医療/保険

◆◆ 雨とAustralia ◆◆

こころの相談室で総務を担当しているキャルです。

寒の戻りでしょうか?どんどん春に近づいているように感じます。

さて、今回は「雨」についてお送りしようと思います。

よろしければ、音楽を聞きながらお読みください。

http://www.youtube.com/watch?v=zxP6VqsVkzc&feature=related

 

 

皆さんは「雨」と聞いてどんな場面を想像されるんでしょうか?

 

  
 
もしかしたら一番ポピュラーなのは、こういう「水たまりに落ちる雨」かもしれません。
日本人は特に、雨の日はうつむき加減で歩いている人が多いよう感じるので。
 
ちょっとオシャレな方は、窓に流れる水滴を思い浮かべられるかもしれません。
紅茶とスコーン、お気に入りの本、落ち着いた音楽が流れているCafeなら、私は何時間も雨宿りできる自信があります。
 
何かに滴る水滴。これも日本ではよくある視点です。
近くのものに目を向けて、風景を把握しようとするのは、雨の日には多いのかも。
 
  
 
勿論、日本の「海外ドラマ」に出てくるような1シーンも挙げる事ができるかもしれません。
世界中で一番大気がきれいなAustralia。確かに濡れてもあんまり苦ではありません。
 
それか、古都にお住まいの方ならこんな景色を思い浮かべられるのかもしれません。
私も修学旅行で行きましたが、落ち着いた都市に降る雨の風景。これは「雨」と言うよりも「雨のある風景」を思い浮かべているのかもしれません。
 
雨でにじむテールランプ。私も日本での家路で、よく疲れたまなざしで眺めていました。
日常の一場面と雨。ある程度年を取ると、イメージと言うよりも人生の一場面を思い起こされるかもしれません。
 
または、カタツムリと紫陽花(あじさい)、カエルと、子供の雨合羽。
母さんが蛇の目傘でお迎えしてもらう風景も、まさにそうかもしれません。
 

 

どれも、確かに「雨」です。

ただ、どの雨にも共通していることがあるよう思います。

 

霧雨(きりさめ)、俄雨(にわかあめ)、五月雨(さみだれ)、時雨(しぐれ)、薬降る、驟雨(しゅうう)、翠雨(すいう)、小糠雨(こぬかあめ)、甘雨(かんう)、卯の花臭し、夕立……

雨の名前は沢山日本にはありますが、雨の形については言っていないような気がします。

 

私は盆地地帯に住んでいたので特にそうなのかもしれませんが…

日本の雨と言えば、糸を引く雨。という印象を持っていました。

それが昨日。

降ってくる雨がライトに照らされ、それを眺めていると、雨粒の一粒一粒が落ちてくる。

そんな雨でした。

見上げてみると、雨粒が光りを反射して、時折糸を引くので、まるで流れる無数の星のように見えたのです。

 

「粒が落ちてくる雨」

――私にはとても新鮮に感じ、まだまだAustraliaで見つけていないものがあるなぁ、としみじみ思いふけっていました。

 

 

1度寒さが戻ってからやってくるAustraliaの春。

皆さん、くれぐれも体調にはお気を付け下さい。

 

 

St. James Trust Building, Suite 219, Level 2, 185 Elizabeth Steet, Sydney 2000

TEL:0416-006-835

MAIL:sydney@cocoroclinic.com

MAP:http://goo.gl/maps/cdyzM

FACEBOOK: http://www.facebook.com/SydneyCocoroClinic

 

この記事をシェアする

この投稿者の記事一覧

概要・お問い合わせ

関連記事

その他の記事はこちら