法律の専門家に歓迎されなかったグーグルグラス。今、競走馬の調教に使われている模様。
2013年に眼鏡型ウェアラブル端末 グーグルグラス が発売されると(プロトタイプのお値段US$1,500)、革新的ガジェットして注目を浴び、幅広い社会変革や新たなファッション・トレンドまで生み出すのでは?との期待が高まりました。
しかし蓋を開けてみると、著作権侵害やプライバシー侵害など、開発段階では予期していなかったグーグルグラス問題が発生しました。映画館は上映中の着用禁止を、ラスベガスのカジノは着用者の入場を禁止しました。他の例では、サンディエゴのハイウェイ・パトロールが、運転中にグーグルグラスを着用していたドライバーを不注意運転で罰したこともありました。
多くの人が、グーグルグラスはもう終わってしまったと思っているでしょう。しかし、競走馬の日本人調教師にとっては違うようです。優秀技術調教師にもなっている堀宣行氏も、改良型グーグルグラスを活用している日本人調教師のうちの一人で、トレーニング中にグーグルグラスを使って厩舎の競走馬たちのパフォーマンスをモニタリングしています。先月、香港で行われたトレーニングでは、馬の腹囲バンドに取り付けられた心拍数モニターのデータが、騎手が着用しているグーグルグラスに映し出されていました。それによって、騎手はリアルタイムで馬の状態を知ることができ、調教師に指示されたトレーニングの管理がより確実に行えるのだそうです。
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