医療/保険

インフルエンザの流行間近!秋からの予防接種で冬も安心

オーストラリア国内で今年に入ってから、史上最多のインフルエンザ症例が報告されました。昨年の50%以上も増加しており、流行のピークが7月から8月にかけて早まる可能性が警告されています。

通常の冬期以外で過去最多のインフルエンザ症例が報告された背景には、検査を頻繁に受けたり、検査がより身近に受けられるようになった面もあるでしょう。それでも、過去数か月は北半球でも爆発的に流行しています。オーストラリア医療協会(AMA)会長によると、「インフルエンザは年中報告されるが、ワクチンを受けるのは4月以降が最適。今からかかりつけ医(GP)に予約して、タイムリーに接種を受けるべき」とのこと。

今年の流行期を前に、全国でワクチン700万本以上が準備されているので、早めにインフルエンザ予防接種を受けましょう。

今回は、オーストラリアでインフルエンザにかからないための対策について、シドニーにある日系の総合医療センター「ワールドシティ日本語医療・歯科センター」がご紹介します。

同院では、インフルエンザ、新型コロナウイルスワクチン接種、妊婦の方のRSワクチン接種など、各種ワクチン接種も受付中。オーストラリアでは「全国予防接種プログラム(National Immunisation Program)」にて、さまざまな予防接種を対象者が無料で受けることができます。

「体・歯・美のケア」ができ、長年シドニーの日本人の健康をサポートするためのGPをはじめ、女性医師による美容医療、審美歯科も提供中。シドニーでの身体の悩みは、日本語対応の総合医療センター「ワールドシティ歯科」へ。

目次

  1. オーストラリアでインフルエンザにかからないためには
  2. 「ワールドシティ日本語医療・歯科センター」2月キャンペーン
  3. 健康トラブルや体調不良は「ワールドシティ日本語総合医療・歯科センター」

オーストラリアでインフルエンザにかからないためには

インフルエンザには軽いものから重いものまでさまざまな症状があり、通常は突然発症します。高熱が出て悪寒を伴うケースや、しつこい咳などの呼吸器症状が出るケース、全身の筋肉痛や疲労感、脱力感や消耗感が強く出るケースもあります。インフルエンザが重症化すると、特に子ども、高齢者、基礎疾患を持つ人のような感染しやすいグループでは、肺炎などの合併症を引き起こす場合があるので注意が必要です。

風邪のように頭痛、喉の痛み、鼻水や鼻づまりも一般的で、風邪と混同されることもありますが、インフルエンザの症状はより強く、前兆のないまま突然に現れる傾向があります。

オーストラリア滞在中にインフルエンザにかかってしまうと、特にワーホリや語学留学などの短期滞在の方は、貴重な日数をベッドで療養して過ごす羽目になってしまいます。また、ホームステイやシェアハウス、バックパッカーホテルなどの慣れない環境では、実家や一人暮らしの時とは違って熱があっても周りの目があり自由に振る舞えず、ますます不安で辛く、体調不良を長引かせてしまうケースもあるでしょう。

インフルエンザにかからないためには、まずはオーストラリアでのインフルエンザの流行を知り、適切なタイミングで予防接種を受けることが大切です。

このインフルエンザには、A型とB型があります。

  • A型インフルエンザ
    より一般的で、ヒトはもちろん、アヒル、ニワトリ、ブタなど宿主の範囲が広いため、重症化しやすく大流行を引き起こす原因となっています。A型インフルエンザのウイルスは急速に変異してヒトの免疫システムが対応できない新型になる可能性があり、発熱や咳から肺炎のような極端な症例まで、より重篤な症状を引き起こすことが多いのが特徴です。
  • B型インフルエンザ
    主にヒトに感染し、通常はA型より軽いものの、特に子どもや特定の基礎疾患を持つ人にとっては重篤な合併症を引き起こす可能性があります。B型インフルエンザのウイルスは流行を引き起こす可能性はありますが、A型のように広範囲の流行を引き起こすことはありません。

このように、A型インフルエンザは急速に広がって重症化する可能性が高いのに対し、B型インフルエンザは特定の人々に重大な健康リスクをもたらす可能性があります。

オーストラリアのインフルエンザは、オーストラリアの冬の時期にあたる7月から8月にかけて流行のピークを迎えます。オーストラリアではA型もB型もよく見られます。

突然に高熱が出た場合は、最寄りのGPで診察を受けましょう。オーストラリアでは、インフルエンザに対処するために、処方薬と市販薬の両方が用意されていますが、インフルエンザの検査で陽性が出た場合、発症から48時間以内であればタミフルの処方ができるため、早期治療が可能になります。オーストラリアでは12歳以上からタミフルが適用されます。また、ハイリスクグループには、一般的に抗ウイルス処方薬が処方されます。

