オーストラリアをはじめとした海外でのワーキングホリデーや留学のなかで、日本とは異なる文化や習慣、言語などに初めて触れたとき、誰もが少なからず「カルチャー・ショック」というものを経験することでしょう。最終的には、日本との違いを経験するなかで視野が広がり、
そこで今回は、オーストラリアに来て、メンタルヘルスの不調の原因となる可能性のあるカルチャーショッ
「MARIKO’s Wellness」は、メンタルヘルス領域で15年以上の経験を持つ 首藤まり子先生による対面/ オンラインカウンセリングを提供しています。また、
今なら、初回15分無料のカウンセリングも実施中! オーストラリア生活の中での悩みごとは、まず「MARIKO’s Wellness」のまり子先生にお気軽にご相談を。
海外で暮らすという事は、
カルチャー・ショックは、異文化への適応過程のうち2段階目に当たる心理状態です。異文化への適応過程を4段階で表すと、以下のようになります。
もちろん、海外生活を送るすべての日本人が、同じ段階を経験するとは限りません。ハネムーン期のまま楽しめる人もいれば、カルチャー・ショックからなかなか抜け出せない人もいるでしょう。
しかし、カルチャー・ショックに悩まされる一方で、新しい環境と生活、新しい人間関係は、あなたの人生をより豊かにする可能性を秘めています。
オーストラリアの大学院や大学で勉強している留学生は、言語の違いだけでなく、日本とは異なる授業内容・進行、同じ生徒同士の議論・発言に対する態度の違いなどにも対応していくことになります。カリキュラムをこなすために多くの課題に取り組んでいると、自分の時間を取ることも難しくなり、海外の地で孤独を感じたり、周りから遅れてしまっている、一人だけ取り残されている、という感覚を持ちやすくなります。語学学校の学生は、何よりも自分の英語がなかなか上達しないことに苛立つことも多いでしょう。大人になってからの新しい言語の獲得は、とにかく長い時間と大変な労力を要するもの。自分はできないと思い込んで、落ち込む学生も少なくありません。
そのうち、勉強も余暇も疲れて何もできなくなったり、好きなことにもやる気が出なくなったり、自室に閉じこもって買い物などの外出もできなくなってしまう方がいます。
<原因>
異文化に適応することに、エネルギーを使い続けて、疲れ切ってしまっている状態
「海外に来たからには何かしないと」「留学を成功させないと」「自分はできていないから頑張らなきゃ」と焦る気持ちは仕方のないことですが、頑張りすぎて疲れている状態では、何事も上手くいかなくなってしまいます。まずは、必要最低限のこと以外は手放してしまい、ゆっくりと「休む」ことが必要かもしれません。
常に高い目標設定をし、自分自身を過剰に追い込み続けている場合、自分が今行っていることや、これまで達成してきたものに対する評価がおろそかになる場合があります。この状態を続けていると、 達成感や満足感を感じられず、徐々に疲弊してしまいます。 その結果、 不全感や不安感が強くなり、心を閉ざし、周囲から孤立していく傾向があります。
カウンセリング中に「 私、頑張りすぎて疲れちゃってたんですね」「 休んでもいいんですね」 と言う感想はよく聞くものです。
オーストラリアをはじめとした海外で、言葉も慣習も食事も違う、なじみのない人々と場所で生活することは、とにかく大変です。その上で、学校や会社に勤めたり、育児や家事をこなすことは、もっと大変なことです。日々それらに向き合い、頑張る自分に目を向けて、
オーストラリアに来て、慣れない食文化や生活リズムの変化から、「食べられない」あるいは「食べ過ぎてしまう」といった食事の悩みをかかることがあります。異なる食事や味付けに戸惑ったり、ストレスで食欲が落ちる一方で、「 やけ食い」「 どか食い」 といった言葉もあるように、ストレスで食べ過ぎてしまうケースも見られます。また、新しい環境での不安、生活の変化により、「眠れない」、あるいは疲労から「寝過ぎてしまう」ことも少なくありません。こうした食事や睡眠の乱れは、ストレスを感じた結果の不調のサインであることが多いので、注意が必要です。
<原因>
ストレス負荷が高い状態が続いた結果、脳が常に緊張状態で休めず疲れしまい、食欲・睡眠を維持する機能がバランスを失っている
朝目覚めた時に「休まった感覚」があると、脳も休めている証拠です。光・温度・音に配慮した良い睡眠のための環境づくりを心がけ、適度な運動をする、しっかりと朝食をとる、カフェインや酒など嗜好品は控え、リラクゼーションできるようなセルフケアを心がけてみましょう。
それでも、気分が落ち込んだり、考えが全くまとまらなかったりして、学業や仕事などの社会生活にも支障が及ぶようなら、オーストラリアの専門家への相談・受診を検討してみましょう。
オーストラリアにも、日本語で相談できる心理カウンセリングがあります。一人で抱え込まず、自分を最も表現できる母語で、プライバシーが保たれる空間で、専門家に何があったのかを語るだけでも、心が和らぐこともあるでしょう。
オーストラリアで働く人には、現地での仕事が理想と異なり、過剰な期待やプレッシャーに押し潰されることがあります。自分や周囲の期待に応えようとするあまり、働き過ぎてしまうことも少なくありません。また、企業駐在や国際結婚など、ご自身の希望ではないにもかかわらず渡豪してきた方もいらっしゃるでしょう。 こういったケースでは、 人間関係がうまくいかないと、周囲の人や環境への不満、また孤独感が生まれやすく、不調をきたしてしまいます。
その結果、自分の中では湧き起こるネガティブで強い感情に圧倒されてしまったり、落ち込みを感じる方がいらっしゃいます。
<原因>
挑戦や困難を前にしてプレッシャーを感じ、視野が狭くなっている状態。自分の短所やできない面ばかりを意識してしまい、長所が見えづらくなっている
結果にばかりフォーカスせず、頑張って努力している過程にも目を向けて自身を労り、賞賛するようにしてください。自分の得意なことは相手の不得意かもしれない、その逆もまた然り。自分と他人を比較することにさほどメリットはありません。
また、自身の欠点と同じくらい長所にも目を向けましょう。
価値観は人それぞれであることも忘れないでおきましょう。
初回のお試しセッションとして、現在「MARIKO’s Wellness」では初回オンライン相談が15分無料!
