こころの相談室で総務を担当しているキャルです。
季語で言えば、少し早いですが「花筏」…でしょうか?
散るからこそ美しいのか、桜にはやはり日本人の心をくすぐる何かがあるような気がします。
今回は下記にお届けする内容と何の関係もないですが…
もしよろしければ、こちらを聞きながらお読みください。
一度は誰もが考えるのではないでしょうか?
自分らしさ、自分にしかない能力や素質…。
マスコミや転職業界では「本当の自分」などと表現されていますが、これ。
一度追い求めた事がある身だけに、危うく感じます。
恋愛に例えれば、分かり易く思います。
「あなたは代わりのいない、かけがえの無い存在」
「あなたがいないと生きていけない」
…これ、最初から言う人がいると、
ちょっと不安に感じて忠告しませんか?
またこれは、「本当の自分」に似ているような気がします。
かけがえのない「自分らしさ」や、これがないと生きていけないと思える程の「本当の自分」。
そんなもの、最初からあるのかなぁ?というのが、今の私の正直な感想です。
金婚式で同じことを言えれば素晴らしいですが、最初からそれを求めるのは、
私は「ちょっと違うんじゃないかなぁ?」と感じます。
誰にでも出来る事。
下働きやルーティンワーク。
読書や、いつもの休日。
友達とのやりとり。
新しい人との出会い。
ケンカした後の仲直り。
ーー日常。
そんな事を、何度も何度も嫌になるほど繰り返し、「自分にしか出来ない事」は見えてくるからです。
最後はやっぱり、
本人が本人をどんな風に見て、
何に関わり、
どういう風に選択するか、
にかかっていると思いますが…。
自分のできる事。
自分のやりたい事。
自分のやるべき(やらなければならない)事。
この3つの中で、バランス良く生きていけたら良いかな、と思う今日この頃です。
その先に「自分にしか出来ない事」が見えれば、こんな嬉しいことはありません。
どうか僕を幸福にしようとしないで下さい。それは僕に任せて下さい。
アンドレ・レニエ「半ばの真実」より
キャル
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