physio
医療/保険

白状します。フィジオでも腰痛になります。

こんばんは。

タイトルは、フィジオの私としてはかなり恥ずかしい告白です。

実際に同僚のフィジオでも腰痛になる人がかなりいます。もちろん、かがむ際は腰ではなくヒザを使う、適度な運動を行なう、姿勢は常に気をつけるなど、フィジオとして患者さまにアドバイスしていることはほとんど実行しています。ですが、治療中はどうしても前傾姿勢になりますし、それが一日中続くので、腰が痛くなる日もあります。

もし、その次の日に、妻とドライブの予定があろうものなら悲惨です。長時間座って運転するのもしんどいのに、痛みのために無口になれば、妻の機嫌を損ねるのは必至です。

そんなときは!!その日の痛みはその日のうちに取り除きましょう!

私のように長時間の前傾姿勢により引き起される腰痛の場合、腰椎の椎間板に荷重がかかりすぎていることが原因なので、その荷重を取り除きます。

まずは、うつ伏せに寝て、両腕を胸の横におき、腕立て伏せを行なうように、上半身を反らせます。この際、腰から下はきちんと床に着けておきます。その姿勢をしばらくキープして、腰にもやもやした痛みが無くなるまで何度か繰り返します。

そしてドライブ当日。

運転席にはランバーロールという、腰用の正しい姿勢をキープするクッションを装着し(なければタオルを丸めて代用できます)、こまめに休憩をとり、車から降りて背中を伸ばしてやればその日は楽しく過ごせると思われます。

 

と、このように、すぐに治療を受けれない場合は、痛みとそれなりにつき合うことは可能です。

そして、できる限り早い段階で、痛みの発生から数日以内に、同僚フィジオに治療してもらいます。

 

たかが腰痛、と我慢してしまうと、痛みのある箇所の炎症が慢性化してしまい、完治に長い期間がかかり、治療回数も増えてしまいます。オーストラリアでは、治療には痛みを我慢した期間の2倍から3倍の期間がかかると言われています。

ですので、痛みを感じたらすぐに治療を開始することは、痛みをが我慢しなければいけない時間と、治療にかかる費用の両方を節約することになります。

爪が伸びたら切るように、痛みを覚えたら早期に治療することでQuolity of Life を維持できるのではないでしょうか。

 

Metro Physiotherapy

メトロフィジオセラピー

奥谷

Tad Okutani

 

 

 

->全文はこちら

この記事をシェアする

この投稿者の記事一覧

概要・お問い合わせ

関連記事

その他の記事はこちら