【シドニー20日AAP】 17日に行方が分からなくなっていた女性(47)が2日後の19日、NSW州北西部にある地下18メートルの鉱坑から救出された。現在、この鉱坑は使用されていない。
女性の友人らが警察に捜索願を出した後、ライトニング・リッジにある女性宅で捜索が行われたが、女性の発見には至らなかった。その後、地方警察、州緊急サービス(SES)とボランティアによって自宅周辺の捜索が始まり、19日午後に鉱坑の底で女性を発見した。同日午後6時15分ごろ、女性は鉱坑から無事引き上げられたが、無数の切り傷を負っているほか、脊髄と内臓を損傷している可能性がある。
女性はライトニング・リッジ病院に搬送され、その後シドニー病院へ移送された。命に別状はなく、警察は今回の件に事件性はないとみている。