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事務仕事や重労働が原因?坐骨神経痛によるお尻や脚の痺れ・痛み

座る・立つ・歩くなど、基本的動作に必要不可欠となる、お尻の筋肉。普段意識している人はほとんどいないかもしれませんが、お尻は歩行するためには欠かせないのと同時に、上半身を支えて胴体を安定させる役割もあるほど重要な部位なんです。

そのため、お尻の筋力が低下すると日常生活において何かしらの支障をきたしてしまいます。脚力が弱くなり、関節への負担も増えて、膝や股関節の痛みの原因になることも。特にデスクワークの人は要注意! 一日中座りっぱなしで動くことが少ないと、お尻の筋肉が弱り、「坐骨神経痛」になっているかもしれません。

「お尻から太ももの裏にかけて痛みがある」「太ももの裏がビリビリする」と感じている人は、シドニーにあるフィジオセラピー(理学療法)の診療所「メトロフィジオセラピー」の診察を検討してみましょう!

この記事では、「坐骨神経痛」とそれを改善できるフィジオセラピー(理学療法)についてご紹介します。

坐骨神経痛とは?

「神経痛」は痛みが起こる場所によって名前がつけられますが、主に次の3つに分かれます。

  1. 坐骨(ざこつ)神経痛
    お尻から太もも、ふくらはぎにかけて後面に痛みが走る
  2. 肋間(ろっかん)神経痛
    背中から胸にかけて痛みが走る
  3. 三叉(さんさ)神経痛
    顔面に痛みが出る

今回は、そのうち「坐骨神経痛」についてご説明します。

「坐骨神経痛」は、お尻から足の後ろ側にかけての痛みやしびれ、麻痺などの症状のことを表します。病名ではなく、頭痛や腹痛と同じように、痛みの症状を表す言葉です。何らかの原因によって坐骨神経が圧迫されたり刺激を受けると、痛みやしびれなどが起こります。

坐骨神経に問題が生じると、お尻、太もも、ふくらはぎ、足にかけて、鋭い痛みやしびれ、張り、冷感や灼熱感、締めつけ感などのさまざまな症状が起きてしまいます。症状が出る場所は、坐骨神経とつながっているお尻、太ももの後ろ側・ふくらはぎで、その一部分だけに症状が出たり、下肢全体に発症したり、ケースによって異なります。

典型的な坐骨神経痛の症状と原因

  • 腰の痛み
    腰からお尻や脚にかけての痛み。腰の痛みは片側に集中することが多く、慢性的な腰痛として悩む人も多くいます。
  • しびれや痺れ
    お尻や脚にしびれや痺れが生じることがあります。
  • 偏った痛み
    坐骨神経の支配領域であるお尻や脚の部位に痛みが集中し、偏った痛みを感じることがあります。
  • 立ち上がりの痛み
    長時間座っていたり、しゃがんだりした後に立ち上がると痛みを感じることがあります。

坐骨神経痛の原因のほとんどが、椎間板ヘルニアと言われています。坐骨神経の神経根がヘルニアに触れ、腰を動かすたびに刺激を受けて痛みを感じるためです。

背骨と背骨をつなぐ軟骨「椎間板」は、外側が硬い「線維輪」、内部は軟らかいゼリー状の「髄核」でできていますが、加齢や激しい運動などにより、この外側の線維輪が変性・断裂して髄核の一部が飛び出してしまうことをヘルニアと言います。飛び出した髄核、要するにヘルニアが脊髄神経を圧迫することで、痛みが起こります。

椎間板ヘルニアは、悪い姿勢での動作や作業、喫煙などにより起こりやすくなるので、思い当たる節がある方は気をつけましょう。他にも、まれに変形性腰椎症や腰部脊柱管狭窄症などが原因である場合もあります。

坐骨神経痛は治る?

坐骨神経痛は、お尻の辺りの筋肉や腱の間を通り抜けている坐骨神経が、さまざまな原因によって圧迫・刺激されることで表れるので、デスクワークの人は年齢にかかわらず、坐骨神経痛の人が多いそう。あまりに辛い症状が長く続くと、将来は寝たきりということにもなりかねません。

坐骨神経痛は病名ではなく症状なので、上記の病気の疑いをそれぞれ診断していき、原因の病気に関わらず、まずは症状を和らげる対症療法をしていくことが主体となります。

自己判断での治療や無理な運動は避け、正しい治療方法を早期に見つけることで、その痛みを軽減することができます。

坐骨神経痛の症状を改善したいという人は、フィジオセラピーを受けてみてはいかがでしょうか?

フィジオセラピー(理学療法)とは?