【サービス概要】
本サービスはカウンセリング/医療相談であり、診療行為(診断・投薬など)は含みません。メディケアや民間保険の適応はなく自費診療となります。一般的な診察や投薬をご希望の場合、富田愛子先生のオンライン診療(GP)をご検討ください。診療とカウンセリングの併用も可能です。【支払い】
各種クレジットカードによる事後決済【予約】
予約締切は予約日の12時間前までとなります。予約キャンセルは予約開始時刻の3時間前まで、「My Appointments」から手続きすることができます。3時間前以降の直前キャンセルは、キャンセル料金が発生する場合があります。予約スケジュールが合わず、個別に日程調整を希望される場合、気軽に下記連絡先までお問い合わせください。【ご質問・お問い合わせ先】
admin@marikos-wellness.com
沖縄県出身。筑波大学医学専門学群医学類卒。精神科医として各地を転々とし、沖縄県、千葉県、神奈川県、愛知県での勤務歴あり。精神科救急から回復期、慢性期を経験。
【精神科医】社会医療法人友愛会 豊見城中央病院で初期臨床研修を修了。総合病院国保旭中央病院で精神科専門研修を修了。医療法人誠心会 あさひの丘病院、京ヶ峰岡田病院、ココカラハートクリニック、あつた白鳥クリニックと、これまで医療機関や医療刑務所・児童相談所で精神科医として勤務。訪問診療にも従事。
【産業医】三菱電機株式会社等で産業医として勤務。
【カウンセラー】2021年に公認心理士資格を取得。 COVID19パンデミックを契機にオンラインカウンセラーとして活動開始。他カウンセラーのアドバイザーも担う。
当初は一般成人を見ていたまり子先生ですが、より長期的視野を持った診療をという気持ちがあり、小児精神や高齢者(認知症など含む)も対象にした診療、児童相談所で一時保護児童の診察、発達相談などの相談事業なども担当しました。
2011年の東日本大震災時には千葉の銚子・旭エリアの仮設住宅で心のケア事業に参加。クリニック勤務や産業医として企業への勤務を通し、より広い領域でのメンタルヘルスサポートに興味を持ち、「入院が必要になる前の段階」でのケアや介入に重点を置くように。引きこもり者や高齢で動けない方への訪問診療、医療刑務所での矯正医官業務にも従事した経験があります。
2020年の2人目の育休の時に、家族でメルボルンに1ヶ月間滞在したことでオーストラリアに興味を持つようになりました。その後コロナ禍で外出が制限されて自宅に孤立する人が増えたことや、在豪法人が帰国できずに海外で足止めされることで精神的不調が目立ち始めた状況に直面したことから、オンラインカウンセリングサービスの立ち上げに着手。メルボルンの日本人GPの富田愛子先生との出会いもあり、在豪法人に向けたオンラインサポートを開始しました。
その後、 2022年末に渡豪、現在はメルボルン在住。
神奈川県藤沢市生まれ。オーストラリア滞在歴25年以上。日本とオーストラリアにて旅行業界業務、秘書業務、英会話講師、翻訳業務等従事後、医学部に入学。NSW州のシドニー市内・郊外・僻地と広範囲にわたり、救急外来から内科、外科、総合診療科まで勤務。
2015年よりメルボルンに在住し、総合診療医としてまり子先生と連携しています。
オーストラリアでオンラインカウンセリングを受けられる「MARIKO’s Wellness」は、日本の医師資格を持つ首藤まり子先生と都合の良い時間にオンラインで相談することができます。
人間関係によるストレスなどの繊細な悩みや、女性特有の悩み、ライフステージ応じた悩みなど、抱える悩みは人それぞれ。一人ひとりさまざまな事情があるオーストラリアでの海外生活なので、特にプライバシーを重視し、共感と理解を基にしたアプローチでサポートしてくれます。
首藤まり子先生は、日本で15年以上の経験を持つ日本の精神科医。医師・産業医・公認心理士というバックグラウンドを持ち、児童・学生・主婦(主夫)・高齢者など幅広い層へのケア、虐待やひきこもり、依存症などに関しても経験豊富です。豊富な知識・経験を活かし、心身のトータルケアについて一人ひとりの状況に適したサポートを提供します。
メルボルン在住のGP (総合診療医)の富田愛子先生、 また新たに日本の産婦人科医・
オンラインセミナーや、対面でのサービス提供についての相談も、受付中!オンライン、メルボルンでの対面、どちらでもお気軽にご相談ください。
初回のお試しセッションとして、現在「MARIKO’s Wellness」では初回オンライン相談が15分無料!
【サービス概要】
本サービスはカウンセリング/医療相談であり、診療行為(診断・投薬など)は含みません。メディケアや民間保険の適応はなく自費診療となります。一般的な診察や投薬をご希望の場合、富田愛子先生のオンライン診療(GP)をご検討ください。診療とカウンセリングの併用も可能です。【支払い】
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