【シドニー16日AAP】 16日付の新聞報道によると、ここ最近のオーストラリアへの亡命者急増で不法滞在者拘置所が満室状態となっていることから、移民局では不法滞在や不法入国に関するビザチェックを緩和するよう指示が出された。対象になるとみられるのは、不法滞在の売春婦や農場作業員など。また空港でも、不法入国者の拘留は強い必要性のある場合のみとされているという。
船で違法にオーストラリアにたどり着いた亡命者が通常送られるのはオーストラリア北西部のクリスマス島だが、ここの拘置所も最近は満室状態にあり、入所できない人らが本土に送還されている。