フィジオセラピーは日本語で「理学療法」と呼ばれるもの。さまざまな要因によって低下した身体・運動機能を根本的に改善・維持させていく身近な治療法です。

オーストラリアではちょっとした身体の不調を感じたり、健康を気にしたりしている場合にも利用されています。ワーホリのファーム帰りや飲食店の力仕事などで痛めたところ、オフィスワークの腰痛や肩こりや腰痛、スポーツでの軽いケガなど、慢性的な不調から突然の痛みまで、オーストラリアではジムのように気軽に通う人が多くいます。

フィジオセラピーは保険適用!

オーストラリアでは、フィジオセラピーには保険が適用されます。

ファーム仕事や肉体労働、パソコン仕事、勉強の姿勢による身体の負担などによる軽い肩こりや腰痛、手首、足腰の痛み偏頭痛なども、保険で解決することができるんです!

症状が深刻化して最悪入院が必要になると、国民健康保険制度のないオーストラリアでその医療費は保険を使っても莫大なものに。ちょっとした怪我や病気、身体の不調などでも、早期治療が重要です。

ワーホリで来ている方が加入している海外旅行保険(Overseas Travel Health Insuranece = OTHI)などの場合、シドニーにある「メトロフィジオセラピー」ではキャッシュレスサービスにも対応しています(要GPの紹介状)。

ローカルの各種保険をお持ちの方は、直接来院し、治療が可能です。

身体の痛みや不調にお悩みの方は、「メトロフィジオセラピー」まで気軽にお問い合わせください。

電話:0414 272 440
メール:info@metrophysiotherapy.com.au

シドニーのクリニック「メトロフィジオセラピー」

シドニーのタウンホール駅より徒歩2分にある「メトロフィジオセラピー」では、専門性の高い技術が必要とされる頭痛やアゴの不具合も治療の実績多数の日本人フィジオセラピスト、奥谷先生が、最も治療効果が高いと言われる手技・マニュアルセラピーと運動療法を中心に、一人ひとりに合った効果的な治療を提供しています。

奥谷先生は、学術的にも臨床的にも特に高い教育レベルを要求される「オーストラリア理学療法学会(APA)」認定の筋骨系スペシャリスト。一般人はもとより、プロスポーツ選手やパラリンピック選手の身体の治療、パフォーマンス向上なども手がけている、ベテランフィジオセラピストです。

JAMS.TVでは、過去にも「メトロフィジオセラピー」を直接取材し、奥谷先生と一緒に不調に悩む人々の相談に乗ってきました。カテゴリー別のお悩み解決方法は、以下の過去記事からチェック!

オーストラリア国内外から受診できる「デジタルヘルス」

デジタルヘルスは、通常の診察、診断、運動療法など、クリニックと同じサービスを自宅で受けることが可能で、来院して手技を受けない分、割安でコンサルテーションが受診できます。

遠隔コンサルテーションで待ち時間もなしに自宅でゆっくりと初診を受けたのち、症状の診断によっては触診や手技の施術のために来院する手順がおすすめ。時間も費用も節約しながら慢性的な体調不良や身体のコンディションを整えることができます。

フィジオセラピストの遠隔指示のもと、家族や恋人などその人の側にいるパートナーがフィジオセラピストの指示に従ってマッサージを施す「Physio with My Partner」も実施。手技のプロであるフィジオセラピストからマッサージのテクニックを習えば、今後また症状が出た場合でも、パートナーは覚えたテクニックを生かすことができます

「メトロフィジオセラピー」へのご相談・お問い合わせ

  • オーストラリア生活で身体のコンディションが整わない方
  • リモートワークや在宅による身体の痛みが辛い方
  • スポーツや力仕事などで身体をどこか痛めた方
  • 健康大国オーストラリアのフィジオセラピーで今ある健康を維持したい方
  • 自宅で習慣化できる自分に合ったストレッチなどを身につけたい方

その他、身体の痛みや不調にお悩みの方は、以下の電話番号またはメールにてお気軽にお問い合わせください。

電話:0414 272 440
メール:info@metrophysiotherapy.com.au

会社概要

担当:奥谷匡弘(ただひろ)
シドニー在住のフィジオセラピーの第一人者。学術的にも臨床的にも高い教育レベルを要求されている「オーストラリア理学療法学会(APA)」に認定された頭痛や腰痛など、筋骨格系のスペシャリスト。専門は顎関節。頭痛の治療技術も高く評価。
所在地:Suite 406a, Level 4, 250 Pitt Street, Sydney

電話:0414 272 440
メール:info@metrophysiotherapy.com.au
営業時間:予約制/日祝休
ウェブ:metrophysiotherapy.com.au

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