薬局で販売されている一般用医薬品(OTC)には、パラセタモール(パナドール)やイブプロフェンなどの鎮痛剤や解熱剤などがあります。ただし、薬を併用する場合や基礎疾患がある場合は、薬を服用する前に薬剤師やGPに尋ねて安全性を確認しておきましょう。オーストラリアの薬局には風邪薬の種類が多く、英語表記でわかりにくいため、自分に合う薬をGPに相談するのもいいでしょう。

辛いインフルエンザにかからないためには、毎日のこまめな手洗いうがいに加えて、予防接種を受けることが効果的です。日本でインフルエンザの予防接種を受けていても、最後に受けた日から6か月過ぎてしまうと効果がありません。オーストラリアでの冬のピークに備えて、再度オーストラリアでも予防接種を受けることをお勧めします。

オーストラリアでは、インフルエンザのワクチンは生後6か月以上の全国民に奨励されており、5歳未満の幼児、65歳以上の高齢者、妊婦、既存疾患や免疫障害を抱えるハイリスクとされる人などは、無料でワクチン接種が受けられます。また、QLD州とWA州では全員に無料で接種を提供しています。

オーストラリア滞在中の一日一日を無駄にしないためにも、インフルエンザなどの感染症には適切なタイミングでワクチン接種を受けておき、健康をキープしましょう!

「ワールドシティ日本語医療・歯科センター」へのご予約・お問い合わせ

シドニーシティ歯科本院
住所:Level 1 & 2 / 722 George Street, Sydney NSW 2000
電話: (02) 9281-0348(日本語ライン)または (02) 9281-6744(歯科直通/英語対応)
営業時間:月~金 9:00-18:00/ 土 9:00-16:00

イーストウッド歯科分院
住所:3/14 Ethel Street, Eastwood 2122
電話番号:(02) 9858-3000
営業時間:月~金 9:00-18:00/ 土 9:00-16:00

ケンプシー歯科分院
住所:37 North Parade, Campsie 2194
電話番号:(02) 9136-4777
営業時間:月~金 9:00-18:00/ 土 9:00-16:00

予約時に申し出ることで、診察や施術の当日に日本語通訳を付けることもできます。

【日本語対応あり】GPが各種予防接種を担当


左:ジェシカ医師、右:ナームン医師

日本語通訳勤務のいる「ワールドシティ日本語医療・歯科センター」には、女性医師が常勤しています。GPは全診療科目を診察してくれる町のお医者さん。

新型コロナウイルス、インフルエンザ、帯状疱疹、百日咳などの各種予防接種を担当してくれる他、薬の処方や治療、血液検査、乳がんの診察などをしてくれるので、何らかの症状があれば、まずはGPへ。GPのいるクリニックでは毎年、各種予防接種や健康診断も実施されています。

週6日、学校や仕事帰りや土曜日にも通える親切な営業時間で、GPの他、歯科、血液検査ができる検査施設も併設しています。短期滞在や年単位の長期滞在でも、海外旅行保険をお持ちの方にはキャッシュレスの診察サービス、メディケアをお持ちの方にはバルクビリングによる自己負担なしの診察サービスを提供しています。海外留学生保険(OSHC)をお持ちの方は、治療内容に応じて後日保険会社に申請することで保険カバーが受けられます。

日頃の定期検診、身体の不調、事故や怪我の際でも不安に思わず、健康を第一に受診しましょう。

中でもGP(一般開業医)のジェシカ医師は、海外渡航者の治療経験が豊富で、感染症、婦人科、産前産後ケア、小児科、皮膚科と幅広い分野に精通し、ニキビやアトピーなどの皮膚の症状、女性のヘルスケアもお任せ。

同じくGPで週2日(火・金)の診察を担当するナームン医師は、婦人科と精神科が専門。軽手術を得意とし、嚢胞切除やいぼの切除など、さまざまな肌トラブルの治療もお手のもの。

「体重が増えてしまったけど人に言いにくい」という方も、プライバシーを守りながら適切なアドバイスや、場合によっては治療に導いてくれるGPに相談を。他にも、「オーストラリアに来てからできてしまった吹き出物をどうにかしたい」という方や「マスクの肌荒れが治らない」というお悩みなど、普段のシドニー生活で困っていることがあればサポートしてくれますよ!

