その人は、しょっちゅう感謝を口に出す人でした。
私は感謝申し上げている、と。
美しい、美しいことばだと思いました。
それから私も真似して、機会をとらえては、
できるだけ感謝を口にするようにしました。
ポイントは、本当にそう感じたときに、それを表現することです。
これは感謝以外のどんなことを言うばあにでも、言えることです。
思ってもいないのに何かの目的でそう言っても、
大体本当らしく聞こえませんし、裏があるのは見え見えです。
私が本当に感じたことを、悪意ではなく、相手に伝えようとした
ことばは、大体伝わりますし、それ自体その人にとって、
また関係にとって大きな意味を持つことが多いです。
本当に感じたことを、またそれを伝えることが
相手のために、また関係のために役立つかもしれないと
思うときに、その感じたことを伝えてみましょう。
この動画は、2023年11月18日付「THE TIMES」(デイビッド・ウォルシュ著)に掲載された、脳震盪によるCTE(慢性外傷性脳症)に…