【パース27日AAP】 不倫問題が明るみになったバスウェルWA州財相の進退について、27日、同州のバーネット首相は、バスウェル氏に財相の座から退くことを要請し、同氏もこれに応じたと発表した。
25日、労働党のカールス議員は、バスウェル氏と不倫関係にあったことを公表。同氏もこの事実を認めた。さらに、バスウェル氏がカールス議員とのデートに際し、大臣専用車両を使用していたことも明らかにされた。
バーネットWA州首相は、不倫問題は2人で解決すべきこととしながらも、公用車を使用したことについては言語道断とし、バスウェル氏に対し辞任を求めたと述べた。
今後、バーネット首相が財務相を兼務し、来月20日の予算案発表などの業務を行う予定。その期限については未定としている。