また、同院には日本語対応の受付や通訳が在籍し、日本語専用ラインから簡単に予約することができたり、GPの診察の際にも日本人通訳が同席してもらえたりと、英語に苦手意識のある方でも安心

さらに、ジェシカ医師は美容医療も専門。アメリカ美容医学会の臨床インストラクター(ドクターに指導する立場)も務めるレベルの腕前で、皮膚科の技術とあわせて肌の不調やトラブルの原因を解明してくれます。

※当日に日本語通訳が必要な方は必ず予約時にお伝えください。

「ワールドシティ日本語医療・歯科センター」4月キャンペーン

【GP(一般医療)】
各種予防接種 予約受付中

【歯科】
・歯科検診&クリーニング(レントゲン込み)200ドル

・歯科検診&クリーニング+ホワイトニング 799ドル
・歯科検診&クリーニングのみ 180ドル
※ご予約の際に必ず「ジャムズを見た」とお伝えください。

【美容医療】
・初回診察&見積り 無料
・エラボトックス注入 15%オフ

シドニーにある「ワールドシティ日本語総合医療・歯科センター」では、今月も歯科・美容医療・GP全てでキャンペーンを実施中!

オーストラリアでも半年に一度推奨されている歯科検診。オーストラリアでは「チェックアップ」と呼ばれ、予防歯科として多くの人々が歯科クリニックに通います。その同院のフル歯科検診&クリーニングが、今月は200ドル! さらに、歯を白くするホワイトニングをプラスして799ドル!

口内の汚れを全部落とすことで歯の黄ばみを改善し、清潔な状態の歯にホワイトニングをすることで白く美しい歯を長持ちさせるお得なパッケージです♪

気軽にチェックアップだけ受けたい場合は、歯科検診とクリーニングのみのパッケージが180ドル。口内の健康維持に嬉しいリーズナブルな価格です。

予約時に申し出ることで、診察や施術の当日に日本語通訳を付けることもできます。

オーストラリアに来てから肌の調子が気になる方や肌トラブルの多い方は、皮膚科を専門の一つとする2人の女医にまずは相談を。初回の診察と見積もりは無料! ヒアルロン酸やボトックス注入のほか、しっかりとした美容医療を受けることができます。

今月はエラの張りを抑えて小顔効果を期待できるボトックス注入が15%オフ! 他のお肌のお悩みも、美容&医療のプロにお気軽にご相談を!

そして、新型コロナウイルス、百日咳、帯状疱疹など各種予防接種も受付中。予防接種の大きなメリットは、病気の重症化リスクを軽減できること。予防接種にはさまざまありますが、どの予防接種を受けたことがあるのかわからない方も、まずはGPに相談してみましょう。

健康なオーストラリア生活を続けていくために、身体のメンテナンスの一つは欠かせません。2024年を健やかな心身で迎えるために、日本と異なる医療システムに戸惑われる方も、気軽に「ワールドシティ日本語総合医療・歯科センター」へ相談を。日本語対応で丁寧に説明してもらえますよ!

シドニーシティ歯科本院
住所:Level 1 & 2 / 722 George Street, Sydney NSW 2000
電話: (02) 9281-0348(日本語ライン)または (02) 9281-6744(歯科直通/英語対応)
営業時間:月~金 9:00-18:00/ 土 9:00-16:00

イーストウッド歯科分院
住所:3/14 Ethel Street, Eastwood 2122
電話番号:(02) 9858-3000
営業時間:月~金 9:00-18:00/ 土 9:00-16:00

ケンプシー歯科分院
住所:37 North Parade, Campsie 2194
電話番号:(02) 9136-4777
営業時間:月~金 9:00-18:00/ 土 9:00-16:00

歯科でも一般でも予約時に申し出ることで、診察や施術の当日に日本語通訳を付けることもできます。

健康トラブルや体調不良は「ワールドシティ日本語総合医療・歯科センター」

シドニーシティの「ワールドシティ日本語医療・歯科センター」は、一般開業医GPやパソロジー検査所、美容医療も院内に備え、一般・矯正歯科も専門にする日系総合医療センター。

1階の医療フロアと2階の歯科フロアがあり、GPでは婦人科系やピルの処方など、あらゆる女性の悩みを安心して相談できます。

定期的な検診や割引キャンペーンを利用した治療で、オーストラリア生活の健康維持を促進。トラブルはもちろん、健康のためのメンテナンスまで、まずは「ワールドシティ日本語医療・歯科センター」にお問い合わせ・ご予約を!

日本人歯科医のハナコ先生をご紹介!

