カップル・家族カウンセリングをいたします。保険カバーでは直接的にはカップル・家族カウンセリングをカバーしません。しかし家族メンバーおひとりの心理的な問題がありGPで紹介状が出ていれば、その問題に寄与する対人関係療法的なアプローチで保険の枠内でのカップルや家族にお会いすることが可能な場合がありますので、どうぞお問い合わせください。
カップル・家族カウンセリングでは、コミュニケーションのあり方にクセや偏りがあり、ワンパターンになりがちなコミュニケーションを、より風通しがよくお互いの気持ちが伝わって共有できる、Win – Win、あるいは、交流分析で言う”I am OK, You are OK”のコミュニケーションになるように調整することが多いです。
また新たに、問題がおきがちな場面での「共有のルール」を作ることがあります。また問題が起きたときの、お互いの対応の仕方や動き方を決めたりします。
家族メンバーの中に症状をお持ちの方がいるときには、その方をIdentified Patientとして家族全体の関係やコミュニーションを調整するときがあります。また家族のコミュニケーションなどの要因がそれほど大きくないと思われるケースには、他の家族メンバーを「ケアラー」carerとして見て、ケアラーをサポートしたり心理教育を行うこともあります。
また異性愛カップルのみならず、同性愛カップルのカウンセリングも数多く行っています。同性愛の方の場合、子どもを含めた社会的拘束感の強い家族にはならず、自立した大人二人の気持ちだけに基づく関係であり、お互いの自由や、カップル外でのカジュアルな性行動をも許容しようとすることも多く、異性愛カップルとはまたちがった難しい側面がありがちであるように思っています。当相談室のサイコロジストは、多様性が共存する社会のあり方に強い関心とモチベーションがあり、LGBTの方にも深い理解を持っています。
カップル・家族カウンセリングの理論的バックグラウンドについては、さまざまな療法を応用しますが、主にシステム理論を学んでいます。
ご質問があればどうぞ、どんなことでもこころの相談室、0416-006-835, sydney@cocoroclinic.com までお気軽にお尋ねください。PRページの送信フォームもご活用くださいね。