一般

暗黒街の殺人者、刑務所で死亡

【メルボルン19日AAP】   19日午後12時50分ごろ、暗黒街の殺人者カール・ウィリアムズ服役囚(39)が高セキュリティーの刑務所で暴行を受け死亡した。警察によると、ウィルアムズ服役囚は別の服役囚と口論になり、頭部を殴打され重傷を負ったという。その後、心肺停止状態となり、死亡した。

ウィリアムズ服役囚は2007年、対立関係にあるギャングのメンバー3人の殺害を命じた罪とマリオ・コンデロ弁護士殺害計画を企てた罪で有罪判決を受け、バーウォンにある刑務所で35年の刑に服していた。

事件当日の午前9時ごろ、弁護人のスターリー氏は、VIC州警察がウィリアムズ服役囚の娘を有名私立学校へ入学させるために8000ドルを支払ったことが報じられたことについてウィリアムズ服役囚と話をしたという。スターリー氏は「この件が報道されたことで、彼の娘の安全が脅かされる。彼は自分のことではなく、娘のことを心配していた」と語った。

ウィリアムズ服役囚は個室の独房に収容されていたため、ほかの服役囚と接触するのは運動をするときのみだった。服役囚らは厳しい監督のもとで運動を行っていた。

 

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら