何だか切れ方が嫌な感じになる人っていますね。
家族ではないのだから、バウンダリーがあるのは
当然だし、家に帰ったり、ケースが終了したりするのは
いいのですが・・・。
その時に、それでも暖かい感じでつながっていられるかどうか。
別にべったりするわけではないのだけれど、
またコンタクトする機会があったら、
あたたかい感じで思い出せる感じで残っているかどうか。
そうつながれるようになるということが、
この方の課題なのかな、
切れる時にはとても冷たい感じで切れてしまう、
なんだかばっさり、
あるいはしまいっぺをするという
(表現がちょっと下品ですみませんが・・・)
そこにその方の今までの体験の絶望感とか
人に対する最終的な不信感が
象徴的に表れているような気がするときもあります。
切れるっていうのは嫌なこと。
相手からめちゃめちゃに攻撃されること・・・。
そういう確信がどこか自分の中にあるのかも・・・?
これで終わりにしたい、と率直に言えるとき。
よかった所や今一だったところが率直に言えて、
でも自分にとってどこに意義があったのかということは言えて
感謝を伝えられるとき。
また何かあったら連絡します、とかげりなく言えるとき。
そういう人間関係を持てるように
進んでいければ・・・。
またそうではなかった人は、ひろっていきたい。
別にこれでしばらくおしまいでも、いいんだよ、
関わりのあった人として、私の中にいつも入っています
と伝えていきたい。
別に普通にあったかくバイバイでいいんだよ、って。
またそれができることがあったら・・・。
シドニーこころの相談室 (サイコロジスト やのしおり)
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