http://www.youtube.com/watch?v=f8nkXntkZfU
↑宜しければ、音楽を聴きながらお読みください。
こんにちは、こころの相談室で総務をやらせてもらっているキャルです。Sydneyはどんどん寒くなっていますが、みなさんお変わりないでしょうか?ほんとに、暖かい紅茶が美味しい今日この頃です。
さて、今回は「人生時計(Life Clock)」について書こうと思います。
退屈な時間は、時計だけをじーっと眺めていると、「なんて針の進むのが遅いんだろう!」と感じた経験をお持ちの方も多いと思います。
反対に、「中学校や高校の時は、あんなに一日が長かったのに。。。今は秒針を見ていると焦る!」そんな方もおられるかもしれません。
時の流れはその人の感じ方次第。
それをまさに表現したのが、今回ご紹介する「人生時計」です。
この商品は通常の時計の61320倍遅く進む時計らしいですが、分と時間の変わりに、日と年で針が動きます。
平均85歳として、84歳で針が一周するようデザインされています。
私はこれと出会った時、「2人のデュフィ」の話を思い出しました。
名前など間違って覚えているかもしれないのですが。。。
コップに入った半分のウィスキー。
それを見て、感想が全く真逆の2人の画家。
○○○デュフィと、□□□デュフィ。
1人のデュフィは、「なんという事だ!もう、半分しか残っていないのか。悲しい…」
1人のデュフィは、「おやおや、ずいぶん減ったと思っていたのに、まだ半分も残っていたのか。嬉しい…」
お察しの通り、1人のデュフィの作風は沈鬱で重たく、もう1人のデュフィの作風は明るく、人生を謳歌する人々の幸福な姿ばかりを描いたものだったそうです。
――物事には明と暗の両面があり、どちらに注目するかは、その人の性格や趣味や健康状態、さらには、美学や人生観といったものが、無意識に働いて影響を与えている。
といった教訓が込められていた話だと、読んでいる時に感じたよう思います。
私は明、暗、どちらの部分も大事だと感じます。「良い」や「悪い」という単純なものさしでは計ることのできない、どちらかがあるからどちらかがある。そういうものなのだと思います。あとは、自分の感じ方や考え方しだい!
42歳で12:00、63歳で21:00。人生、まだまだ。
同じ名前の画家でもこれだけ生きる価値観が違ったのですが、自分は明るく、楽しく、自分らしく生きたい!
それぞれの「時間」で、それぞれの楽しみ方や、新しい何かと出会いたいと感じる、今日この頃です。
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