体の筋肉の緊張をほぐすリラクゼーション。
つい不安や落ち込みが高いと、
私たちの体は力が入って緊張しているものです。
それを意識的にほぐすリラクゼーションのスキルは、
とても役に立ちます。
私もクライエントの方とごいっしょにリラクゼーションの
練習をしてみることが多々あります。
その中でも、自律訓練法は、日本独特の
リラクゼーションです。
「右腕が重くなる」
「右腕が温かくなる」
と心の中で唱えて、
体がそのように反応していくか
感じていきます。
本当になるんですよ!
自分が体の症状の被害者になっているばかりでなく、
コントロールできる部分もあることを実感するのは
意味があることだと思います。
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自律訓練法(autogenic training)
ドイツの精神科医であるシュルツが催眠の研究から編み出した自己暗示を用いた
リラックス法であり、系統的脱感作法などの行動療法の一部として用いられるこ
とが多い。
安静感と四肢重温感を中心とした標準練習と、応用練習としての黙想
練習などから構成されている。
標準練習は、
1.背景公式:安静練習、
2.第一公式:四肢重感練習、
3.第二公式:四肢温感練習、
4.第三公式:心臓調整練習、
5.第四公式:呼吸調整練習、
6.第五公式:腹部温感練習、
7.第六公式:額部涼感練習、
という構成になっている。
シドニーこころの相談室 (サイコロジスト やのしおり)
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