「ワールドシティ日本語医療・歯科センター」に非常勤医師として在籍している、オーストラリア・日本両国の歯科医師免許を持つ末永華子歯科医。

2018年にAustralian Dental Councilを経てオーストラリアの歯科医の資格を取得、シドニー大学講師(兼東北大学非常勤准教)としてシドニー大学歯学部で教鞭をとりながら、同院に勤めています。

ハナコ先生の「ワールドシティ日本語医療・歯科センター」一般歯科での担当日は、毎週火曜日被せもの(クラウン・ブリッジ)、入れ歯、顎関節症を得意としている他、がん治療や手術を控えている患者に対する口腔ケアも専門です。

また、日本語による歯科診療はもちろんのこと、日本にある歯科クリニックとのやり取りも可能なため、日本のかかりつけ歯科クリニックからの引き継ぎや治療内容に関することなど、日本語で気軽に相談することができます

「日本で歯科医としての経験があり、オーストラリアで歯科医として働くことに興味がある」という方も、ハナコ先生に気軽にご相談を。歯科の治療だけでなく、訪れる人々に寄り添い手助けしてくれるのも、患者さんから評判の理由の一つです。緊張をほぐす会話や日本語で歯のお悩み相談に親身に乗ってくれるので、歯に関するお悩みは小さなことでも質問してみましょう!

ハナコ先生の経歴や専門はこちら

ベテラン歯科医が長年在籍する一般歯科・歯列矯正

シドニーシティにある「ワールドシティー日本語医療・歯科センター」には、技術力に定評を持ちながら日本語を話せる歯科医が在籍。さまざまな複雑ケースに対応してきた実績と、常に最新機器を導入してアップデートし続ける歯科技術のほか、インプラント治療や歯列矯正といった高額治療には分割払いも適用されるなど、普段から良心的な価格が、シドニー住まいの日本人にも好評です。

シドニー中心部のチャイナタウン近くにある同院は、立地上、さまざまな事情でシドニーに滞在されている日本人の患者さまが来院。そこで、治療のメリット・デメリットをしっかりと説明し、ベテラン歯科医たちが技術と経験から導き出す選択肢を提案していきます。

また、同院では手術用顕微鏡(歯科用マイクロスコープ)をはじめとした最先端の歯科用医療機器を導入することで、より精密な神経の治療を提供。根管治療や抜歯、虫歯治療、歯周病治療など、多岐に渡る歯科治療に最新技術を安全に用いています。

日本語堪能!確かな技術のクリス歯科医

丁寧な物腰や流暢な日本語を話すことから、日本人にとても人気のあるクリス歯科医。クイーンズランド大学歯学部卒で、日本留学経験もあるクリス歯科医の日本語の流暢さは、もはやネイティブレベル。歯科治療についての説明も、最初から最後まで日本語で丁寧にしてもらえるので、クリス歯科医の診療では日本語通訳はほとんど必要ありません。

もちろん、マシュー歯科医院長直伝の技量ですから、安心して身を任せられます。クリス歯科医の得意分野は根幹治療。治療中は緊張している患者さまも少なくないため、クリス歯科医の方からフレンドリーに接することで、緊張をほぐすようにしているのだとか。安堵からか治療中に眠ってしまう患者さまもしばしば。歯の痛みが不安な方にもクリス歯科医はぴったり。

現在はよりスキルアップを目指して高度な病例にも対応できる技術を習得中で、歯周治療学やインプラント手術など、さまざまな分野の講習も学んでいるそう。一人一人に合った治療法を追求し、その病状の差はもちろん、歯科医院への苦手意識や不安がある方にも優しい治療を心掛けている先生です。

【日本語対応】お問い合わせ・ご予約

ワールドシティ日本語医療・歯科センター

ウェブ:www.worldcitimedical.com.au/jp
Facebook:www.facebook.com/worldcitimedicaldental
Instagram:www.instagram.com/worldciti_medical.dental

  1. 各院ともに相談から予約、診療、アフターケアまで日本語対応
  2. 各院が同等の最新治療設備を完備し、治療方針の確認・共有、最新情報と高技術の精度をキープ
  3. 各院ともに夕方5時過ぎの予約可能、土曜日診療のため、空いた時間に通える
  4. 各院が良心的な治療費設定メディケア小児歯科プログラム内では自己負担なし
  5. 本院は小児科・婦人科・皮膚科系に強いGP、インフルエンザ予防接種もお任せ
  6. 本院は美容医療と矯正治療のコラボで両効果をアップできる
  7. 本院GP医療では、海外旅行保険はキャッシュレスサービス、メディケア(国民健康保険)はバルクビリングで自己負担ゼロ

住所:Level 1 & 2 / 722 George Street, Sydney NSW 2000
電話: (02) 9281-0348(日本語ライン)または (02) 9281-6744(歯科)
営業時間:月~金 9:00-18:00/ 土 9:00-16:00

この記事をシェアする

JAMS.TVからのお知らせ

Pick Up

PickUp-bottom-01

メンバー一同こころよりお問い合わせ・ご相談をお待ちしております。

JAMS.TVへのご相談はこちらから

この投稿者の記事一覧

その他の記事はこちら