した親知らずと周辺の歯の状態
A. 親知らずは18歳〜20代前半頃に生えてきます。
生え方はまっすぐ生えてきたり、横を向いて生えてきたりと人によってバラバラです。
親知らずが生えてくることで手前の歯が前に押されてしまい、前歯にがたつきが出ることがあります。
A. 親知らずは歯ブラシが届きにくい一番奥に生えてきます。
そのため汚れ(プラーク)が溜まりやすく、歯茎が腫れたり(智歯周囲炎)、虫歯になってしまい痛むことが多いです。
また生えてくる位置に異常があった場合、頬や歯茎を噛むことで痛みが出る場合があります。
A. 親知らずがきれいに生えていてしっかり歯磨きができる場合は、虫歯の治療や歯周病の治療を行い抜かなくて済む場合があります。
ただ横向きに生えていたり、歯茎から半分生えている親知らずが虫歯や智歯周囲炎となった場合、治療をしても再発を繰り返すので抜歯をおすすめしています。
A : 痛みや虫歯または炎症などの症状を少しでも感じ始めたら抜歯をすることをお勧めします。
時間が経つにつれ痛みが緩和されることもありますが、放置しておくと通常は3~6ヶ月以内に同じ症状が再発します。
初期症状のうちに親知らずを抜き、歯茎への損傷や虫歯などの悪化を第一に防ぐことが賢明な処置だと言えます。
万が一、数ヶ月数年放置後、どうしようもなく親知らずを抜かなければならなかった場合、抜歯後の後遺症が深刻であったり、永久な後遺症となる可能性があります。
例えば、親知らずを抜いてからそれを支えていた奥歯がぐらつき始めたり、熱いものや冷たいものに過敏に反応するような後遺症がみられます。
親知らず周囲の歯茎が口腔底蜂窩織炎 Cellulitis(こうくうていほうかしきえん)などの深刻な状況で無く口を大きく開くことができない状態である場合、まずレントゲン写真で親知らず位置の確認後、抜歯ができるかどうかがすぐに判断できます。
A : 患者の出血を伴う治療は利用する器具や施設の消毒などの基準が厳しく規制されているため、他の器具とは別に別途の密封しなければならないため管理費用が必要となります。
日本では医療保障制度が優れているため患者の個人負担が少なく、それにより治療費に差が生じています。
なのでオーストラリアだけではなくアメリカなどで治療した場合も、親知らずや神経治療は日本よりも高くつきます。
A : オーストラリアでは抜歯が困難である親知らず、特に下顎に生えた親知らずなどは個人医院などでは抜歯せずに専門医院(口腔外科)に依頼するのが通常です。
しかし個人医師によってはレントゲン診断後、手術が可能であると判断した場合抜歯を行う場合もあります。
当クリニック・キム院長は親知らず治療と手術のためNSW医科大学にて親知らず関連の解剖学を修了しており、親知らず治療の技術また手術経験は卓越しています。
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